情報科学科

基本情報

人数

30名程度

男女比

1,2名が女子

要求/要望科目

要求科目
<文科全類>(計18単位)
基礎科目(数理科学)から「数理科学基礎、微分積分学、線型代数学、微分積分学演習、線型代数学演習」のすべて(10単位)
かつ
基礎科目(物資化学)から「力学、電磁気学、[熱力学 or 化学熱力学]、構造化学」の8単位


要望科目
基礎科目:物質科学「物性化学」、生命科学「生命科学、生命科学Ⅰ、生命科学Ⅱ」
総合科目A「記号論理学Ⅰ(理・文)・Ⅱ」
総合科目F「ベクトル解析、常微分方程式、微分積分学続論、解析学基礎、アルゴリズム入門、計算機プログラミング、計算機システム概論、計算の理論」

就活or院進

東大院の情報理工学研究科が大半、海外院が数名、就職はいても数名

公式サイト https://www.is.s.u-tokyo.ac.jp/

学科概要

理学部情報学科、いわゆる「理情」。道具としてのコンピュータではなく、情報処理の根本的な原理や、新しい計算機の姿など、計算機と情報そのものを研究対象とする。「具体的には、計算そして知能に関する基礎的な理論、計算機システム・ネットワークの構成法、グラフィックス・自然言語処理・生物情報などの応用分野、そして量子計算・分子計算などの新計算モデルについて研究を行っている。」(理情のHP)

卒業に必要な単位数の詳細は、やや制度が複雑なので学科ホームページ を参照されたい。

2A/3S/3Aにかけて講義と実験が同時並行で行われ、4Sでの研究室回りを経て研究室に配属され、4Aはそこで卒業研究を行う。

卒業までに必要な単位数は76単位以上。2Aで18単位以上、3S/3A/4S/4Aで58単位以上を修得しなければならない。なお、細かい条件がいくつかあるので、詳細はこちら で確認のこと。

卒業までの
流れ

2年生Aセメスター

・10コマ20単位程度を取るのが一般的。実験など、前期教養に比べると重たい科目が多い。
・プログラミング関係など、生物情報科学科との合同授業の科目も一定数開講される。。
・理情単独開講の科目もあって、それらはすべて必修で行われる。
・講義は駒場11号館、実験は情報教育棟で行われる。

・必修科目
「情報数学」「形式言語理論」「計算機システム」「ハードウェア構成法」「アルゴリズムとデータ構造」「情報科学基礎実験」



3年生Sセメスター

・授業数は増える。必修を履修して、それに加えて他学部履修する人が多い。
・必修は講義5コマ、実験週4×2コマ(連続)で計週13コマはデフォルト。
・実験は2コマ(連続)と言いつつ、最初の30分~1時間説明があって、残りは与えられた課題を作業するための時間となる。しかも、課題は別にこの授業時間帯に行う必要は無い。

・必修科目
「オペレーティングシステム」「離散数学」「情報論理」「言語処理系論」「情報科学演習Ⅰ」「計算機構成論」「システムプログラミング実験」「関数・論理型プログラミング実験」「ハードウェア実験」



3年生Aセメスター

・授業数は3Sと同程度。同形態の履修が一般的。
・必修は講義5コマ、実験2つ。
・一方の実験は3S同様。もう一方が、「プロセッサ・コンパイラ実験」という理情で最も面白く、かつ、最も重い授業。CPUの制作を行い、学期の最後の発表会で評価が決定される。授業は行われず、進捗共有を適宜行いつつ、2月の発表に向けて個々人で作業を行っていく。(不可はほぼ出ないとの噂)
・選択必修は3年生中は存在しない。4年生に固まっている。

・必修科目
「知能システム論」「言語モデル論」「計算量理論」「連続系アルゴリズム」「情報科学演習Ⅱ」「コンピュータネットワーク」「プロセッサ・コンパイラ実験」



4年生Sセメスター

・履修は、「情報科学演習Ⅲ」+選択必修など6コマ程度が一般的。
・選択必修で6単位以上修得が必要。その開講セメスターがほぼ4Sなので、ここで多くを履修する必要がある。

・「情報科学演習Ⅲ」という必修科目をもとに、「研究室回り」を行う。目的は、卒業研究や修士課程で所属する研究室を探すこと。希望調査をもとにくじ引きで選ばれた研究室を3つ回り、研究室に一定期間所属する。研究室訪問ごとに、卒論の1/5くらいの負担量の研究を行い、発表も行う。拘束時間自体は短いが、自分自身で行う課題の作業量が6~10時間程度かかることも多い。

・4S末のタイミングで卒業研究の研究室を決める。修士課程の研究室と同じでも違っても問題ない。

・必修科目
「情報科学演習Ⅲ」「コンピュータグラフィクス論」



4年生Aセメスター

・卒業研究を行う。別に必修科目もある。
・必修科目…「情報科学特別演習」「論文構成法」

入る前の
想像と実際

・任意の分野にプロがいるのは想像通り。ゴロゴロいる。

・内定時にはあまりプログラミングやったことない人もいる。そういった人も3年生になるとすごく優秀になっていたりする。
・「ここまで数学を一生懸命やるのか」と驚く人が多い。コンピューター科学の理論の分野は数学が多い。

選んだ理由
/迷った学科

・「コンピューターが好きで、その基礎的な部分をやりたかったので、理情以外で迷うことはほぼなかった。応用とか、自らソフトウェアを作るのに関心があるなら別だが、理論や仕組みに関心があるなら確実に理情が良い。」

・「計数とは少し迷った。他の情報系とはあまり迷っていない。」
※計数は実践寄りで、理情は理論的なところまで踏み込んでいる違いがある。
※参照:計数工学科
(理一→理情)

コミュニティとしての機能

・学科内30名のSlackは存在する。
・理学部7号館に学科部屋のようなスペースがある。ここが理情のB3(学部3年)・B4(学部4年)のたまり場となっている。先輩後輩の繋がりができやすい。
・研究室に入ると、そこが活動の中心になるので、学科部屋には4Aを迎えたB4や院生はあまりいない。
・教員に質問をしやすい雰囲気。
・男子学生の先輩後輩の繋がりはそれほど強くない一方で、女子学生は人数が少ないこともあり、先輩後輩どうしの繋がりで仲良さそうに映る。

授業スタイル

・講義タイプは期末試験評価が多い。中間レポートがある科目も存在するが、それほど多くない。

・実験は毎週課題が出て、2週間後に提出するのが一般的。期末レポートなど重たいものがあるのは「プロセッサ・コンパイラ実験」のみ。
・実験は基本課題と発展課題に分けられ、単位を取るには基本課題のみで構わないが、成績を求めるには発展課題までやる。全てを解き切ろうとするのは厳しく、無限に解く問題がある。

・実験では1/3ほど、出欠を取られるものもある。ただ、ITC-LMSの課題欄を確認して授業に行かない人も比較的多い。数学系の実験については授業内で発表する内容も含まれる。それは全員の前で発表する必要があるので、発表者は出席必須。みんな大概出席している。

研究室・資料

特別な制度
/その他

特になし