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東大内部
主題科目の「学術フロンティア講義」にて開講される、 2022年度から開始予定の新入生向けアントレプレナーシップ講座。
東大の新入生3000人全員をターゲットとした講座で、2022年度は4〜6月にかけてオンラインで開講される。
正式名称 |
UT-ONE |
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公式リンク | |
その他公式SNS |
講座の概要を説明した動画はUT1 1 Step1 講義概要から |
カテゴリー |
アントレプレナーシップ |
対象者 |
学部1年生(1単位が付与される) |
実施期間 |
4〜6月 |
設立日 |
2022年 |
実施場所 |
オンライン (使用ツール:Zoom・Slack・Miro) |
参加方法 |
UTASで履修登録をして、参加フォームに記入 |
審査有無 |
なし |
参加費 |
なし |
主題科目の「学術フロンティア講義」にて開講される、 2022年度から開始予定の新入生向けアントレプレナーシップ(※)講座。
東大の新入生3000人全員をターゲットとした講座で、2022年度は4〜6月にかけてオンラインで開講される。
(※)UT-ONEではアントレプレナーシップを「会社をつくる」という狭い意味ではなく、「新しいことを考えて、それを自分の力で進めていく精神性」を指すものと定義している。
そのため、起業やビジネスのみに特化したプログラムではない。
履修上の注意
講義は毎週水曜5限にYouTubeLiveで配信されるオンデマンド方式で、リアルタイムでの出席は必須ではない。そのため、水曜5限に別の授業を履修している学生でも履修が可能である。
講義の初回はグループワークを行うため同じ内容を7回実施する。こちらから好きな日付を選択して申し込むことができる。
ビジョン(この講義が目指すもの)
「全ての東大生がライフワークとなるテーマを見出し、共感し合える仲間と共に挑戦していく基盤を作る」ことを講座の目的としており、以下の3つをビジョンに掲げている。
①Start Dash
受験のように全員が同じ答えになる問題を解くのではなく、自分なり・チームなりの問題を探し解決に向けてアクションする。
②Portal
自分の関心の方向性を掴み、それに対応した学内のプログラムにエントリーする。
③Cycle
来年度により良いプロジェクトを形作るための学びを得る。任意参加で、今年の1年生が来年度はスタッフとして活動する。
新入生にとってUT-ONEとは?
UT-ONEではスタートアップをバンドに例えている。音楽性の合う人同士で集まり、野心を響きあわせて曲をつくるバンドと同じように、アントレプレナーはビジョンを共にする仲間と共に野心を持ってプロジェクトを進めていく。
新入生の興味に合わせて最初の一歩を踏み出すことをサポートするUT-ONEは、いわば新入生のためのデビューステージである。
本講座のターゲット
UT-ONEでは対象を「1年生全員」と定めている。
特定の興味や目的を持つ人の参加を想定している他のプログラムと違い、文字通り新入生「全員」を迎え入れようとしている点は本講座の大きな特徴である。
こんな人には特にオススメ
・違う科類にいる興味範囲が近い1年生と繋がりたい人
・面白い講義を知り、進振りを考える糸口をつかみたい人
・自分なりの問いと答えを探す学びに興味がある人
講義形式
4月から6月までの短期集中型の講座である。
ZoomやSlackに加え、Miro(オンラインホワイトボードのツール)やsli.do(Q&Aや投票ができるツール)といったツールを活用し、オンラインで行われる。
講義は毎週水曜5限にYouTubeLiveで配信されるオンデマンド方式で、リアルタイムでの出席は必須ではない。水曜5限に別の授業を履修している学生でも履修が可能である。
Slackに参加して連絡を取り合い、仲間とプロジェクトを実施してその結果を6月末に発表することが単位取得の条件である。
その他任意参加で、自分のテーマ探しを深掘りする単発イベントや、新入生同士の交流イベントが予定されている。
講義やイベントの中で「面白そうなことを、仲間と共にやってみる」ことがテーマであり、自分の興味ジャンルを定め、他の参加者と協力して実際にプロジェクトを進めていくことが大きな軸となっている。
進めるプロジェクトのジャンルとして、テクノロジー、ビジネス、デザイン、文化・国際、社会課題解決、企業コラボの6つが用意されている。
プロジェクトの例としては、1年生同士のランチをアレンジするSlack-botの制作(テクノロジー)や、食堂でのポスターデザインコンテストの主催(デザイン)などが挙げられる。
スケジュール
ゴールデンウィークを境にして4月を前半、5月・6月を後半と大まかに分けている。前半ではオンラインツールに慣れていきながらプロジェクトのジャンルを把握し、自分の興味ジャンルを選んでいく。また、参加者の中から一緒にプロジェクトを進めるペアを組んでいく。
そして、ゴールデンウィーク中にジャンルとペアを決定し、講義の後半に臨む。
後半ではペアとプロジェクトの方向性を決めていき、別のペアと4人のチームを作る。そして、作ったチームでプロジェクトを進めていき、実際にモノやイベントを作り、作ったものを想定顧客に使ってもらい、その結果を6月末に各チーム10分程度で発表する。
参加者は仮説と実証から学び・考察を練ってプロジェクトを進めていくが、プロジェクトの作り方や仮説の立て方などは講座でサポートを行う。
UT-ONEは今年度から始まるプロジェクトである。
講座の概要を説明した動画はUT1 1 Step1 講義概要から視聴可能。
UT-ONEでは、「面白そうなことを、仲間と共に、やってみる」ことにより、
①やればできる!という自信(Self-Efficacy)
②連れ出され力・巻き込み力 (Collabolation)
③関心と社会課題の一貫性 (Social-Identity)
の3つを身に付けることを目標としている。
なお、①のやればできる自信を最も重視している。
・やればできる!という自信 (Self-Efficacy)
6つの異なるジャンルごとにサンプルとなるプロジェクトが用意されているため、想定顧客・課題・解決策は必ずしも参加学生がゼロから考える必要はない。
そのため、学生は実際に「行動に移す」ことに集中することができる。
自分でやりたいことがあれば自由にアレンジして進めていくことももちろん可能である。
`・連れ出され力・巻き込み力 (Collabolation)
ペアを作り、4人でチームを組んでプロジェクトを進めていくことで、他の人と協力して課題を解決していく経験を積むことができるため、協働性が養われる。
・関心と社会課題の一貫性(Social-Identity)
自分の興味関心に応じたジャンルを選択して実際にやってみることで、社会にどんなチャレンジがありその中で自分は何がやりたいのかという自分の中身を知ることができる。希望者は自分のテーマ探しのイベントに参加しさらに深掘りすることができる。
・東大の1年生全員
・違う科類にいる興味範囲が近い1年生と繋がりたい人
・面白い講義を知り、進振りを考える糸口をつかみたい人
・自分なりの問いと答えを探す学びに興味がある人
・なし。新入生であれば全員に参加してほしい講座になっている。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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