■理念/指針・沿革
創設メンバーの問題意識をきっかけとして、「公務員就活における情報格差をなくす」ことをビジョン、「公務員を目指す全ての人の力になる」をミッションとして2020年に設立された。
kasumiが解決を目指す3つの情報格差
①地方と都市の情報格差
現在はコロナによりオンラインの説明会が増えたが、それまでは本省で開催される説明会がメインであり地方勢は参加がむずかしいなど、地方と都市で情報格差が存在するため、地方の学生は情報を入手しづらい。
②大学間の情報格差
二次試験対策や面接対策はOBOGからの情報やサポートが重要な一方で、OBOGが少ない大学はそれが難しい。
③ネット上の情報の分散
省庁が出す公式の広報の情報は省庁によってバラバラに散在し、またそれ以外のネット上の体験記は個人レベルの情報で質が担保されない。
以上3つの情報格差の解消のためのオンラインのプラットフォームとして、情報を「まとめる」「見える」「繋がる」を柱に活動している (以下の「活動内容」の欄で詳述)。
■活動内容 ※2022年度の情報
「まとめる・見える・繋がる」の3つを軸にコンテンツを発信している。
・まとめる
「省庁説明会カレンダー」を作成。各省庁がバラバラに説明会の日程情報を出しているものをまとめて一覧出来るようにしている。
・見える
「霞ヶ関かわら版」を発行。「官庁訪問ってどうやるの?」などの、予備校に行っていないと入ってこなかったりOBOGからしか入らなかったりする「一部のコミュニティでのみ流れていた公務員就活に関する情報」を掲載している。試験勉強のモチベーションについてや、公務員自体への興味をあげることも目指しており、今後充実させていく予定である。
・繋がる
官庁に関心のある学生や、社会人、OBOGなどのつながりが希薄であることが課題だと認識したことから、横のつながりの強化を目指す。一例として、試験対策のイベントでは、試験対策だけではなく志望者同士でも繋がれるようにすることによって、相談や一緒に対策する仲間との繋がりも提供している。
これらの3つを通して、国家公務員就活を0から100まで分かるようにするサイトを目指している。
■OBOGの進路/活動
〈進路〉
・イベント企画や記事の内容構想などの担当者
⇒公務員になる場合が多い。
・データの扱いやサイト作成の担当者
⇒SEとして活動している