経済学部ゼミ
経済史
社会史
選考あり
経済史系
主に西洋経済史を学ぶ経済学部のゼミ。
執行代 | 4年生 Aセメスターに3年生同士で話し合って決める |
---|---|
人数 | 3年生10名、4年生10名 ※原則20名前後。変動可能性有。 |
選考 | あり |
活動頻度 | 毎週木曜4限(2021年度) ※例年は毎週金曜5限 |
卒業論文 | あり |
ゼミ論 | あり |
サブゼミ | あり |
2年間の
合計単位数 |
16単位 |
公式Twitter |
〈内容〉
年度ごとに定められたテーマに関する著書の輪読を行う。
2021年度のテーマは下記の通りである。
講義題目:「グローバル経済を破壊した力:ナショナリズム、ポピュリズム、被害者意識」
概要:第⼀次世界⼤戦前の世界経済は、第⼀のグローバル経済と称されるように、きわめて密接に結びつき、円滑かつ循環的に発展していました。しかし、1914年の夏のある⽇、第⼀次世界⼤戦 は突然勃発して、緊密に結び付いていたグローバル経済は瞬時に破壊されてしまったのです。 では、誰も望んでいなかった不条理で不合理な戦争はなぜ発⽣したのでしょうか。通説を離れ て、開戦原因を冷静に再考することは、第⼀のグローバル経済が破壊された理由を知るために 有益なだけでなく、現在の東アジア・東南アジアに⽣きるわたしたちには喫緊の課題です。
また卒論の執筆に向けて、各々がテーマを自由に設定して研究を進める。
卒論のテーマは自由で、上記テーマに沿っている必要もない。
夏合宿とAセメスターでは個人研究の途中経過について発表を行い、教授やゼミ生からフィードバックをもらえる。特に夏合宿では、小野塚ゼミの過去の卒業生の方々からもフィードバックをもらうことができる。
〈授業計画〉
Sセメスターでは、年度ごとに定められたテーマに関する著書の輪読を行う。
具体的には、まずそれぞれの担当範囲を設定し、発表スケジュールを立てる。担当者は自分の担当範囲分を読んだ上で発表資料を作成して、ゼミで内容を発表する。発表時に、その担当箇所を読んで議論したいと感じたことをあげてもらい、その点について全員で議論を行う。
毎回のゼミでだいたい3〜4人が担当となる。
担当になる頻度は、1タームに1回程度。
Aセメスターでは、前半のタームでは著書を変えて輪読を行う。
後半のタームでは、4年生から順に卒論の進捗報告をゼミ内で行う。4年生全員の報告が終わった後、3年生も途中経過を報告する。
〈小野塚知二先生について〉
・経歴
1981年東京⼤学経済学科卒業後、修⼠・博⼠課程を経て、2001年より東京⼤学⼤学院研究科教授
・研究テーマ
⻄洋経済史、近現代欧⽶社会経済史、ヨーロッパ統合史、労務管理 史、兵器産業・武器移転史
・近著
『経済史:今を知り未来を⽣きるために』有斐閣(2018年)
『⼤塚久雄から資本主義と共同体を考える̶コモンウィール・結 社・宗教』(2018年)
⽇本経済評論者(2018年)
(詳細:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/people/people000762.html)
〈他ゼミ比較〉
・他ゼミとの大きな違いとしては、卒論のテーマが自由という点が挙げられる
・同じ経済史というくくりでも、弊ゼミでは主に西洋史にフォーカスをあてている
・なお西洋史にかかわらず、ゼミ生同士で輪読本を選ぶ機会もあるため幅広い分野の中からテーマを選び、議論を重ねることができる
・人数:3年生10名、4年生10名。女子率は1割程度。
・属性:経済学部生に限らず、他学部生も参加している。兼ゼミ率は3割程度。所属コミュニティは体育会系、文化系問わずとにかく人それぞれ。起業や資格取得の勉強など学外の活動に打ち込む人もいる。
・性格:雰囲気は一言で言うと和やか。卒論テーマが自由ということもあり、何か特定の分野に強い興味関心を寄せている人が多い。
・兼ゼミ先:野原ゼミ、阿部ゼミ、米山ゼミ、片平ゼミ、林ゼミなど多様
・就職先:特定の業界に偏らず、様々な進路がある。一部院進を考えている人も。
毎週木曜4限(2021年度)
※例年は毎週金曜5限
※任意で週1回のプロアクティブラーニングセミナー(いわゆるサブゼミ)に参加することも可能。
応募人数は10名
応募に際しては、下記の3点について2000〜4000字程度でA4横書きのエッセイにまとめて、学部所定の書類とともに提出
①これまでに読んだ書物と履修した講義の中で印象に残ったもの
②関心の所在と研究してみたいテーマ
③この演習を志望する理由
面接を行う可能性もある
4年次からの新規参加も可能だが、その場合は書類提出に先立って個別に相談の必要あり
5月 新歓コンパ
9月 夏合宿@箱根
10月フットサル大会
12月 OBOG会@本郷近辺
2月 調理実習@湯島
3月 追いコン
・先生の知識が豊富で、ゼミ中の議論でも卒論に関する相談でも的確なアドバイスをもらえる
・ゼミ内での議論の方法や論点は自分たちで設定できるので、自主的かつ自由に議論を行うことができる
・先生は「良い論文が書けるのは興味のある分野について書くとき」という考えをもっており、生徒の興味・関心を尊重してくれる
・例年は調理実習が開かれるため、料理への造詣の深い先生のご指導のもと世界の料理を作ることができる(20年度は新型コロナの影響で実施できず)
・輪読の担当時の負担はそこまで重くない(ダブゼミをしている人も一定数いるくらい)
・ゼミの雰囲気は比較的落ち着いている
・日にもよるが、延長してしまうことが多々ある(いつもだいたい30分程度)
・卒論が必須かつテーマが自由なため、興味関心のある事柄がないとテーマ選びに苦労する
Twitter新歓アカウントにて告知。
例年は、12月に駒場で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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