国際系
少数精鋭
東京大×北京大
価値観
分科会
英語
2024.4.3
北京大と東大とで学術交流を行う学生団体。
執行代 | 去年のメンバーから代表・副代表が選出される。 |
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人数 | 合計約20名 |
選考情報 | あり |
年会費 | 年間約6万円(北京への渡航費の一部を負担) |
活動頻度 | 6月以降は月に1,2回程度、分科会ごとに勉強会を行い、8月と2月のセッションの準備を行う。 |
LINE | |
公式サイト |
理念/指針
京論壇では以下の2つの理念を掲げている。
①京論壇という議論空間
全く違う制度や枠組みのなかで育ってきた人との対話を通じて、自分と他者の価値観について考え、学生だからこそ利害関係や上下関係を気にせず、避けてしまいがちなテーマであっても純粋に問いを追求するような空間が尊重されている。
②多様性に富み、各自がそれぞれ理想の自分を目指して努力できるコミュニティ
性格や目標の違うメンバーとの交流を通じて、自分を客観視できる機会を提供する。また周囲の刺激から、各メンバー自らの理想の探究や努力の原動力となることを期待している。
沿革
尖閣問題などを巡り反日デモが発生した2005年、日中間の相互理解と信頼が重要だと考え、東大・北京大の学生が創設。
創設から毎夏、様々な社会課題について徹底的に議論してきた。報告会・シンポジウム・出版活動など、様々な形で、議論の成果を社会発信している。
《ビフォーコロナ》
京論壇 | JING Forum とは、東大と北京大の学生で構成される議論団体。9月上旬に北京セッション(1週間)、10月上旬に東京セッション(1週間)が行われる。
分科会が3つに分かれていて、それぞれに議長が1人、メンバー(デリと呼ばれる)4人がついて議論する。毎年分科会のテーマは変わる。なお2023年は「技術倫理と情報化社会」「アイデンティティ:対立と理解」「人口構成」の3分科会に分かれて活動した。
北京・東京で夏休みに一週間ずつ合宿を行い、様々な社会課題について「学生ならではの視点」から英語で徹底的な議論を重ねる。その成果を広く発信することで両国の深い相互理解の達成への一助となることを目指す。
《ウィズコロナ》
2020,2021年度は全面オンラインで勉強会やセッションを実施。北京セッションは10月上旬、東京セッションは2月中旬に行った。活動内容に大きな変更はなく例年に変わらぬ質で行われた。また日中の分科会内だけでなく、分科会を超えた交流も盛んに行われた。2022年度は香港で北京大生と議論を行った。2023年度には、4年ぶりに東京及び北京での対面セッションを復活させた。北京大生と顔を合わせて議論を行い、それぞれの都市でフィールドワークも行った。
〈進路〉
進路は官庁から外資系まで多岐にわたる。外資系コンサル・外資系投資銀行に限らず、お笑い芸人をされている方から、ユニセフの方、アメリカや台湾で事業を興している方、Netflixに勤めている方までいらっしゃる。
人数
学年による人数制限は無し。
昨年度の場合、
1年生3名
2年生10名
3年生4名
4年生2名
大学院生2名
学年
学部1~4年、院生と幅広く在籍。
ジェンダーバランス
女性はおよそ5割
加入時期
4~6月
属性
・例年国際関係論コースの学生が多く在籍する。
・中国系のルーツを持つ学生が2割くらい在籍。
・英語のコミュニケーションに困らない人が多めだが、ネィティブレベルはほぼいない。
・兼サーが大半(京論壇の活動自体、それほど多くの時間を割く活動ではないため)。他の団体やゼミで活躍しつつ、短期集中的に京論壇に取り組むメンバーもいる。
・根は優しく寛容だが、自分の意見をしっかりと持っている人、かつその意見を的確に表現できる言語化能力を持つ人が多い。
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
およそ5%
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
多少はある。
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
全くいない。
通常活動
・月に1,2回程度、各分科会ごとに勉強会を行い、8月および2月のセッションの準備を行う
・(2023年度の場合)8月後半に東京で、2月後半に北京で、それぞれ一週間程度泊まり込みの「東京セッション」「北京セッション」を行うのがメインの活動。
コンテスト/イベント前後の期間
4月:新年度の参加者募集開始
5月:選考活動
6月:選考後に初顔合わせ
6月~8月:本セッションに向けての議論の準備
8月中旬:東京セッション(1週間程度)
9月~1月:本セッションに向けての議論の準備
2月上旬:北京セッション(1週間程度)、ワークショップ開催
2月:引継ぎ&次期代表・副代表3名・議長(各分科会のトップ)3名を決定
2〜3月:最終報告書作成、来年度運営立ち上げ、来年度の議題決定
選考あり/選考なし
選考あり
募集対象:
4~5月に、京論壇ホームページ記載のエントリー用フォームからの申し込み。
実際に入会する人:
入会手続き内容:
◯魅力
ー議論の側面
・価値観の議論を大切にしている。他の人に流されずに行動するためには、価値観を行動のベースとして大切だと考えている。
・価値観を中国人とかと延々と議論していく中で、自分の信じる道は何かと見つけ出していく。それが議論の特徴。「どうしてあなたはそう思うのか?」をひたすら問い続ける、一般論ではない。それが面白い。
ー組織の側面
・OBOGが15年間たまっており、リソース面が豊富。
・外資系コンサル・外資系投資銀行に限らず、お笑い芸人をされている方もユニセフの方もアメリカや台湾で事業興している方もネトフリ務めている方も。
・英語でコミュニケーションする意思が大切。意思が伝わらないことも(魅力の裏返し)。
・真剣に議論するのに時間をかなりかけており、ハードに感じる人も。午前3時間&午後3時間&夜3時間など(カラオケ行ったり観光したりもあるが、他団体に比べそうした時間は短い)。
サーオリなど新入生向けの新歓イベントに参加する。また、4月にオンラインで説明会を開催する予定。
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