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東大外部
本郷キャンパスにある会員制AI特化型インキュベーション施設
正式名称 |
KERNEL HONGO |
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公式リンク | |
カテゴリー |
AI特化型インキュベーション施設 |
対象者 |
AI技術を使って世の中を変えたい人。AI技術者、またはAIを適用したいプロジェクトや事業のアイデアを持っている方。 |
実施期間 |
年中受付(メンバーシップ選考あり) |
実施場所 |
東京都文京区本郷4-1-4 Place α3F、4F (スターバックス本郷東大前店の上) |
お問い合わせ方法 | |
参加方法 | |
審査有無 |
あり |
参加費 |
無料 |
KERNEL HONGO はDEEPCOREという組織が運営する会員制AI特化型インキュベーション施設である。24時間年中無休で無料で使える。場所はスターバックス本郷東大前店の上である。
DEEPCOREはコミュニティ運営事業、インキュベーション事業、投資事業の3つを行なっており、前者二つの事業拠点がKERNEL HONGOである。
このコミュニティでは、若手AI技術者や研究者などが集まるコミュニティで尖った才能を持つメンバーと刺激を与え合い、幅広いネットワークを築くことができる。
KERNEL HONGOにおいてメンバーは、個人の集中作業や打ち合わせ、チーム作業、イベントなどに使えるスペースが提供される。
またクラウドサービスなど多様なバックアップサービスが提供される。加えて、メンバーが企画するイベントや、ビジネスやAI分野のトップランナーを招いたトークショー、最新論文の輪読会などで、最先端の情報をキャッチアップできる。さらに、KERNEL HONGO では、メンバーの”起業”という挑戦がサポートされ、KERNELから生まれた有望なAIスタートアップには、DEEPCOREが運営するファンドからの投資が検討される。
なお、本施設は選抜方式の会員制施設であり、AI技術への興味と、世界を変えることへの興味両方を兼ね備えている人を受け入れている。応募にあたってはAI実装に関する技術があるかは必須ではなく、AI に興味があり、かつ何かAIを使って世界に変革をもたらしたいという気持ちがあるかが大事であるという点に注意したい。
KERNEL HONGO が提供する具体的な設備などは本稿後半を参照されたい。
技術で世界を変える志を持つ者たちの潜在能力を解き放つことをビジョンとしている。特に、現時点ではAI技術に着目し、AIで世界を変えたいという強い情熱を持った人物を集め、支援を行なっている。
施設対象者、応募条件の詳細
1:施設対象者
AI技術を使って世の中を変えたい人が対象である。ターゲットとしては、AI技術者とAI適用分野有識者が求められている。AI技術者とは例えばディープラーニングや機械学習に造詣の深い人物であり、AI適用分野有識者とはAIが適用可能である他の技術/産業などの分野に造詣が深い人物である。
2:応募条件の詳細
詳しい応募条件は以下の通りである。
2.a 応募条件 (必須)
2.b 歓迎条件 (必須ではない)
使える設備や受けられる支援などメリットの詳細
まず、多彩な人材が揃ったコミュニティにアクセスし、DEEPCORE社員やコミュニティマネージャーの支援のもと、自分が成し遂げたいことに挑戦することができる。例えば、DEEPCORE社員やコミュニティマネージャーに自分がやりたいことなどを相談すれば、コミュニティ内の合いそうな人を紹介してもらえるなど、丁寧なサポートが受けられるようである。
また、個人の集中作業や打ち合わせ、チーム作業、イベントなどに使えるスペースが、24時間年中無休で本郷キャンパス近くという好立地で提供される。
さらに、この施設ではディスプレイ、Wi-Fiの基本的インフラが提供されることはもちろんのこと、GPUインフラを無料で使える他、ディープラーニングの技術書や医療政策/都市政策/介護/教育などの様々な分野の本が大量に閲覧でき多様なバックアップサービスが提供される。
加えて、メンバーが企画するイベントや、ビジネスやAI分野のトップランナーを招いたトークショー、最新論文の輪読会などで、最先端の情報をキャッチアップできる。
さらに、KERNEL HONGO では、メンバーの”起業”という挑戦がサポートされ、KERNELから生まれた有望なAIスタートアップには、DEEPCOREが運営するファンドからの投資が検討される。(なお、KERNELメンバーになると起業することが必須になるというわけではない)
メンバー内訳
現状メンバーは400名ほどであり、学生や社会人からなる。学生のうち東大生は7〜8割であるという。幅広い人が出入りしており、遠くからは九州・四国の方が参加しているという。また年齢層もから60代まで幅広い。
メンバーの分布としては2021年1月現在で3要素の重なりがあるベン図として、AI技術者が79パーセント、「農業」、「医療」といった関連領域分の野関係者が45パーセント、組織立ち上げの経営素質がある者が27パーセントといった構成で成り立っている。
施設の雰囲気、コミュニティのつながり
通常時空いている時は一日50-70人が利用している。席がいっぱいになる事も多々ある。
時間帯により雰囲気は変わるとのことだ。例えば、日中は事業作りに専念してる人が黙々と作業しており、夕方の仕事・授業終わりには賑やかになってくるとのことだ。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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An educational program in which a diverse group of students and adults learn from each other while living and eating together for two years.
The division in charge of education related to entrepreneurship in the University of Tokyo.
本郷にある、3Dプリンターやレーザーカッターなどの機械が使えるデジタルファブリケーション施設。
全人格的な高い総合力を持つ人材の育成が目的のプログラム。超豪華な講師により分野横断型講義が行われる。