国際系
東南アジア
現地派遣
学内最大規模
2023.4.18
日本・ASEANの学生が集まり社会問題を議論する国際会議と現地プロジェクトの実施を行うNPO法人。
執行代 | 各国チームは1,2年中心、2A~3Sで全体を統括 |
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人数 | 全体で200名弱、日ASEAN学生会議の運営やプロジェクトの実行に携わるのは1、2年生が中心で人数は100名程度。 |
参加学年 | 学部生のみ |
選考情報 | あり |
年会費 | 入会費3000円、1A以降は1セメスターごとに2000円 ※別途渡航費がかかる(年間およそ10万円)」 |
活動頻度 | 週1回のチーム別ミーティング、月1回の全体での定例会。新型コロナウイルス感染拡大状況に合わせて、対面活動とオンライン活動を併用。 |
公式サイト | |
公式メアド |
info[a]misleaders.org
([a]を@にしてメールを送信してください) |
MIS(Mulitilateral Interaction with Students)とは、若者が国境を越えて繋がりながら、国際社会に存在する様々な問題を取り上げ、議論し、解決のための行動を起こす活動を展開しているNPO法人。
”Seed the future, lead the world”を理念とし、若者同士が活動をしながら種をまき、やがて成長して国際社会に貢献していく人材に育っていくことを目指す。
2011年に東京大学の学部生が中心となって創設され、2013年にNPO法人化され、現在に至る。
NPO法人MISの活動内容としては、大きく2つに分かれる。
1つ目の活動は、「日ASEAN学生会議の実施」である。ASEAN各国、東ティモール、及び日本から、大学生・大学院生を迎え、東南アジアにおける社会問題をテーマに議論する。学生会議はそれぞれテーマが異なる分科会によって構成される。その分科会ごとに、国際機関や大企業による講演が行われる他、学生によるワークショップが開かれ、テーマの社会問題に学生が取り組むためのアクションプランを作成する。対面の合宿形式で1週間ほど行われる、大規模なイベントである。日ASEAN学生会議の活動は議論にとどまらず、一部のアクションプランを実行する予定で、夏休みには実際に現地(海外)に渡航することを考えている。
2つ目の活動は、「国別チームによる課題解決プロジェクトの実行」である。例えばミャンマーチームは、2021年2月の国軍によるクーデター問題を日本の学生に広めることを目的に、政治家や大学教授、メディアの方々をお呼びして、若者向けにワークショップを何度か行った。
商社、コンサル、官公庁を中心とした多種多様な就職先。
大学院進学を選択するOBOGもいる。
留学を経験するメンバーも多い。
人数
全体で50名強。
日ASEAN学生会議の運営やプロジェクトの実行に携わるのは1、2年生が中心で人数は50名強。
ほとんどのプロジェクトをチームで行っており、それぞれのチームの人数は6〜12人ほど。
学年
主に学部の1〜3年生
・入会1年目、及び2年目のメンバーが主な活動学年。
・3年生が主に組織全体の統括をおこなう。
執行代
各国チームや分科会(後述)の運営は2年生が中心、組織全体は3年生が中心となって統括
体制
代表:MIS全体の統括を行う。
総務部門:MIS全体の定例会やイベントの開催、NPO法人格として必要な書類手続きなどを行う。
リスク管理部門:夏休みの海外渡航に備え、メンバーが安全に渡航できるよう、リサーチやメンバーへの安全講習などを行う。
財務部門:会費の徴収、運用など行う。
広報部門:SNSやホームページの更新などを行う。
ジェンダーバランス
女性はおよそ5割(期により多少変動あり)
加入時期
1年生の春新歓時の加入が一般的
属性
・インカレであり、東大生と他大生の割合はおよそ1対1。
・他大は慶應・MARCH・慈恵医大など分散。理系も複数人在籍している。
・加入する新入生のうち2~3割くらいはコミュニケーションに苦労しない英語力。
・他のサークルと兼サーしているメンバーも多数。
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
およそ5%。
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
多少はある。
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
多少在籍している。
通常活動
大体の目安で、週1回のチーム別ミーティング、月1回の全体での定例会がある。イベント前はもっと忙しくなることもあるが、メンバー同士でうまく調整して頑張っている。活動は対面とオンラインを併用。
コンテスト/イベント前後の期間
イベント本番や渡航前などは、ミーティングの頻度やタスクの量が増えることもあるが、メンバー同士でお互いカバーしながら、無理のない範囲で活動している。
4~5月 新歓、キックオフミーティング
6〜9月 プロジェクト実施、海外渡航
10月〜2月 日アセ分科会の活動
2月後半 日ASEAN学生会議本番
3月〜4月 来年のプロジェクト考案
選考
入会希望者多数の場合、選考の可能性アリ
募集対象:
・学年の制限はなし。
・国際問題に興味のある人、海外渡航に興味のある人など大歓迎!
実際に入会する人:
大学1年生が多い。2年生以上の入会も毎年みられる。
入会手続き内容:
春新歓の時期に3回ほど行われる単独新歓のうち、どれか一回に参加し、MISの活動内容・活動の雰囲気を正しく理解してもらうことが入会条件。
・少しニッチな東南アジア地域に安心して行ける。(先輩・提携先のサポートが充実)
・闊達な意見交換と、旅行として楽しむ時間のメリハリがしっかりしている。
・現地の学生など、現地の知り合いが増える。
・東南アジアの人と日本人はお互い英語が苦手な人同士で、英語でのコミュニケーションへの心理的負担が小さい。
・国ごとのチームだけでなく、有志を募った会議が主催されるので、メンバー各自のやりたいことを叶える場はいくつかある。
・得意分野は人それぞれ、英語が得意な人もいれば議事録をとってミーティング内容をまとめるのが得意な人も。チーム内の役職以外でも活躍の場は見つけれるので、得意分野にマッチした活動ができる。
・渡航費は自費(10万円程度)。
・プロジェクトの提案に対する先輩からのフィードバックは結構厳しい。
・提携先との連絡は、連絡頻度が多いことや日本の常識が通用しないことが大変な点。
・リサーチや議論をとことんやりたい人は、ちょっと雰囲気が違うかも。
・期によってカラーが異なるので、当記事の内容と来年度のメンバーの雰囲気が違うことは往々にしてあり得る。
◇その他(渡航前提)
・国によってチームメンバーのカラーも変わるうえ、宗教上、文化上の理由から化粧・飲酒が積極的にできないなどの制約もあるので、応募の際はどこのチームにするかしっかり考えよう!
・ベトナムは例年人気が高い。
・チームによって意識の差があることも。インドネシア(テーマが防災)やマレーシアはまじめ、フィリピンやミャンマーは賑やかな人が多い。
・プロジェクトに対して先輩からフィードバックをもらう前に、中間報告会が開かれるようになった。
3月〜ゴールデンウィークで、ZOOMによる説明会や、対面でのイベントなどを複数回実施予定
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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