1-3日目では、UNESCOの『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』に基づいて包括的性教育の鍵となる概念について学びます。受講者間のディスカッションやワークを通して、今後の人生で活かせるような知識やスキルの体得を目指します。
4日目では、身の回りの問題に対してどう変化を起こし、解決に繋げていくかについてロールプレイ等を交えながら学んでいきます。
授業全体を通して、自分たちの権利、性的同意、ジェンダー平等、性の多様性といった概念に関する学びをお互いに深めて行きましょう!
<講師について>
福田和子さん
大学入学後、日本の性産業の歴史を学ぶ中で女性の健康と政策の関係性に関心を持ち、福祉やジェンダー平等で先進的なことで知られるスウェーデンに1年間留学。そこでの日々から、日本の避妊法の選択肢や性教育の不足、性と生殖に関する健康と権利を守りにくい環境を痛感し、帰国後、特に若者も当たり前にSRHRを守れる社会の実現を目指し2018年5月『#なんでないのプロジェクト』をスタート。その後再びスウェーデンに戻り公衆衛生修士号を取得、現在はルワンダ にある国際機関でSRHRやジェンダーに基づく暴力に関するプログラム・アナリストとして勤務。共訳に『国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】』 (明石書店、2020年)。