文学部
G言語学専修

記事内容修正依頼

G群(言語文化_言語学)

目次

    基本情報

    人数

    20名程度

    ジェンダーバランス

    女性はおよそ3割

    要求/要望科目

    要求科目
    なし


    要望科目
    なし

    就活or院進

    就職:院進=3:1〜4:1

    公式サイト

    公式サイトはこちら

    学科概要

    ■どんな学部?

    研究対象となる言語は、日本語・英語・中国語・韓国朝鮮語などの比較的身近な言語から、これらの言語の方言、そしてアジア・アフリカ・南北アメリカ・太平洋地域の、ほとんどその名を聞いたことのないような、今まで誰も研究を試みたことのないような言語、さらにはまた、最後の話し手がごく少数残っているだけで、まさに消滅寸前の状態にあるといえるような言語まで含む。また、古代の言語のようにある程度の資料を残したまま既に消滅してしまった言語も対象となる。 その際に、個別言語の分析でも、あるいは一般的な言語理論を扱う場合にも、一次資料・データに基づいて実証的な議論を展開することが基本である。 データの分析には学生室の Windows, Mac, Linux のコンピュータを使用できるほか、スクリプティングによる分析法の指導を受けることもできる。
     

    ■言語学専修の諸制度

    科目 必修科目 必要単位
    言語学概論 必修 4単位
    言語学特殊講義 選択必修 12単位
    言語学演習 必修 8単位
    音声学 必修 2単位
    比較言語学 必修 2単位
    卒業論文or特別演習 必修 12単位
    他学部他学科科目 自由 36単位
    卒業に必要な単位   76単位

     
    卒業までに必要な単位は76単位。そのうち36単位までは、他学科の授業を含めることができる。
     
    「概論」で4単位、「特殊講義」で12単位、「演習」で8単位、「音声学」で2単位、「比較言語学」で2単位の修得が必要、卒論12単位を含めると、本専修修了に最低限必要な単位は40単位となる。
     

    ■進学定数は?

    定員数と各科類からの受け入れ数
     
    | 受け入れ枠 | 第一段階 | 第二段階 |
    | :---: | :---: | :---: |
    | 文Ⅲ | 62 | 15 |
    | 全科類 | 14 | 15 |

     

    ■内実は?

    ・言語学に興味があって進学した学生と、なんとなく言語学を選んだ学生とが半々くらいの印象。
    ・2年生までの間に何言語も勉強した学生が結構いる。
    ・理系出身の割合が他に比べると多め。
    ・どの先生も学生思いで良い人。
     

    ■各コースの違い

    文学部には人文学科しかないので、各コースが他の学部でいう学科(研究室)の扱い。

    卒業までの流れ

    2年生Aセメスター


     ■【必修を履修する2A】

    科目 区分 開講時限
    言語学概論 必修 水曜2限・木曜2限
    音声学 必修 木曜3限

     

    ・音声学
    授業中に一人ひとりの発音を先生やTAが確認してくれる。そのため、履修人数制限もある。筆記試験の他に、聞き取りや発音の実技試験も行う。2Aで取得する必要はないが、2Aの履修生は人数制限で優遇してもらえるので、2Aで単位を取ることが推奨されている。
    (現在は記入者が受講したときと担当教員が変わっているため、この通りではない可能性あり)
     
    ・茶話会
    10月ごろに、先生や暇な先輩も参加し、お菓子や飲み物を片手に交流する「茶話会」というイベントを研究室が開催してくれる。



    3年生Sセメスター


     ■【演習が始まる3S】

    科目 区分 開講時限
    比較言語学 必修 木曜1限
    言語類型論の基礎 言語学特殊講義 火曜3限
    認知文法入門 言語学特殊講義 火曜4限
    チァン諸語研究 言語学特殊講義 月曜3限
    バスク語研究 (1) 言語学特殊講義 金曜5限
    新エジプト語入門 言語学特殊講義 木曜5限
    コーパス日本語学 言語学特殊講義 金曜4限


    3年生Aセメスター


     ■【単位を取得する3A】

    科目 区分 開講時限
    認知文法入門 言語学特殊講義 火曜4限
    言語研究における情報処理 言語学特殊講義 金曜3限
    言語類型論の発展 言語学特殊講義 火曜3限
    東アジア地理言語論(1) 言語学特殊講義 月曜3限
    バスク語研究 (2) 言語学特殊講義 金曜5限
    認知意味論の諸問題 言語学特殊講義 木曜4限
    マニ教系中世ペルシャ語 言語学特殊講義 月曜1限


    4年生Sセメスター


     ■【卒論の準備が始まる4S】

    科目 区分 開講時限
    言語学次世代育成演習 必修(※) 木曜2限

     
    (※)卒論準備のための授業で、正確には必修ではないがほぼ必修みたいなもの



    4年生Aセメスター


     ■【卒論に本格的に取り組む4A】

    ・卒業論文執筆に勤しむ

    入る前の想像と実際

    「誤解されることが多いが、言語学と語学は別物なので、色んな言語を勉強させられるわけじゃない。ただ、なんだかんだ言って多くの学生は5言語くらいは学習経験がある。」(理二→言語学)
     
    「ひと口に言語学と言っても色んな分野があり、先生によって専門も様々なので、授業も多種多様。」(理二→言語学)
     
    「難しいと感じる授業はあっても単位は取れる。」(理二→言語学)

    選んだ理由/迷った学科

    「教養学部の学際言語科学と迷うも進振り点の関係で文学部の言語学を選んだという学生が毎年それなりにいそう。文学部の日本語日本文学(国語学)専修課程と迷う学生もたまにいる。」(理二→言語学)

    コミュニティとしての機能

    項目 内容
    ズバリ、学生間のつながりは:
    10(強いと感じる)↔0(全くない)
    5
    LINE
    Slack 無(※3)
    オフラインでのつながり 有(※1)
    上下のつながり 無(※2)

     


    ※1 コロナ前はコンパが数回は開催されていた。
    ※2 研究室によく顔を出すような学生などの個人的な繋がりに留まる。
    ※3 代わりにメーリングリストが存在する。

    授業スタイル

    項目 内容
    1クラス当たりの人数 20-30名前後(※)
    成績評価 出席/レポート/期末試験

    (※)ここ数年で増加傾向にある
    ・成績評価の基準は先生や授業によって様々だが、基本的にかなり甘い。言語学に限らず文学部の授業は普通にやってれば好成績が望める。

    研究室・資料

    特別な制度・その他

    特になし

    最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
    最後に1点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。

    公式LINEにてイベント・プログラム情報や学内情報を発信しています。ぜひ登録してみてください!
    2021年度入学者用LINE
    2022年度入学者用LINE
    2023年度入学者用LINE
    2024年度入学者用LINE

    記事内容修正依頼

    この記事をシェア

    所属学部

    文学部

    専門知識や幅広い視野を備え、異なる準拠枠を踏まえ自らの専門を相対化できる、高度な教養人として活躍する若者を育成する学部

    関連記事

    B日本史学専修

    B群(歴史文化_日本史学)

    地域 アジア・日本研究コース

    教養学科 地域文化研究分科

    地域 ラテンアメリカ研究コース

    教養学科 地域文化研究分科

    超域 文化人類学コース

    教養学科 超域文化科学分科

    今読まれている記事

    東大推薦合格者必見!合格後の流れ

    東大 推薦 合格後の流れ

    東大推薦合格者必見!推薦入学の手続き

    東大 推薦 入学手続き

    東大推薦合格者必見!二外・TLP手続きには要注意

    東大 推薦 二外

    FLYプログラム体験談(前半)

    新入生向け 海外 プログラム

    その他

    学生団体・サークル紹介

    団体理念、活動内容の側面で厳選した団体の質の高い情報を掲載中。

    ゼミ紹介

    1・2年生向けのゼミ・経済学部生向けゼミを掲載中。自主ゼミ掲載も募集中!

    学部/学科紹介

    内部生からの一次情報と、履修や諸制度を網羅した、全学科の情報を掲載中。

    プログラム/施設紹介

    学内外のプログラム、東大生が利用可能な施設を紹介。

    記事

    UTokyoWiFiの使い方や、図書館利用法など大学生活で役立つ多岐にわたる情報を掲載。

    公式note

    サイトでは紹介しきれない履修情報、インターン・サークルの選び方、おすすめ資格など多岐にわたる記事を掲載中。