■理念/指針・沿革
東京大学新聞社は大学から独立した報道機関としての自覚と公平性をもち、情報の発信を行っている。また、多様な仲間と共に、自らの探究心に基づき活動を行うことで、部員自身が成長できるような団体を目指している。
東大新聞の歴史は長く、1920年に『東京帝国大学新聞』として創刊して以来、学内外で幅広い支持をいただいており、現在は、学生新聞としては唯一、公益財団法人の組織形態をとっている。
創刊100周年を迎えた3年前、今まで週刊で発行していた紙の新聞を、2021年4月より月刊・タブロイド化し、弊社のウェブメディア「東大新聞オンライン」に軸足を移すことを決めた。今後も時代に合わせた情報発信を行っていきたいと考えている。
■活動内容
《ビフォーコロナ》
公益財団法人東京大学新聞社は、東大生の手で新聞制作活動を行う団体。週刊「東京大学新聞」発行のほか、オンラインメディア「東大新聞オンライン」や書籍(受験生応援本、紙面連載を基に書籍化したものなど)の運営・発行、学園祭などでのイベントの主催など幅広く活動している。
主な活動は企画立案、取材、記事執筆、紙面レイアウト作成。自分の興味の湧いた分野について徹底的に取材したり、東大の先生や有名人に直接お話を聞いたりできるのは東京大学新聞社ならではの魅力だ。一見難しそうな業務に不安を覚えるかもしれないが、大学から新聞制作を始めた部員がほとんどで、上級生が一から教えるので心配はいらない。編集会議では執筆内容などを相談している。
《ウィズコロナ》
取材・会議が全てオンライン化した。緊急事態宣言下では入稿(原稿を紙面に落とし込む作業)もオンラインにて実施した。また新型コロナウイルス感染症が直接の原因でないが、紙の『東京大学新聞』は2021年4月より週刊から月刊へと移行する。対面の方が良いと思われる場面では、対面での活動も少しずつ取り入れていきたい。対面活動に参加できない場合も、活動に支障が出ないようにしたい。
※2023年度の対面活動再開の見通し
オンライン参加と部室での対面参加のハイブリット型で編集会議を実施。取材も対面、オンラインを併用して行っている。
■OBOGの進路/活動
〈進路〉
出版・メディア系に進む人が多い
〈諸活動例〉
リクルート、DiscoveringHongoに参画