■理念/指針
UTDS(University of Tokyo Debating Society)は、即興型英語ディベートを通じて、英語での表現力と説得力、幅広い分野における教養と普遍的な論理的思考力を深めるための環境形成を理念とするコミュニティーである。20年ほどの歴史を持つ。
NA Style, BP Style, Asian Style(※)と呼ばれる3種類の英語即興ディベートを時期別に行う。スタイルによって変わるが、基本的にはMotion(議題)が出されてから15~30分の準備時間を経て一人あたり7分間のスピーチをする。Motionは国際関係、政治、法律、芸術、スポーツ、経済、教育、恋愛など様々でこれらについて議論することで、幅広い知識と表現力が身につく。Motionが出されてからスピーチをするまでの時間が短いため、英語力や思考力を身につけられることが大きな特徴の一つ。
国内で1~2番手なので国内大会ではほぼ上位に食い込む。アジア大会だけでなく世界大会でも結果を出している。直近では2023年の世界大会ではネイティブスピーカーも出るカテゴリーで決勝トーナメント進出、2024年には決勝トーナメント進出に加えジャッジでも決勝のジャッジを輩出した強豪。
(※各スタイルの説明)
NA Style:2人 vs 2人
準備時間(20分間)→1人当たり7分間スピーチ(計28分)→各チーム1人がさらに4分間のスピーチ
Asian Style:3人 vs 3人
準備時間(25分間)→1人当たり7分間スピーチ(計42分)→各チーム1人がさらに4分間のスピーチ
BP Style:2人 vs 2人 vs 2人 vs 2人
準備時間(15分)→1人当たり7分間スピーチ(計56分)
■活動内容
基本的に駒場キャンパスで対面またはオンラインでディベートの練習を行っている。
■OBOGの進路/活動
OBOGには、その強い論理的思考力とリスクマネジメント能力を武器に、外銀・外コン・外務省・国際公務員等に就職する人が多数存在する。