xは日本語の「シ」の音に近しいです。shはこもった音、一段階低い音になります。inとingに関しては聞き分けが難しいですが、inは発音の末尾が鋭い点が特徴的で、ingは発音の真ん中に「ュ」の音が入ること、発音の末尾に余韻が残る感じです!もっとシステマチックな話をすると、xは舌の位置が下顎にあるので空気がストレートに抜けていきますが、shは反り舌になるため、空気が口の中で少し滞留することになります=籠る感じ。inは口腔内の空間が狭く、最後に舌で空気の流れを止めます。ingは、最初は口腔内の空間が狭い状態から、発音の時間的な中間地点においてinに比べて口腔内の空間が縦に広くなり(この時に「ュ」に近い曖昧な音が出る。)、発音の最後は口が開いた状態になります。