サステイナビリティ
SDGs
省エネルギー
2023.4.18
温室効果ガス排出削減による低炭素キャンパスづくりに、学生の視点で取り組んでいる団体。
執行代 | 学年関係なく、2年目以上の学生が執行代を務める |
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人数 | 20名程度 |
参加学年 | 学部生+院生 |
選考情報 | なし |
年会費 | なし |
活動頻度 | 月1回程度、オンラインでミーティングを行う |
公式サイト | |
公式メアド |
ut.sustainability.tscp[a]gmail.com
([a]を@にしてメールを送信してください) |
東京大学では、TSCP室(現:施設部施設企画課TSCPチーム)が2008年に設立され、TSCP(東京大学サステイナブルキャンパスプロジェクト)、つまり温室効果ガス排出削減による低炭素キャンパスづくりに向けた様々な施策に取り組んできた。しかし、真のサステイナブルキャンパスの達成のためには、キャンパスの最大の利用者である学生の参画が必要という考え方に至り、2015年7月に、TSCP学生委員会(UTokyo Sustainability)がTSCPチームの下に設立された。以降、「学生の視点」を取り入れてTSCPを推進するべく、TSCPチームと連携しながらサスティナブルキャンパス活動をしている。
TSCP学生委員会では、「東京大学をサステイナブルなキャンパスにする」というビジョンを実現するために主に以下の3つの活動をしている。
活動①:省エネの推進
サステイナブルなキャンパスを実現するうえで、大学内の消費エネルギーを削減し、二酸化炭素の排出量を削減することが重要である。そこで私たちは、大学の研究・教育活動と両立させた省エネルギーに取り組んでいる。特に、学生が利用に関わる部分でのエネルギー消費のムダ削減に取り組んでいる。
活動②:サステイナビリティ意識の啓発
キャンパスの利用者である学生の意識を変えることは、サステイナブルキャンパスの実現に向けて大きな力になる。そのため、学生のサステイナビリティ意識を向上させる取り組みを行っている。現在は主に、SDGsを活用した取り組みを実施している。
活動③:共に学び考える機会の提供
キャンパスの利用者である学生と共に、キャンパスのサステイナビリティについて学び考えることは、サステイナブルキャンパスの実現するうえで重要である。そこで私たちは、学生の参加が可能なプログラムや様々なイベントを開催し、共にサステイナブルキャンパスの在り方について考える機会を提供している。
《ビフォーコロナ》
月1回程度ミーティングをしている。
省エネの推進のため、「SHUT the SASH」という取り組みを行っている。「SHUT the SASH」とは、ドラフトチャンバーの電力の無駄を小さくすることを目指し、必要がないときにドラフトチャンバーを閉めることを呼びかける取り組みである。ドラフトチャンバーとは、化学等の実験で有害物質が漏れないように囲い込んで吸引する設備である。
サステイナビリティ意識の啓発のため、2020年度に、東大生のSDGs意識調査を実施した。現在は、SDGs意識調査の結果の周知のため、調査ポスターのエレベーター等への掲示を進めている。また、「SHUT the SASH」の取り組みの認知度を向上させるため、研究室対抗の消費電力コンテストの開催、キャンパス内電力消費量の調査と可視化をしていく。
東京大学の学部生を対象にした「体験活動プログラム」として、毎年、「TSCP学生委員会による本学低炭素キャンパス活動」というプログラムを提供している。このプログラムに応募して参加が決まった場合、プログラム生として、その興味に応じてテーマを決めたうえで、TSCP学生委員会とともに、活動に取り組むことができる。また、「スリランカでSDGsフィールドワーク体験」という海外体験活動プログラムの企画にも協力させて頂いている。
《ウィズコロナ》
コロナ禍を経て、オンラインで海外大学との交流を行うことができるようになった。
オフラインでなされていたミーティングはオンライン化された。
※2022年度の対面活動再開の見通し
未定
環境省、ゼネコンの設備設計など。学部学科もバラバラなので、直接的には環境にあまり関係ない人の方が多め。
人数
20名程度
学年
学部3年から修士2年まで幅広い学年のメンバーがいる
執行代
現在は委員長2人体制。学年関係なく、2年目以上の学生が執行代を務める。
体制
3班ほどに分かれて、それぞれ、SHUT the SASH、SDGs意識調査、広報に取り組む。
ジェンダーバランス
女性はおよそ5割
加入時期
4,5月頃の入会が半数程度だが、1年を通して随時参加する。
属性
・環境問題に興味があるメンバーが多い
・学部と学年は様々である
離脱率
活動が月1回とあまり多くないためか、ほとんど離脱者はいない。毎年1人くらいフェードアウトし、活動から離脱する。
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
10%
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
多少はある
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
全くいない
通常活動
2022年度は対面・オンラインの併用で毎月の定例ミーティングを実施した。(ミーティング後には、希望者で食事会を行うこともある)
コンテスト/イベント前後の期間
ポスター等の展示物作成や電力消費量データ分析などを割り振って進めていく。
4月頃:新歓イベント
7月〜1月頃 :体験活動プログラム
12月頃:エコプロ
3月頃:他大学出張
選考なし
募集対象
東大生
実際に入会する人
・環境問題に興味があるメンバーが多い
・学部と学年は様々である
入会手続き内容
定例ミーティングに参加の後、正式に入会の判断・手続きを行う。メールアドレスへの連絡歓迎。
・キャンパスの低炭素化に取り組んでいる施設部施設企画課TSCPチームと連携できる。
・大学が所有するデータを使用できる。
・取り組みを全学的に展開できる。
・実効性の高い活動を実施できる。
・人数が少ない。
・マンパワー不足になってしまうことがある。
・活動の頻度が少ない。
・活動以外で個人的に会うほど仲良くなったりすることはなかなかない。
・会議の雰囲気は堅い。
未定
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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