高校生の皆さんは、「課外活動」をしたことがありますか?
ここでは、東大生が高校時代にしていた課外活動や、それが大学生活にどのように繋がったかについてのインタビューを紹介します。
もちろん、課外活動をしていなければ東大に行けない・課外活動で優れた功績を残している人ばかりが東大にいる、なんてことはありません。課外活動をせずに東大に入学した学生もたくさんいます。
「課外活動に興味があるけれど何から初めて良いか分からない」という人や、勇気が出ずに足踏みしている人がいれば、その人たちの一歩を踏み出す力になりたいという想いで、この記事をお送りします。
今回紹介する方の情報
◯所属:東京大学法学部
◯名前:「タレカツ」さん
◯取り組まれていた課外活動:模擬国連
インタビュー内容
お忙しい中、インタビューにお答えいただきありがとうございます。
まず、高校時代に残された実績についてお聞かせください!
・全日本大会 優秀賞受賞
・日本代表として世界大会出場
です。
模擬国連での活動を通して、得たものはなんですか?
知らない言葉をたくさん知っていたり、英語を流暢に話したりする同世代の人と会って、自分の未熟さを知りました。
一方で、そうしたすごい人たちと対等に渡り合えたことは、強い自信につながりました。
模擬国連に求められる力はどんな力だと考えますか?その理由も教えてください!
・国際情勢への興味
模擬国連では毎回、テーマとなる国際的な問題についてリサーチをします。めっちゃ知識がないとダメというより、楽しみながら調べられることが大事。
・英語を使うことに抵抗がないこと
リサーチやスピーチで英語を使うことがあります。これもペラペラじゃなくてもいいけど、抵抗がない方が良いです。
・コミュニケーション能力
スピーチや交渉の際にビビらず、堂々と話せるのが大事。模擬国連の基本だと思います。慣れで身に付きます。
・論理的に考える力
これも基本です。何が問題で、どうしたら解決できるか。自分視点の利益と、相手視点の利益など、整理して考えることが求められます。これも割と慣れで身に付きます。
高校・大学での学びと模擬国連での学びはどう違いますか?
模擬国連は高校での学びと毛色の異なるプロジェクト型の学びです。学ぶべきものがまとめて渡されるというより、目的を達成するために自分が必要だと思うものを選んで学ぶのです。大学でも、似たような学びを求められることがあります。
現在の興味分野はどこですか?
哲学、特に自由意志論や正義論に加え、概念工学や科学技術ガバナンスなどの先端分野にも興味があります。また、人文系の学びをビジネス化することにも挑戦中です。
模擬国連はどんな人におすすめですか?その理由も教えてください!
暇を持て余している人におすすめです。崇高な志などはなくてもとにかくやってみることが大事だと思います
最後に、模擬国連に参加を考えている人へ一言お願いします!
楽しんで!!!
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タレカツさん、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました!
自分のコミュニケーション能力、論理性、英語の運用能力、国際情勢への知識とさまざまな能力が必要とされ、自分の総合的な能力が問われる活動だという印象を受けました。
時間があり、自分の実力を試したい方にぜひチャレンジしてほしいと思います!
模擬国連に興味を持っている方がいれば、ぜひ参加してみてください!
参加を目指す方はこちらから!!!
例年7月上旬に応募要項・書類選考課題の公開、9月上旬に応募フォームの公開を行っているようですので、随時HPをチェックして情報の更新をお待ちください。
もしこの記事を読んで、自分も課外活動をやってみたい・自分に合った課外活動を探してみたいと思った方は、以下のようなサイトがオススメです!
◯Qulii:中学生・高校生向けの学外プログラムを紹介しているサイト
◯校外プログラム大全:中高生のための、校外プログラムやイベント・課外活動やキャンプ・留学・大会や選手権やコンテストに関する情報大全
◯UT-BASEの高校生向け公式LINE:イベントやプログラムの情報を随時発信しています