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教養学部
(PEAK)国際日本研究コース

基本情報

人数

20名程度

男女比

男:女=1:1程度

要求/要望科目

要求科目
なし


要望科目
なし(※1)
 
(※1):ただし、TOEFL iBT100点以上、IELTS 7.0以上に相当する高い水準の英語力(スピーキングやライティングの能力を含む)が強く求められる。

就活or院進

就職:院進=1:9程度(※2)
 
(※2):アメリカ・イギリス・カナダなどの海外大学へ進学する人が多い。なお、東大には英語による授業のみで学位取得可能な大学院プログラムである国際人材養成プログラム(GSP:Graduate Program on Global Society)も開設されており、同プログラムへの進学も可能。参考

公式サイト

https://peak.c.u-tokyo.ac.jp/courses/jea/index.html

学科概要

■どんなコース?

 教養学部 教養学科 国際日本研究コースは、人文科学・社会科学の諸理論とその適用方法を幅広く習得し、日本と東アジアの文化や社会を、国際的かつ学際的な視点から学ぶコース。英語コースではあるが、一定水準の日本語能力の習得も重視している。
 地域文化研究分科のアジア・日本研究コースと似ている部分もあるが、PEAKは言語・地域研究・社会科学などの観点から、より包括的に学ぶことができるという点が特徴である。
  

■卒業要件単位

 卒業必要単位数は合計76単位以上。コース科目34単位以上、言語科目10単位以上、高度教養科目4単位以上、卒業論文10単位以上を満たす必要がある。
 
※高度教養科目:後期課程の学生が履修することができる、教養学部内の他学科/コース開講科目。自身の専門分野には直結しないことが多い、学際的内容の概論講義やグループワークが多く、国際研修の一部もこれに該当。前期生でいう「主題科目」に該当し、主題科目と合同開催される例も多いので、前期生が講義にいることも。
 

■進学定数は?

・秋入学の場合は、海外在住経験やインターナショナルスクールへの通学を通じて英語による教育を最低9年間受けている必要がある。進振りにおいては海外在住経験の有無は問われない。
・定員数は5名で、受け入れ枠としては全科類枠のみが存在する。第一段階で3名、第二段階で残りの2名が決定する。進学者は平均3名くらいで、文Ⅲからの進学が多い。
 
定員数と各科類からの受け入れ数

受け入れ枠 第一段階 第二段階
全科類 3 2

・進振りの全ての段階において、基礎科目(既修外国語)の全科目の重率が2となっている。重率について、詳しくは「クイズ進振りケース 第4回」の「基本平均点について・重率」の項目を参照。
 

■内実は?

 秋入学時の生徒の大半は寮で一緒に住んでおり、進振り勢は少しなじみにくいかもしれないが、コース生同士の仲は良い。学科部屋(「コミュニティ」の項を参照)では懇親会も開かれており賑やかな雰囲気である。一方、勉強面では真面目で意欲的な学生が多く、メリハリはしっかりしている。これは特に、海外大学院進学のためには高いGPAが必要になることも関係している。PEAKだと半年間のみの休学も可能で、この制度を利用して半年間だけ留学する人もいる。
 

■PEAKの制度・コース比較

 PEAKは英語のみで学位取得が可能な学部教育プログラムであり、大半の学生は秋から入学する。PEAK生は理Ⅱあるいは文Ⅲの「国際教養コース」に入学し、それぞれ教養学部学際科学科の「国際環境学コース」(ESコース:Environmental Sci­ences)あるいは教養学科内の「国際日本研究コース」(JEAコース:Japan in East Asia)に進学する。進振りによって国際環境学コースに進学する人の中には、理Ⅱだけでなく理Ⅰや文Ⅱ出身者もいる。
 どちらも学際的なコースだが、国際環境学コースは環境・公共政策・資源・エネルギーなど主に理系分野を扱うのに対し、国際日本研究コースは、東アジアとの関係などグローバルな文脈の中で、日本の文化や社会を人文社会科学の諸領域を横断的に捉える文系寄りのコースである。
 国際環境学コースのページはこちら

卒業までの流れ

2年生Aセメスター


 ■all Englishの授業開始、2A

科目 区分 開講時限
東アジアの思想 選択必修 A水曜3限
東アジアの社会Ⅱ 選択必修 A水曜4限
日本近現代史 選択必修 A木曜2限

 
・この他、多数のコース科目あり。なお、人によって履修コマ数がかなり異なるため、週◯コマといった目安はあまり存在しない。
・進振り勢は2Aでガイダンスがあり、例年だとガイダンス後に交流会が実施される(welcome party)。



3年生Sセメスター


 ■授業本格化、3S

科目 区分 開講時限
東アジア国際関係史 選択必修 S月曜2限
東アジアの社会Ⅰ 選択必修 S水曜3限
東アジアの文化 選択必修 S金曜2限
国際日本研究文献演習Ⅰ・Ⅱ 必修 S集中

 
※ゼミのようなもの。数少ない必修科目のうちの一つである。
・この時期に、卒論のテーマや概要の草案を提出する。



3年生Aセメスター


 ■研究関心を絞りこみ始める3A

科目 区分 開講時限
国際日本研究文献演習Ⅰ・Ⅱ 必修 A集中

 
・院進希望者は、大抵この時期(12月頃)に希望校へアプライする。



4年生Sセメスター


 ■卒論準備開始、4S

科目 区分 開講時限
国際日本研究文献演習Ⅰ・Ⅱ 必修 S集中

 
〈卒論関係のフロー〉(3月卒業の場合)

時期 内容
5月中旬 卒論説明会
5月中旬〜下旬 卒論草案提出
6月初旬 指導教員決定
7月中旬 中間ガイダンス
6月〜7月 指導教員による査読
8〜10月 調査
10月中旬 中間卒論ワークショップ
1月 卒論提出
2月初旬 卒論審査・判定
3月 卒業者発表

 
・4Sから卒論を書き始め、秋入学者は7月末に、進振り勢は1月末に研究発表がある。同コースの下級生は学年を問わず発表会に同席可能。
・進振り勢は卒業が秋入学者と半年ずれるので要注意(秋入学者は8月卒業)。卒論についても、進振り勢は秋入学者よりも半年遅く書き始めることになる。



4年生Aセメスター


 ■集大成の4A

・卒論の完成に注力する。秋入学生は8月時点で卒業。

入る前の想像と実際

・経済学や政治学などの社会科学を中心に学ぶつもりでいたが、文化・歴史・文学などの人文科学の比率が予想以上に高かった。(文Ⅲ(秋入学)→国際日本研究コース)

選んだ理由/迷った学科

・7年間海外で暮らしていたが、将来日本で就職し、海外ビジネスを通して日本企業を支えたいと考えたため、日本の大学への入学を決意した。そのうち、国際バカロレア(IB)を利用して出願できるのが東大のPEAKや早慶だった。アジア地域に関心を持っていたので、最終的にPEAKを選んだ。(文Ⅲ(秋入学)→国際日本研究コース)

コミュニティとしての機能

項目 内容
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) 7-8
LINE 有(※1)
Slack
オフラインでのつながり 有(※2)
上下のつながり 有(※3)

(※1):進振り勢のLINEグループのみ。PEAK全体としてはMessengerグループが存在し、アナウンスなどの連絡事項を中心にやりとりがなされている。
(※2):学科部屋が8号館の4Fにあり、空きコマなどに学生が集う。そこそこ広い。
(※3):先輩がコンパを主催したり、相談すれば過去問を融通してくれたりなど繋がりは強いが、面識があるのは1学年上・下くらい。

授業スタイル

項目 内容
1クラス当たりの人数 20名程度※1
成績評価 出席/レポート/期末試験※2

※1:コース生のみならず、1学年下のコース生や非PEAK生が履修していることがある。
※2:8割方レポート。経済学入門など、一部の科目では期末試験が実施される。

研究室・資料

カリキュラム概観
なお、ここに載っている授業の題目は実際の授業内容と大きく異なるものが多いので、進学を真剣に検討する学生は後期課程のシラバスで講義題目ではなく実際の内容をチェックするべき。シラバスはUTASで検索可能。
 
〈研究室紹介〉
PEAK教員一覧

特別な制度・その他

サブメジャープログラム:所属コースの主専攻だけではなく、他コースが提供する15単位程度の科目群を副専攻として履修するプログラム。修了生は卒業時に、卒業証書だけではなく、サブメジャー・プログラム修了証ももらえる。
 
学融合型プログラム:分野横断的な学習を行うプログラムで、グローバル・エシックス、グローバル・スタディーズ、東アジア教養学、進化認知脳科学、科学技術インタープリターの5種類がある。例えばグローバル・エシックスでは社会・人文科学系の問題のみならず自然科学やテクノロジーに関わる諸問題に対応していくための包括的な価値観や倫理に関わる判断を下す力を身につけることを目的としている。文理の壁を超えてより複眼的知識を身につけたい人は検討してみても良いだろう。詳しくはこちらを参照。

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