総合科目は履修登録した時点で進振り点(基本平均点)への算入は免れません。そこで、以下の方策が考えられます。 ①敢えて成績を「不可」や「欠席」にして(このことを広義に「撤退」と言います。)、再履修をする ②今から最善を尽くす ③諦める(せめて追い出す) ①について。総合A~F系列と一部のL系列は、再履修をすると、以前の成績が塗り替えられるので、過去の歴史を闇に葬り去ることができます。但し、総合科目は同じものが来期以降に開講される保証はなく、さらに、それが他の必修などと被る恐れもあるので、少しリスキーになります。再履修ができなかった場合は、③と同様の扱いになります。 ②について。今からでも遅くないので頑張る、という手法です。頑張った結果あまり芳しくなかった場合、不可なら①の手法、可以上なら③の手法へ移行します。 ③について。素直に諦め、未来の自分に託す手法です。総合科目は点数が悪ければ「追い出し」を行うことで、重率を0.1に下げることができます。そうすると、基本平均点の減点幅が抑えられる、ということです。追い出しをするには、失敗した科目と同じ系のグループの科目を追加的に履修し、より高い成績を獲得します。例えば理科生の場合、総合A系列で失敗したとすると、総合A~D系列で追い出しが可能です。