比較教育社会学コース

基本情報

人数

16~19名が一般的

男女比

男:女=1:2が一般的

要求/要望科目

なし

就活or院進

就職:院進=3:1程度/ 1/3の学生が院進を視野に入れる/年度により変動大

公式サイト http://www.p.u-tokyo.ac.jp/de/c2

学科概要

比較教育社会学コース(以下、「比教社(ひきょうしゃ)」)とは、教育学部に設置された5コースの一つである。
 
複雑化・多様化・グローバル化する現代教育の諸相を、社会科学的に解明しようとする学際的なコースである。様々な講義・演習科目にて基礎知識や方法論が修得でき、同時に「調査実習」という必修科目を通じて、社会調査の全過程を実際に体験することができるようになっている。それらの学習活動を通じて、4年次に執筆する卒論ではユニークでバラエティに富んだ力作を完成させる。
 
卒業必要単位数は70単位以上。

卒業までの
流れ

2年生Aセメスター

週10~13コマ程度が一般的。
・比教社の2Aは駒場開講。
・必修は無い。
・そもそも比教社の開講科目が少ない。「他学部・他コースの開講する選択科目」で単位数を稼ぐことが一般的。
・社会調査系の授業が3Sから始まるので、教育心理などが開講している統計の授業を受けておくのがおススメ。
・比教社の勉強と並行して社会調査士の資格が取れるが、その場合は2A駒場で1個受けるべき授業がある。
・以上より、比教社の本番は3Sから始まると考えておいた方が良い。



3年生Sセメスター

週10~13コマ程度が一般的。
 
・必修
「調査実習」
「教育社会学概論」
 
・「調査実習」は、実際に調査を行うのは夏休み。落としたら4年生で取り直せるが、卒論との両立が苦しい。そもそも落とす人を見たことが無い。授業は1,2限で履修登録するが、早くても9時から、基本的には2限からスタートすることがほとんど。
・S1に行われる本田先生の授業が名物講義。論文を読んできて、それを基にディスカッションを行う。課題量はやや多めらしい。「日本社会の変容と課題」「教育社会学概論」等々と、年度によって授業名は変わる。
・選択必修の「比較教育学概論」を履修する学生も多い。
・院進か就活かを迷いつつ就活し始める人が多い。
・ゼミにはまだ所属していない人が大半。



3年生Aセメスター

週10~13コマが一般的。
・必修で「調査実習」が行われる。授業のスタイルは3S同様。
・選択必修「高等教育概論」を履修する学生が多い。
 
・ゼミについて軽く見学しつつ参加していく。履修登録が必要で、ゼミの種類関係なく、「論文指導」という科目名で開講される。曜限は水曜6限だが、それは履修登録の問題だけで実際は各教授が指定した時限に開催されており、参加も任意となっている。なお、正式に所属が確定し、ゼミのホームページ等に名前が載るのは4年生になってから。ちなみに、4年生では「研究指導」という授業名に変わる。



4年生Sセメスター

・正式にゼミメンバーとなる。「研究指導」という科目を履修する。
・同時に卒論執筆も開始。ゼミは、学部生・院生がそれぞれ卒論を書きながら相談に乗る場所、という側面が強い。
 
・卒業単位は3Aで取り切れるので、就活や卒論に多くの時間を割く。
・院進を検討している学生は、院試の準備をする。
・卒論は、夏休みで調査を行うことが一般的。



4年生Aセメスター

・卒論執筆が佳境を迎える。
・卒論の発表会(卒業論文口述試験)が1月~2月にかけて行われる。

入る前の
想像と実際

・卒論の内容を見たり、ガイダンスに参加したりしていたので、学業については基本的に思った通りだった。
・女子が多いことが意外だった。(Cf. 男女比が男:女=1:2)
・2Aで比教社の授業が少ないから、ちょっとそこで「比教社の勉強がしたい」と思って複雑だった。

選んだ理由
/迷った学科

・「教育に関心があり、また調査実習は比教社じゃなければできないと思ったので凄く魅力的だった。データから集団全体の像を把握する、いわゆる社会学的な内容に興味があった。漠然とはしつつも、自分自身で探求したいことが多かった。」
 
・「迷ったのは基礎教と教育心理と社学(※)。基礎教は先輩の話を聞き、教員との距離感がより近い比教社を魅力的だと感じた。教育心理は学部だけで勉強が終わらない気がしたうえ、関心があった「アタッチメント」は研究結果を読んで知るので満足できそうだった。社学は教育という軸から外れた。卒論テーマ一覧を見て、加えて先輩経由で教員が授業内で扱っていた論文一覧を頂くことができたので、学科についての具体的なイメージを掴むことができた。」
(文三→比教社)

コミュニティとしての機能

・学科ガイダンスの時点で、B3の先輩が裏パンフを配布して下さる。
・B2~大学院の先輩方での食事会、「比教社会」(OBOG)も巻き込んだ交流会も。
・同期Slackグループがある。
・先輩にはLINEグループか個チャで相談する。
・コンパ係がいるから、オフラインでもオンラインでも積極的にコンパが行われる。Zoom勉強会もしばし開催される。
・個人主義的に動く人も、同クラ同士で仲良くする人も、学科のコミュニティを求める人も様々。
・教授と距離が近い。本田先生のゼミでは、ゼミ終了後に先生含めてカラオケに行ったこともあるらしい。

授業スタイル

・大人数の講義と少人数の講義(演習・ゼミ)が中心。
・大人数の講義は概論系の講義が多く、A4レポートや400字課題等が各講義で頻繁に課される。
・少人数講義は10名~30名程度で構成され、予習前提でレジュメを作ってくるような授業が多い。
・出席がデフォルトで、授業に出ることが何かと前提になっているイメージ。ただ、遅刻欠席が非常に厳しいわけではない。
・評価方法は教員によって異なる。基本的にはレポートが多く、授業内容に自身の関心を織り交ぜてまとめるものが多い。レポート中心の科目では期末が無いことも。
・教育学部の傾向としてだが、リアペや提出物には、「全体に向けて」や「個人宛」で必ず応答してくれる。

研究室・資料

特別な制度
/その他

・教員が、学生・院生と一緒に北欧への海外教育研修を開講して下さる。選考あり。OECDやUNESCO、各大学・高校を視察・見学する。