半分正解で半分不正解って感じですね…まず前提として、底点は一定ではなくブラックボックスであるとこがあります。自分の点数が本当に第2段階の点数に到達しているかは、蓋を開けるまで分かりません。シュレーディンガーの第2段階です。そして、何より大事なのが、2段階選抜は当然に定員が少なく、自分の科類によっては募集が0の場合もあるということです。以上まとめると、例えば募集が1人の時、あなたは第2段階の申込者の中でトップでないといけない、というわけです。そして、第2段階では、進振り点が高い学部を失敗して落ちてきた人も参加します。その人たちは当然に持ち点が高めなので、間口が狭い第2段階では第1段階よりも不利である可能性も生じます。(そもそも、第1段階と第2段階で底点があまり変わらない場合もある。)以上総括すると、間口が狭く予測が難しい第2段階は、ある意味では第1段階よりも怖いものであり、より大きな確実性を求めるために、みんな第1段階での通過を目指す、ということになります。無論、不確実性は第1段階でも言える話で、そこをひっくるめて「第2段階の底点を取っていればいい」というのは間違いではありません。