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工学部
化学システム工学科

基本情報

人数

40人程度

男女比

男:女 = 3:1程度

要求/要望科目

なし

就活or院進

院:就職 = 3:1程度
(参考) 化学システム工学科の2019年度の進路

公式サイト

http://www.chemsys.t.u-tokyo.ac.jp/

学科概要

■当学科の特徴

・「化学工学」を扱う工学部の学科には、「応用化学科」「化学生命工学科」「化学システム工学科」の3つがあり、当学科はこの3つの中で最も応用寄りといえる。実験は全て3学科共通で、限定選択科目も共通するものが多いため、3学科間の繋がりが生まれやすい。
・研究室で応用する分野は「医療」「環境」「材料・デバイス」「産業応用」「エネルギー」「安心・安全」の6つ。

※ 限定選択:工学部一般に用いられる用語。選択必修のこと。


■当学科の諸制度

・卒業に必要な単位は95単位で、そのうち必修科目を19単位(うち卒論とそれに伴う実験が8単位)、限定選択科目を50単位取得することが求められる。ただし、研究室振り分けに参加するために3Sまでに必修を含め40単位の取得(54単位が推奨)が必要となるため、計画的な履修が鍵となる。また、4年生で限定選択科目を6単位分取得することが求められている。
・実験は週3回のため、バイト・サークル・部活などと両立することは十分可能。


■時間割

化学システム工学科時間割
※注意:2019年度、及び2020年度の必修科目と限定選択科目がまとめて書いてある。各セメスター紹介でも一部紹介するが、年度により変わる可能性が高いので、シラバスや学科便覧での確認が必須。


■進振りの時に気を付けること

・工学部の一般的な学科コースと同様、工学部平均点を用いて進学振り分けがなされる。
・研究室見学の授業が開講されているので、興味のある人は参加し事前に扱う内容を把握しておくと良い。


■進学後の内実は?

・タームやセメスターを跨いで開講される限定選択(※)科目が多いが、ナンバリングされている授業は全て内容が連続している。
・基礎的な内容の復習からしてくれる授業が多いので、進学前にやっておくべきことは特にない。
・「化学システム工学基礎論」、「環境システム工学概論」、「化学システム工学輪講」など研究室紹介を兼ねた授業が多いため、それらを通じて研究室について自ずと考えさせられる。
・研究室振り分けの制度は、例年シケ長が定めている。3Sまでの成績に基づく振り分けも行われる。研究室は本郷キャンパスと柏キャンパスに分かれる。

卒業までの流れ

2年生Aセメスター


 ■【化学の基礎を固める2A】

・A1、A2合計で平均17コマが一般的。
・必修科目は無く、限定選択は14科目ある。研究室紹介を行う「化学システム工学基礎論」と「環境システム工学基礎論」を除く12科目はいずれも応用化学科・化学生命工学科と合同で行われる。
・限定選択「有機化学」では、A1タームのI、A2タームのII、3年生S1タームのIIIをかけて「ウォーレン有機化学」を読破し、有機化学の基礎とNMRでの構造決定について学ぶ。有機化学既習者と未学者に分かれて開講される。
・限定選択「分析化学」では溶液化学に関する分析手法について学ぶ。
・限定選択「コンピュータ及び演習」ではPythonを用いてグラフ描写から機械学習まで学ぶ。
・研究室振り分けに参加するためには3Sまでに40単位の取得が必要。3Sから実験が始まることを考慮すると、2Aにできるだけ多くとっておいた方が楽になる。
・基本的に授業は同じ教室で行われる。



3年生Sセメスター


 ■【相対的に授業が多い3S】

科目 区分 開講時限(変更の可能性あり)
実験及び実験 必修 水曜~金曜/2,4,5限

・S1, S2合計で平均17コマが一般的。
・必修の「実験及び実験」では、6つのテーマの有名反応の実験を行う「有機化学実験」、2Aセメスターの「分析化学」に基づいた「分析化学実験」と、PythonやGaussianを用いた「コンピュータ化学演習」を順に行う。3学科合同。
・限定選択は10科目あり、「環境システム工学」、「応用物性工学」、院試のための問題演習を行う「物理化学及び演習」、プロセス制御と統計分析をプログラミングを通じて学ぶ「プロセスシステム工学」の4科目は化学システム工学科のみで開講される。
・実験のレポートは基本的に翌週提出なので、週末はレポート作成に費やすことになる。
・3Sまでで多く履修しておいて、3Aからの負担を軽減すると良い。



3年生Aセメスター


 ■【研振りを行う3A】

科目 区分 開講時限(変更の可能性あり)
実験及び実験 必修 水曜~金曜/2,3,5限

・S1, S2合計で平均17コマが一般的。
・必修の「実験及び実験」では、「物理化学実験」、移動速度論、分離、反応、プロセス、粉体がテーマの「化学工学実験」と、GFPの発現と酵素反応がテーマの「生命工学実験」を順に行う。「生命工学実験」のみ化学システム工学科生は必修ではない。
・限定選択は6科目ある。
・限定選択「化学工学及び演習I」では、院試のための問題演習をする。
・12月から1月にかけて研究室を決定するため、夏休み頃から計画的に研究室見学を行うと良い。
・就活をする場合はこの時期から動き出しておくべき。



4年生Sセメスター


 ■【院試を控える4S】

・このセメスターは殆どの時間を院試の勉強と卒論執筆のための実験に充てる。
・限定選択は3科目ある。
・限定選択「化学工学及び演習II」では、3Aに引き続き院試のための問題演習をする。
・卒業論文と研究室での実験に8単位分与えられる。



4年生Aセメスター


 ■【卒論を執筆する4A】

・このセメスターでは卒業研究を行い、必要ならば卒業単位を満たすよう不足分の授業を取る。

入る前の想像と実際

・進学前は、科学と情報を扱うと想像していたが、実際は化学工学中心だった。前期教養には存在しない見慣れない学問であるが、まさに工学と言える学問なので、非常に興味を持てた。
・生物について学ぶ機会も思った以上に存在した。
・研究室の分野が幅広く、自分の興味のある研究室を見つけることができた。
・教授陣が他学科よりも優しい印象を抱いた。相談等にも迅速に対応してもらえた。

選んだ理由/迷った学科


■他学科を選ばなかった理由

理学部化学科: 毎日行われる実験が重く、他との両立ができないように感じた。
応用化学科: 有機化学について興味がなかった。
化学生命工学科: 選択当時は生物について興味がなかった。
農学部生命化学科: 農学系の授業が多く、化学の授業が少なかったから。


■当学科を選んだ理由

化学に興味があったが、就職先が化学メーカーに絞られることが嫌だった。そのため、情報系にも少し触れられる学科を探そうと思い、当学科を選択した。化学系の中で一番応用寄りであったことや、2Sでの研究室見学の際に教授がフランクで馴染めると感じたことも選択の理由となった。

コミュニティとしての機能

項目 内容
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) 【5】
LINE
Slack
学科ドライブ 有(※1)
オフラインでのつながり(※2)
上下のつながり

※1 学年間でGoogle DriveとOneDriveを使い過去問共有などを行う。
※2 コロナ禍以前における授業以外の交流を指す。

・シケタイ制度、パ長制度あり。
・実験はペアやグループで行うので自ずと関係構築ができる。応用化学科や化学生命工学科の人と同じグループになることもある。実験のために用意されている学生控え室で話し込むこともある。

授業スタイル

項目 内容
1クラス当たりの人数 120名前後(※)
成績評価 出席+テスト

※ 3学科合同で受ける時の人数。

・2Aは座学のみ。卒業までの流れに記載の通り、3Sからは実験が週3回午後に行われる。終了の目安は18:00と言われているが、延長することが多々あるので、その後の予定には注意が必要。
・出席を考慮した授業が多いため、授業には参加した方が良い。


■成績評価

・出席と期末試験で評価されることが多い。期末試験についても過去問と重なる問題が多いため、良い成績を取りたいのなら、試験勉強にしっかり臨んだ方が良い。

研究室・資料

特別な制度・その他

・8,9月に2~8週間行われる国内インターンシップと、2ヶ月間にわたる海外インターンシップがある。詳しくは化学システム工学科企業インターンのページを参照。
・単位の確認や学生生活、バイトの状況などの確認が毎学期グループ単位で行われる。
・例年は3年の最後に3学科合同で単位の出る工場見学が、関東・東海・関西などのチームに分かれ実施される。(コロナ禍で中止)

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