■理念/指針・沿革
世界中の学生が、国境を超えて交流できるような場所を提供することをビジョンとして掲げて活動している。創設メンバーはいずれもドイツ語TLP海外研修がコロナ禍で中止となってしまったことから、自分たちと同じようにコロナによって海外に行く機会が奪われてしまった学生に対して、国際交流の機会を提供したいとの思いで当団体を立ち上げた。
■活動内容※2022年度の情報
団体発足後から2021年秋までにオンラインの国際交流イベントを5回企画しており、最初の2回は日本人とドイツ語圏の学生が中心だったが、これ以降はより対象を拡大し、世界中の学生をターゲットにしている。イベントの参加者数は平均50人前後で、うち2~5割が日本人学生。最大100人集まることもある。海外からの参加学生は欧州からの参加者が多めであり、日本に関心のある参加者が多い。オンラインならではの難しさもあるが、ブレイクアウトルームの人数を少なめに設定する、語学力の差に配慮してブレイクアウトルームを振り分けるといった工夫を凝らしている。
学生に国際交流を楽しんでもらうことを前提としているため、イベントの参加費は無料であり、事前課題等も設定していない。気軽でフランクな参加を促進するべく、参加学生を大学生に絞ったり、カジュアルなトピックを設定したりしている。
これまでのような世界の学生を結ぶ国際交流イベントに加えて、世界の様々な課題を抱えている地域の学生と日本人学生を結ぶイベントも行う予定である。具体的には、タイ・ミャンマー国境付近の難民キャンプにいる学生さん達や、レバノンにいるシリア難民の学生さん達と結ぶことを検討している。
また、これまではイベント中心であったが、今後はイベント以外のプロジェクトも行なっていくことを検討している。
2021年12月2日にはNHK Eテレにて放送された「太田光のつぶやき英語」で、活動が紹介された。
※2022年度の対面活動再開の見通し
会議を対面とオンラインの併用で行うことを考えている。