東京大学体験活動プログラム「帰還困難区域の『町づくり』を考える。」

学生向け

東大内部

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目次

    基本情報

    対象者

    東京大学の在学生(学部生+大学院生)

    参加方法

    https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/special-activities/h19.html

    ■企画概要

    東日本大震災と福島第一原子力発電所事故から14年が経ちました。原発事故により長期避難を余儀なくされた福島県双葉郡は、社会経済基盤に大きな打撃を受けました。かつてメディアで報じられた、廃墟のようになった街並みの記憶が残っている方も多いかもしれません。
    その後、除染や生活基盤の再建が進む中で、新たな産業の創出を目指したさまざまなプロジェクトも展開され、地域の「復興」に向けた取り組みは着実に進められてきました。

    一方で、人々の暮らしや生業の「復興」は、依然として道半ばです。人口の回復が進まないほか、医療・介護・福祉、買い物、教育といった日常生活に欠かせない環境にも、多くの課題が残されています。

    福島の復興は、その規模の大きさや複雑さゆえに、外からはなかなか見えにくい側面があります。廃炉やALPS処理水といった大きな話題に注目が集まる一方で、地域で暮らす人々の葛藤や日々の積み重ねは見えづらくなっているのが現状です。

    本プログラムでは、現在も帰還困難区域が残る浪江町、双葉町、大熊町、富岡町を訪れ、自治体、住民の方々、地域の事業者への聞き取りや参加者同士の議論を通じて、この地域における復興の過程をあらためて捉え直すことを目指します。

    「復興」とは何か。その現場では、どのような歩みが続けられ、そこにどのような願いや想いが重ねられているのか。地域で暮らす人々の言葉や行動に直接触れながら、地域の課題や可能性を探究します。
     

    ■プログラム構成

    ・浪江町、双葉町、大熊町、富岡町の4町を対象に、現地視察および現地の方々へのヒアリング調査を実施
    ・上記をもとに、参加者同士で議論を行う
    ・議論の成果を自治体の方々などにフィードバックする


    プログラムで学べること

    ・現地調査や関係者へのヒアリング、グループワークを通じ、問いを立てる力や課題解決力など、学業や就職活動に活かせる実践的なスキルを身につけられる。
    ・これまでの参加者は学部1年生から大学院生まで、幅広い専攻の学生がおり、多様なバックグラウンドを持つ人と交流しながら学ぶことができる。
    ・希望者は本プログラムで得た成果を研究に発展させることも可能。これまでには、学部2年生で学会発表を行った参加者や、学会で受賞した参加者がいる。

    参加者の声

    ■去年の参加者の声

    「今まで興味を持ってこなかった視点から物事を見ることができ、とても勉強になった」
    「現地で多くの方々のお話を聞く中で、自分の見方に先入観があったことに気づかされた」
    「同学年や、先輩が運営メンバーとしてプログラムを形にしている姿に刺激を受けた。交流の機会が多かったのも魅力だった」

    本プログラムに向いている人

    ・フィールドワーク型の探究学習に興味がある
    ・社会課題について深く考えたい
    ・教科書やニュースでは得られない視点を知りたい
    ・福島や震災復興、まちづくりについて学びたい
    ・多様な専攻の学生と交流してみたい
    ・夏休みに何か本気で打ち込みたい

    その他

    「体験活動プログラム」とは?
    「体験活動プログラム」は、東京大学の学部生および大学院生が、普段の生活では触れることのない文化や価値観を体験できる教育プログラムです。本学独自の取り組みとして2012年度から実施され、毎年、国内外合わせて約90のプログラムが開講されています。

    「帰還困難区域の『街づくり』を考える。」 は、その中でも本学の学生が自ら提案・企画する数少ないプログラムの一つであり、2025年度で4年目を迎えます。

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