■理念/指針・沿革
「国際課題解決とより良い未来に向けた変化を起こす」を理念に掲げ活動している。2008年にG7/G20の公式団体として発足以降、G7/G20に若者の声を届けるために毎年加盟国の学生が集まる会議を開催し、政策提言をまとめている。過去にはメルケル元首相、ショルツ首相、安倍元首相、岸田首相に面会及び提言を提出。年によってはY7/Y20が作成した政策提言がG7/G20で引用されることがある。
■活動内容
国際課題を若者(高校生-39歳以下)の力で解決することを目的にしている。その為、若者の国際問題に関する意欲・関心を高めたり、意欲のある若者同士が繋がる場を作っている。具体的な活動内容は下記4つ。
①Y7/Y20サミットの日本代表の選考及び派遣、政策の検討
②(日本がG7/G20をホストする年は)Y7/Y20の運営
③Y7/20以外の、若者向けの国際問題に関するイベント・フォーラムの開催
④政府や企業との協業(例:世論調査・広報PR戦略策定を通じた政府支援、コンサルティングファームと合同で組織設立等。)
中心的な活動はG7/G20の加盟国の若者を集めて政策提言を作成する国際会議(以下:サミット)の運営及び日本代表の派遣にある。毎年G7/G20が行われる国のG7/G20 Youthのメンバーが、オブザーバー国も含めて40名前後の若者を取りまとめてサミットを開催する。
政策提言を「Y7/Y20サミット」にて他国代表と議論を行い、最終成果物に反映する責任を担うのは毎年選抜する代表であるが、その政策自体は団体全体で作成する。その為、多くの若者の意見をアンケート調査やイベント(例:弊団体が主催する高校生G7サミット等)を通じ収集し、弊団体のグローバル・アドバイザリー・ボードの知見も加えながら、G7やG20の首脳が気付かない、独自の価値提供を行うことを目的としている。
また、弊団体のイベント広報のためのSNSの管理、ホームページのアップデート、イベントのロジ作成、各国から集まる代表団のサポート等も重要な仕事である。コロナ以前は対面で活動することが多かったが、最近はリモートが中心。週1回程度全体で集まり、オンラインミーティングを行う。G7/G20 Youth Japanは政策部、広報やホームページの整備を担うマーケティング部など、チームごとに分かれて活動しており、全体ミーティング後は各チームに分かれてそれぞれ作業を行う。メンバー同士の懇親を深める機会も多く用意している。
■OBOGの進路/活動
〈進路〉
国際機関(世界銀行)・戦略コンサルティングファーム・IT企業・投資銀行・総合商社・官公庁・中央銀行・国内外大学院など、卒業生の進路は多様。