第一高等学校・東京大学弁論部

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100年以上の歴史を有しており、弁論とディベート、読書会を中心に活動する法学部公認サークル。

目次

    基本情報

    執行代

    2年生(1年生の1月1日~2年生12月31日)

    人数

    1~4年の合計で80人程

    参加学年

    学部生のみ

    選考情報

    なし

    年会費

    春/秋に集める。それぞれ2,500円。

    活動頻度

    週二回の常設部会に加え、不定期に部会が開催される。参加は任意で、日程は調整可能。

    Twitter

    https://twitter.com/Todai_Benronbu

    LINE

    https://lin.ee/euVsBy1

    Instagram

    https://www.instagram.com/todai_benron/

    公式サイト

    https://utbenron.com/

    活動の様子






    概要

    ■理念/指針・沿革

    理念/指針
    知的な卓越性を有した学生のコミュニティとしての自負を持つ。活動の自由度が高いため、多様な関心をもつ学生が所属する。
    部の一貫した態度としては、弁論・ディベートを通じ人に語りかけ説得する言葉の力を磨いていく姿勢と、読書会や研究会、その他の活動を通じそのバックボーンとなる「教養」を身に着けようとする精神性が共有されている。

    沿革
    1889年(明治22年) - 前身の第一高等学校弁論部が発足。
    1911年(明治44年) - 弁論部大会で作家の徳富蘆花が『謀反論』の講演を行う。
    1977年(昭和52年) - 法学部緑会加盟サークルとして、本郷キャンパスに部室を設置。

     
     

    ■活動内容

    弁論部、正式名称「第一高等学校・東京大学弁論部」は、100年以上の歴史を有しており、弁論とディベート、部会を中心に活動する法学部公認サークル。芦田均(元首相)や矢内原忠雄(元東大総長)、滝本哲史(投資家)など、数々の著名人を輩出しており、政・官・財・学などの各界で活躍するOBと交流することもできる。
     
    弁論とは、自分の意見、主張を聴衆の前で話し、説得を行う競技である。弁論では、単なる内容の論理的な正しさだけでなく、提案の新しさや喋りの技術など、弁士の総合的な説得力が問われる。扱われる内容は弁士が自由に決定でき、社会問題に具体的な政策を提示し解決を図る政策弁論や、新たな価値観の提示、転換を訴える価値弁論などがある。
     
    ディベートとは、あるトピックについて肯定と否定に分かれて第三者を説得する競技である。多くのエビデンスを基にしたアカデミックな議論が展開される調査型ディベートと、その場で論理を組み立てていく即興型ディベートが行われている。自分の思考を客観視し、論理的に議論を有利に進めていく能力を身に着けられる。
     
    部会では、部員が関心のあるテーマについてゼミのようなものを企画して自主的な勉強会を開くことができる。テーマは法学や政治に限らず、日本近現代史や文学理論、美術など多岐に渡っており、気軽に対話をする環境が整っている。

     

    ■OBOGの進路/活動 

    〈進路〉
    政界や官公庁、法曹の他、大学院に進み研究者への道に進む人も多いが、メディアなど民間で活躍するOBも数多い。

    〈諸活動例〉
    卒部生の例としては以下の通り
    ・芦田均(第47代内閣総理大臣)
    ・瀧本哲史(エンジェル投資家、瀧本ゼミ創始者)
    ・矢内原忠雄(経済学者、元東京大学総長、矢内原事件)
    ・藤原章夫(現文部科学事務次官)
    ・前川守(内閣府審議官)
    ・朝比奈一郎(元経済産業省課長補佐、青山社中CEO)
    ・森戸辰男(経済学者、初代広島大学学長、元衆議院議員、元文部大臣、森戸事件)
    ・寺谷広司(国際法学者、東京大学大学院法学政治学研究科教授)
    ・五百籏頭薫(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

    メンバー構成

    人数
    80~90人ほど。

    学年
    各学年15人~20人ほど

    執行代
    2年生(1年生の1月1日~2年生12月31日)

    ジェンダーバランス
    女性はおよそ3割

    加入時期
    基本は4-5月だが、年間にいつでも加入可能。

    属性
    ・文一メインだが、他の科類の学生もたくさんおり、理系部員もいる。
    ・政治、法、文学、倫理学、分析哲学など諸学問に関心の高い人が多い。
    ・半分以上の人が兼サーしており、川人ゼミ、瀧本ゼミといったゼミや現代国際法研究会、UTDS、東大ESSといったディベート関連のサークルとの兼サーも多い。運動部との兼部をしている部員も一定数存在する。
    ・しっかりとした真面目な議論ができる空間を求め入る部員が多い。

    活動実態

    1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
    およそ40%

    メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
    それなりにある

    遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
    多少在籍している

    活動頻度

    活動は全て任意参加なので基本的に部員の意向次第。その上で、各活動に参加した場合の一般的な例を挙げる。
    ディベート:調査型ディベートでは、大会の1ヶ月前から週に1〜3回ほど部内や他大のディベートサークルと練習試合を行う。また即興ディベートでは、月に2回程度試合を行い、大会に出場している。(1試合あたり1.5時間程度)
    弁論:弁士の都合にもよるが大会1カ月ほど前から週に1回ほど弁論の練習を行う(1回あたり2時間程度)。弁論大会には年間を通して10回ほど当部から弁士が出場するが、個々の大会への出席は自由である。
    その他部会:不定期に開催する。

    年間予定

    4月:新歓
    5月:五月祭にて弁論大会 (2年生メイン、他大も参加)、新歓合宿
    6月:ディベート新人大会 (1年生が出場)
    6月:弁論新人大会(〃)
    8月:縦の会(OB会)合宿、OBOGと交流
    9月:秋合宿
    11月:駒場祭※、縦の会総会
    12月:総長杯(弁論大会)を主催
    3月:春合宿
    ※企画は毎年1年生が自由に決定する。ここ数年ではディベート教室や講演会が開催された。

    募集情報

    選考あり/なし
    選考なし

    募集対象
    全学年

    実際に入会する人
    1年生が多い。

    入会手続き内容
    入部書類書いて部費を払ったら入会。新歓時期を限定しておらず、いつでも入会可。

    内部のホンネ

    ○魅力

    ・負担が各自で調整できるので兼サー・兼部がしやすい。
    ・メンバーがみな論理的であり、このような人たちと議論できる空間は貴重。誰も絶対に人の意見を頭ごなしに否定しない。
    ・自分の好きな分野について議論してくれる、様々な分野への関心が深い人が多い:普段好きなことがあってもそれについてじっくり議論できる場はないが、自分の話したいことにとことん付き合ってくれる仲間がいる。
    ・対象としている分野が豊富で、自分の興味に沿った活動ができる
    ・自分で自主的に論文読むのは大変だが、仲間と一緒に読書会やゼミ形式にすると動き始められる。



    △大変なところ

    ・周りに優秀な人が多くて日々コンプレックスに悩まされる(これが頑張るモチベになる。魅力の裏返し。)。
    ・各競技にストイックに向き合おうとすると努力量が多く、少し大変かもしれない。

    新歓日程詳細

    2024年度の新歓日程、活動の詳細はX、公式LINEにおいて発信している。
    3/31には川人ゼミとの合同新歓を行い、4/3、4のサークルオリエンテーションには5号館524教室にて参加する予定。

    最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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