高校生の皆さんは、「課外活動」をしたことがありますか?
ここでは、東大生が高校時代にしていた課外活動や、それが大学生活にどのように繋がったかについてのインタビューを紹介します。
もちろん、課外活動をしていなければ東大に行けない・課外活動で優れた功績を残している人ばかりが東大にいる、なんてことはありません。課外活動をせずに東大に入学した学生もたくさんいます。
「課外活動に興味があるけれど何から初めて良いか分からない」という人や、勇気が出ずに足踏みしている人がいれば、その人たちの一歩を踏み出す力になりたいという想いで、この記事をお送りします。
今回紹介する方の情報
◯所属:教育学部
◯名前:W.K.さん
◯取り組まれていた課外活動:国際交流や平和活動、英語でのスピーチ
インタビュー内容
こんにちは!この記事では、高校生の時に課外活動をされていた方にインタビューをし、課外活動の魅力や大変だったこと、大学での学びとの違いなど、その「リアル」を伝えることを目指しています。
ーーまず、高校生の時に力を入れていた課外活動を教えてください。
国際交流や平和活動、英語でのスピーチです。
ーー当時はどのような思いでその課外活動に取り組んでいましたか?
広島で育ったということで平和や核廃絶に対する強い関心があったのと、英語でコミュニケーションをすることが好きだったので、それを行動に移したいという思いで取り組んでいました。
ーーその活動を通して得られたもの・成長できた点は何ですか?
・国際交流、平和活動:同世代の仲間たちと平和について議論したりともに学んだりすることで、知識もそうですが平和構築の初めの一歩である「多様な背景を持つ個人とつながる」にはどうすれば良いのかということを経験ベースで学ぶことができました。また、英語力も飛躍的に伸びました。
・英語でのスピーチ大会への出場:自分が日常生活の中で感じたこと・考えたこと・違和感を持ったことについて、スピーチということで多くの人へ発信するスキルを身につけることができました。その力は今でもプレゼンやスピーチをする場面で言語を問わず役立っているなと思います。
ーーその活動をしてよかったと思う点を教えてください。
同じような興味や志を持つ良き仲間に出会えて、自分に見える世界が広がった点。学校のみでは積むことが難しい経験をすることが、将来を考えるにあたっても大きな示唆を与えた点。
ーーその活動で大変だった点を教えてください。
学校と受験勉強、部活動と平和活動プログラムとスピーチ大会への出場と習い事のピアノを両立するために、かなりのハードスケジュールな日々を過ごしていた思い出があります。
ーー高校での学びと上記課外活動での学びはどう違いますか?
私の通っていた高校ではそこまで国際交流系や語学系のプログラムが充実していなかったので、英語を使う機会や他の学校の生徒・海外の生徒と交流する機会が与えられたということが大きな違いかなと思います。
ーーその課外活動はどんな人におすすめですか?その理由も教えてください。
「なんとなく国際交流に興味があるな」「ぼんやりとだけど英語を話すことが好きだな」と考えている人にはオススメです。同じように考えている人と出会うことや、実際に活動をしてみることが自分の興味関心の輪郭をよりはっきりとさせてくれるのではないかと思うからです。
ーーそのような課外活動へ参加を考えている人へ一言お願いします!
もしも特定のプログラムに参加することに対して「私なんて」「違う世界のことだよ」なんて思っている人がいたら、その思いを頑張って押しのけて思い切って参加してみてください。私も自分を過小評価して機会を逃したことによって後悔したことがありますが、「やらずに後悔よりやって後悔」「迷うならやれ」です!
ーーありがとうございました!
課外活動を探してみたい方
もしこの記事を読んで、自分も課外活動をやってみたい・自分に合った課外活動を探してみたいと思った方は、以下のようなサイトがオススメです!
◯Qulii:中学生・高校生向けの学外プログラムを紹介しているサイト
◯校外プログラム大全:中高生のための、校外プログラムやイベント・課外活動やキャンプ・留学・大会や選手権やコンテストに関する情報大全
◯UT-BASEの高校生向け公式LINE:イベントやプログラムの情報を随時発信しています。
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