学生向け
東大内部
KOMCEE WESTで、商品やブランドなどの新しい価値を発想・構想する特別プログラム。
公式リンク | |
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カテゴリー |
大学講義・ワークショップ |
対象者 |
東大生は学年・学部不問 ※2021年4月6日19時現在、システム登録にミスがあり後期科目としての開講登録が表示されていないが、修正され、後期科目としても開講登録がなされる予定。 若干名の社会人参加者も募集 ※いずれも全ての授業日程に参加可能な方 |
実施期間 |
Sセメ/Aセメ 木曜17:30から20:30 |
実施場所 |
対面(21KOMCEE 5階502教室)またはオンライン ※2021年Sセメはどちらとなるか調整中 |
参加方法 |
学生は授業URLを確認の上、オンライン説明会(2021年Sセメは4/8(木)17:30-20:30)に参加必須(事前登録不要)。 ※学生はUTASから履修登録も必要。 社会人の方はHPを確認の上、申込(オンライン説明会への参加は不要)。 |
審査有無 |
学生は、対面開催となり定員を超えた場合に選抜を実施。 社会人に関しては、属性・志望理由等を考慮しての選考を実施。 |
参加費 |
学生は無料 社会人に関しては一部参加費が必要な場合あり |
ブランドデザインスタジオは、駒場キャンパスのKOMCEE WESTを舞台に、「共創」の手法により商品やブランドなどの新しい価値を発想・構想する特別プログラム。参加者が、体験を通して広く社会一般で活用し得る「共創」の手法を、東京大学×博報堂ブランドデザインのコラボレーションにより学んでいく。
全学自由研究ゼミナールに指定されており、学年学部関係なく、修了後は2単位が付与される。形式はワークショップなので、受講する場合は原則毎回出席する必要がある。
2011年から始まり今年で11年目。集中形式やセメスター制などの変化はあったが、「チームで、あるテーマにについてリサーチを行い、ブランドコンセプトを考え、新たな商品やサービスのアイデアを発想することに取り組む」という部分は変わっていない。
毎回、多様なテーマを定めているが、共通しているのはテーマが抽象的であること。具体的なビジネスコンテストのように正解が見えるものではなく、「近所」や「ヘルシー」など、形が見えないものをテーマにしている。
<オンラインの場合>
昨年度(2020年度)Aセメスターになされたのオンラインでのワークショップは、授業後に実施しているアンケート回答結果では、過去最高の満足度になった。zoomのブレイクアウト機能などを使いながらグループワークを行う、というスタイルが基本だった。さらにSlack等で授業のチャンネルが作られ、事務連絡や資料提供はそれを通じてなされていた。各チームで話している時、運営側はブレイクアウトルームを回り、サポート・問いかけを積極的に行っていた。
<オフラインの場合>
普段から法人向けにワークショップを企画している、博報堂にお勤めの運営側の方々が、場づくりの手法を上手くコーディネートする。具体的な手法は授業でのお楽しみ。発想が刺激されるカードや、フィールドリサーチの上手いやり方、エッセンス・ガイドラインなどが教授されるはず。あくまでも主役は学生であり、主役が活躍できるようなサポート、マテリアルが提供されるし、それを活かすも殺すも学生の皆さん次第。
例年だと、お菓子を食べたり音楽を流したりしながらディスカッションを行っている。通常の講義型の授業とは違ったモードで「頭を働かせる」ための雰囲気づくりを大切にしている。答えが無いものを考え続けることはそれなりに大変だが、自由に議論ができるような場づくりを常に目指している。
<今年度の予定>
今年度(2021年度)Sセメスターの最終的な参照フィールドは渋谷を想定しているが、最初のインプット・リサーチについては自分自身の近所で行うことが想定されている。最終的なフィールドである渋谷は、いわゆるスクランブル交差点周辺の「渋谷」だけでなく、代官山や恵比寿、ササハタハツ(笹塚・幡ヶ谷・初台)等の地区をも含む。
授業のスローガン:正解のないに問いに共に挑む。
東大生は基本的に、正解のある受験勉強などの問いに一人で解くことは非常に強い。ただ、世の中に向けて新しいものを創っていく場合、これという正解がない場合、また色んな人とやっていく場合が多い。そうした経験を大学時代から積んで欲しい、という狙いがある。
また、その時その時の時流や、今までやっていないような切り口など、このワークショップで学んだことを、自分の普段の授業や仕事、活動に還元していってほしい、という狙いもある。
・講師の方が非常に魅力的。こういった価値観を持った方がいらっしゃるのかと感銘を受けた。
・授業の前半は講義が中心で、後半はグループワークを行った。
・授業の負担は班による。自分の班では無いが、授業にしっかり来ない人がいる班はちょっと負担が重たくなって大変そうだった。
・週に1回ほど、授業時間外に2時間程度のミーティングを行う班もあった。
・しっかりと議論ができる環境だった。高いモチベーションを持つ参加者が多く、グループワークの醍醐味を味わうことができた。
・ワークショップを通して、新しい商品を語る社会人の方々の考え方に触れ、社会の新しい動きへの感度が高まった。
・グループワークで意見が割れることもあり、そういった場面で意見の調整をした経験は就活などでも生きた。意見が割れたとき、相手の意見とその理由をしっかりと聞いた上で、自分の意見に巻き込んだり、あるいは柔軟に相手の意見を取り入れたりするという経験は社会に出てからも役に立つと感じた。
・学部や科類を横断したワークショップなので、普段自分が接するサークルやクラス等のコミュニティとは異なる種類の仲間ができる。
・答えがないことを考えるのが好きな人。
・誰かと一緒にコミュニケーションを上手く取りながら、みんなに面白いと思ってもらえるように自分の考えを伝えたり、相手の考え・アイデアを汲み取ったりするのが得意、楽しいと思える人。
・逆にそういう活動をやったことがなくて、でも社会に出るために練習したいという思いがある人も歓迎する。自分がなりたい方向にこの講座があるならばぜひ受講してほしい。天性のコミュ強とコミュ障がいる、アイデアマンとアイデアでない人がいると思われがちだが、実際それらは慣れによるところが多いので、最初は得意でなくても問題ない。
・サークルやクラス以外の仲間を作りたい人。
・社会人と話してみたい人。
・学生は、科類・学年ともに多様。文2が多いが、それでも全体の3割程度。普段は駒場開講であることもあり、学部1,2年生が多かった。しかし、学部3,4年生でも単位が出るようになり、さらに先学期ではオンライン開講となったため、後期課程の学生の履修者が増えた。院生などもいる。セメスターごとにテーマが変わるので、それ次第でも属性傾向は変わる。
・社会人はメーカー、ITサービス、メディア等多様な職種の方が参加。東大生と話すことで自身の働き方やビジネスに関する新たな視点を得たいと思っている人が多い。アイデアを作り出したりリサーチをしたりするスキルをつけたいという人や、テーマ自体に興味があって参加する人もいる。
このワークショップでは、ただ聞いて学ぶというよりも、皆で一緒に考えることが多いため、ある程度負荷がかかる。授業内でのディスカッションやリサーチ、次回授業までにアイデアを持ち寄る等、グループワークが本格的に行われるため、それなりに負荷のかかる授業となる。チームがきちんと機能するように、それなりにやる気を持った人に参加してほしい。ちょっと人の講義を聞きたい、くらいの温度感だと、十分にグループワークにコミットできず、他のチームメンバーに迷惑をかけてしまう恐れがある。
・学生は授業URLを確認の上、オンライン説明会(2021年Sセメは4/8(木)17:30-20:30)に参加必須(事前登録不要)。※学生はUTASから履修登録も必要。
・社会人の方はHPを確認の上、申込(オンライン説明会への参加は不要)。
※対面での授業は40名限定。もし40名以上の希望がいた場合はオンライン開催になる可能性がある。(未定)
大まかなスケジュール感としては、
4,5月:インプットが中心。チームビルディングやテーマ決定、調査など。
6,7月:アウトプットが中心。コンセプトメイキングやアイデア創出、最終プレゼンなど。
※スケジュール詳細は以下の通り。
日付 | 授業内容 |
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4/8 | 学生向けガイダンス ※社会人の方の参加不要 |
4/15 | チームビルディングと自分の「ご近所」紹介 |
4/22 | 調査テーマの導出と調査計画のデザイン |
5/6 | 調査演習 |
5/13 | 調査のまとめ方を学ぶ |
5/20 | 調査のまとめ |
5/27 | 調査成果共有会 |
6/10 | コンセプトメイキング |
6/17 | アイデア発想① |
6/24 | アイデア発想② |
7/1 | プレゼンテーション・リハーサル |
7/8 | チーム活動 |
7/15 | 最終プレゼンテーション |
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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地域の社会課題を解決すべく、特定の自治体と交流しながらフィールドワークを行うプログラム。
A “development” program that provides students interested in developing new products, with financial funding and space and equipment.
一定の売り上げを稼ぐことがプログラムの修了要件となる「超実践型」のプログラム。
従来型の資本主義とこれからの世界について理解し、未来を創り出すリーダー達とのイノベーション共創をする実践型プログラム。