「研究室へ行こう」の連載がスタートします。
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「研究」ってどんな世界なんだろう...
そんな漠然とした疑問を抱いた経験はありませんか。
自分が今興味持ってる「有機化学」って、どんな風に研究されているんだろう?そもそも研究室はどこにあるのかな...
授業で習ったあの手法とか実際に使われているのかな?
いつも必修科目で中国語を教えてくれる先生は、現代中国思想専門らしい...
「研究者」としての姿ってどんな様子なんだろう?
東京大学は、教育機関であると同時に、数多の研究室やゼミが存在する巨大な研究機関でもあります。
日々独自のテーマに向かって、新しい発見・発明を成し遂げたり、画期的な仮説を生み出したり。
そんな営みが、いつも通っている教室のすぐ近くで、続いている。
当たり前のことですが、改めて考えるだけでちょっと心躍りませんか。
でも、ちょっと気になっている先生や研究室、ゼミがあっても、
実際に会いに行くのはちょっと勇気がいる...
自分はまだ、難しい議論とかできないし....
そんな風に感じて尻込みしてしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし多くの学科では、いざ進振りが終われば、その約一年後には研究室選びやゼミ配属が始まってしまいます。研究という新たな局面は、比較的すぐそこにあるのです。
だとすればなおさら、学科の授業で学べることだけではなく、自分が行くかもしれない研究室のテーマだって、進振りにおける非常に大きなファクターになるのではないでしょうか。
この企画を立ち上げたメンバーは、まさに2年生の進振り前の夏、そんなことを考えながら悩んでいた学生です。
(以下当時のエピソードを少し綴ります💦)
当時気になっていた学科のHPを見てみれば、面白そうだ!!もっと知りたい!!と直感的に感じるものの、
「字面に惹かれてるだけかも...」
「全然その分野に詳しいわけじゃないし...」
「先生に頓珍漢な質問しちゃうかも...」
と、あれこれ考えてしまいます。
でも、やっぱり直接先生にあってみたい!
と勇気を出してメールを出しました。
結果として、どの先生も大変実りあるお話をしてくださり、まだまだわからないことだらけの中でも話の中でなんとなく引っかかった言葉をたくさんメモしたのを覚えています。
とにかく刺激溢れる素敵な時間で、研究の「け」の字も知らない当時の私が、「この分野にもっと没頭したい」と強く思ったきっかけとなりました。
もし「何か違うかも」などと新たな気づきがあったとしても、この経験自体は間違いなく新鮮さを帯びて記憶に残り、別の形でその後の進路に影響したはずです。
長々と語ってしまいましたが話を戻します笑
この企画では、多くの学生にとって距離の遠い研究の世界を学部生目線で覗いてみるという体験にスポットライトを当てて、特集します。
具体的には連続インタビューを通じて、メンバーが実際に興味を持っている研究室を訪問して繰り広げられた生の会話をお届けしていきます。
ある分野に興味を持ちながら「勉強」する自分と、日々「研究」する先生。
その対話の中で、ちょっとだけ背伸びしてみる。
そこには、いつもの授業とは一味も二味も違う学びがあるのではないでしょうか。
みなさんがインタビューを読んで、「研究」を前より身近に感じてくれたら
そして何より、聞く勇気、研究の世界に飛び込んでみる勇気を届けられたら
幸いです。
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