展開サービス1 : 起業支援プログラム”1st Round”
内容
創業3年以内の起業家または起業前のチームに対し、事業資金・ハンズオン支援・東大やパートナー企業のリソース提供をzero equityで行う。採択された企業もしくはチームに対しては実証実験・体制構築・広報・資本政策・資金調達など事業の実行支援を6ヶ月間行う。支援提供は個別面談を中心に行う。プログラム年2回開催され、各回約5チームが採択される。
起業支援プログラム”1st Round”にご関心のある方はこちら( https://program.utokyo-ipc.co.jp/ )
※ハンズオン:出資者が投資先企業の経営に伴走し、事業の成長を手助けすること
※zero equity:株式の持分を対価として受け取らないこと
プログラム応募後の流れ
1ヶ月弱:採択決定期間…書類審査・一次審査・最終審査
↓
半月:契約締結期間…6ヶ月間の目標とアクションを共有
↓
6ヶ月間:支援期間…進捗管理・必要な支援の提供
↓
支援期間後:IPCメンバーとして永続的な協力関係を維持
対象チーム
VCなどから外部出資を受ける前の、グループの核に東大の学部生・大学院生・卒業生が参画しているなど、東大と関係のある、または支援期間中に東大と関係を築こうとする、創業3年以内の起業家または起業前のチーム
実際に応募した約70チームのうち、学生チームは半分程度、学部生に限ると2割程度。学部生は東大が提供する起業家支援・育成プログラムである「アントレプレナー道場」や「本郷テックガレージ」参加者が多い
採択までの流れ
書類審査 : 事業計画プレゼン資料、1年間の活動計画・資金計画
→一次プレゼン審査
→最終プレゼン審査
→6ヶ月のプログラム期間
採択されたチームへの支援
1st Roundの選考を経て、採択されたチームは以下の9つのサポートを受けることができる
①パートナー企業とのマッチング
トヨタ自動車・ヤマトホールディングス・JR東日本スタートアップをはじめとした1st Roundパートナー企業との協業や実証実験を目的としたマッチングを支援。
②事業資金最大500万円の提供+東大IPCのパートナー企業と協業・実証実験をする際には上限500万円の実費を提供(事業資金として提供する金額は個別に決定)
③様々なクラウドサービスの利用権
AWS10万ドル分利用券+技術支援、Google Cloud Platform2万ドル分+GSuite10人分をはじめとしたクラウドサービスを利用することができる。
④東大IPCからの月次のアドバイス・進捗管理
⑤弁理士・会計士などからのコンサルティング
ベンチャー業界で著名な内田・鮫島法律事務所の鮫島先生をはじめとした弁護士・弁理士からコンサルティングを受けることができる。
⑥東大IPC会議室の貸与・東大インキュベーション施設への推薦
※インキュベーション施設:スタートアップを対象として、東京大学がオフィスや実験室を提供しているほか、会計・税務・法務などの専門家の紹介・投資家や企業の紹介など事業化のための支援を行っている
⑦IPCコミュニティへの参加
東大IPCのパートナー企業、東大IPCの投資先・支援先、東京大学の産学協創推進本部などが参加している「IPCコミュニティ」に加わり、情報交流することができる。
⑧大学教員とのネットワーク
東京大学の研究者の持つ知見や最先端研究施設はベンチャーの事業を強化する上で非常に有用である中で、そのアクセスを行う際の支援を受けることができる。
⑨提携アクセラレーションプログラム・ビジネスコンテストへの推薦
※アクセラレーションプログラム:IBM bluehubやJR EAST STARTUP PROGRAMなど、企業とスタートアップが共同して新たなビジネスの創出を行うプログラム
選考に漏れたチームへのフォローアップ
採択されなかったチームに対しても、特に有望であると東大IPCが認めたベンチャー企業や起業家には、東大IPCが事業計画のブラッシュアップのためのフィードバックやコンサルティングを行う。また、1st Roundに対しての応募は何回でも可能であるため、一度選考に落ちても再挑戦が可能である。
展開サービス2 : ベンチャー企業の求人プラットフォーム“DEEPTECH DIVE”
内容
DEEPTECH DIVEとは、東大IPCの投資先を始めとした最先端Tech系ベンチャー企業(ライフサイエンス・AI・IT・ロボット・宇宙)とベンチャー企業に関心のある人材(起業家予備軍・CXO志望者・エンジニア・副業志望者など)によるクローズドプラットホームであり、ベンチャー企業・個人がそれぞれ会員登録を行い、求人・スカウト・最先端技術シーズの情報提供/収集などを行うことができる。
東大IPCの投資先へのハンズオン支援の一環として運営しているため、ベンチャー企業は利用料・成約料など完全無料で利用することができる。
ベンチャー企業の求人マッチングプラットフォーム“DEEPTECH DIVE”にご関心のある方はこちら( https://www.utokyo-ipc.co.jp/dive/ )
企業会員
企業会員は、東大IPCの投資先ベンチャー企業・1st round採択先企業が中心。ベンチャー企業に関心のある人材層向けに無料で求人掲載・スカウト・最先端技術シーズの情報発信を行う。
個人会員
個人会員は、ベンチャー企業に関心のある人材(起業家予備軍・CXO志望者・エンジニア・副業志望者など)を対象としている。
キャリア情報などのプロフィール情報を登録(匿名化が可能)すると、求人への応募・スカウト待ち・起業のネタ発掘(最先端技術シーズやTech系ベンチャー最新情報取得)が可能になる。
尚、スカウト返信・応募しない限り個人情報は厳に非公開となっている。
Diveで使えるツール
①求人情報検索:エリア・職種・業種などの項目から絞り込んで企業や求人情報を検索できる
②企業へのコンタクト:個人会員は、「カジュアルに話を聞きたい」「求人内容の問合せ」「応募」の中から自分に合った目的を選択でき、企業と直接コンタクトを取ることができる。
③企業による人材検索
④企業会員・個人会員間でメッセージの送受信(双方に同意を得られた場合のみ)
⑤最新情報掲載:イベント、資金調達、起業支援に関する情報などを閲覧できる
ベンチャー企業の求人マッチングプラットフォーム“DEEPTECH DIVE”にご関心のある方はこちら( https://www.utokyo-ipc.co.jp/dive/ )
【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
〒113-8485 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
Email: incubation@utokyo-ipc.co.jp
Tel: +81-3-3830-0200 / FAX: +81-(0)3-3830-0183