第0回 オリエンテーション
ゼミの進め方や最終発表会について簡単に確認したうえで、アイスブレークを行う。また、第1回以降への準備を始める。
第1、2回 大学論
講師:苅谷剛彦氏 (オックスフォード大学社会学科及び現代日本研究所教授)
これからの「大学」はどうあるべきか。大学という場が希薄化する中でいかに大学と付き合っていくべきかを模索する。
第3回、第4回 特権と社会的マイノリティ
講師:出口真紀子氏 (上智大学 外国語学部英語学科 教授)
差別とは、悪意ある個人だけがするわけではない。それは社会構造に埋め込まれた不公正であり、特権に無自覚な「いいひと」たちによって、引き起こされ継続する。ーー特権の心理学の第一人者と共に、自身のマジョリティ性/マイノリティ性を見つめ直す。
第5回、第6回 動物倫理
講師:田上孝一氏(立正大学人文科学研究所研究員)
私たちは動物とどのような関係を結んでいけばいいのか。ヴィーガニズムの普及や食糧難、代替技術の発展が進む中、マルクス研究者の田上氏をお招きして動物倫理学を学ぶ。
第7回、第8回 ポスト資本主義
講師:中野佳裕氏 (立教大学 21世紀社会デザイン研究科 特任准教授)
経済哲学者セルジュ・ラトゥーシュによる名著『脱成長』の翻訳者である中野佳裕氏をお招きし、「脱成長社会」「共」の概念から現代の資本主義システムを見つめ直す。
第9回、第10回 公共訴訟
講師:谷口太規氏(弁護士法人東京パブリック法律事務所代表 NPO法人CALL4代表理事)
「閉塞感を打破し、自分と社会を接続し直す」をテーマに、潜在的な問題を社会問題化する手法を考える。
第11回、第12回 脳科学と人工知能
講師:紺野大地(東京大学医学部附属病院 老年病科 医師 大学院薬学系研究科薬品作用学教室 研究員)
「最先端の分野の融合」をテーマに、現代のテクノロジーの発展の一分野を取り出しその社会的影響を考える。
第13回 最終発表会
受講生一人一人がこれまでの学びを振り返り、発表を行う。
これまでの活動
2021年度Aセメスター・2022年度Sセメスターの様子は、以下のリンクから!
2021 Aセメスター(前編):https://note.com/ut_base/n/nea1164eb8bdd
2021 Aセメスター(後編):https://note.com/ut_base/n/n96756c448372
2022 Sセメスター(前編):https://note.com/ut_base/n/n421945b13897
2022 Sセメスター(後編):https://note.com/ut_base/n/nf244e8dfa011