沿革・概要
KYOSSはバリアフリー教育開発研究センター内の組織で、東大内のダイバーシティアンドインクルージョン促進のために、既存の学生ラウンジを改装して作られた場所である。2022年4月に開設され、KYOSSラウンジは全ての学生が無料で利用できるようになっており、管理は学生主体で行われている。
現在施設内の主な活動として、イベント運営とプラットフォームを作ることの2つを行っている。これらに加えて最近運営団体外の貸切利用を可能にし、誰もが使用できるプラットフォームとしての側面を強めていくことを目指している。現在ラウンジは、授業前後で立ち寄った学生同士の交流の場、作業の場として利用されることが多い。
施設の横にはオールジェンダートイレが設置されており、当事者研究の勉強会・読書会などを管理団体主導で今後開く予定。
運営団体
運営側の活動は、Slackを中心に使用し、不定期イベントの開催やSNS運営などを通年で行っている。運営メンバーは随時募集中のため、関心がある人はメールアドレスまたはTwitterのDMから連絡をとることができる。
これまでに、ドキュメンタリー映画鑑賞会や広島平和記念館元館長によるバーチャルミュージアムツアーなどのイベントが開催された。今後は、フェミニズムとポップカルチャーに関する講演会や、高校生との交流企画が予定されている。運営団体メンバーの特徴としては居場所づくりや当事者研究に関心のある学生が比較的多いことが挙げられる。