■理念/指針・沿革
「東大内において非進学校出身の学生が過ごしやすい環境を作る」
「東大生を身近に感じてもらい、選択肢を広げる」
UTFRは非進学校(※)、つまりほとんど東京大学に合格しない高校から東京大学に入学した学生が集まった団体です。このような学生が集まり、情報を共有し合い、共助する団体として約5年前に創設されました。
現在は自分たちと同じような境遇にある中高生をサポートする活動も行っています。活動の目標の一つは東大を身近に感じ、様々な選択肢を取れるようにすることです。そのために、沖縄県石垣島、高知県梼原町や土佐清水市を訪問したり、出版社から書籍を出版したりしています。
活動の頻度、団体への関わり方はメンバー1人1人に委ねられており、好きな活動のみに自由に関わることができます。さらに希望があれば自ら新たな活動を始めることもできます。
※UTFRでは非進学校を「東大合格者1名、その他旧帝大合格者10名未満の高校」と定義します。
■活動内容
<コミュニティとして>
UTFRのメンバーは学年の幅が広く、1年生から院生まで在籍している。そのため、進振りや研究室、就職といった様々な相談が行える。また、講演会やインターンなどの情報共有も行われており、自分の興味を深めたり進路選択の幅を広げていくチャンスがたくさんある。
他にもボードゲームをしたり、みんなでカフェに行ったり、バーベキューをしたり、合宿に行ったり、オンライン・オフライン問わず様々な形で交流している。
<教育団体として>
コミュニティであると同時に教育団体でもあるUTFRは、沖縄県石垣島や高知県梼原町、土佐清水市、北海道様似町などで活動している。活動の中で大切にしていることに「東大生を身近に感じてもらうこと」がある。そのため、実際に現地を訪問し、直接交流することが活動の中心となっている。現地では中高生相手に講演会や座談会を行い、メンバーの受験体験や大学生活、恋バナなど様々な話をしている。中高生を支援するために対面で交流するだけではなく、オンラインで大学生と高校生、もしくは高校生同士が交流する場を設けている。オンライン交流会には山口県と高知県の高校生が主に参加している。
その他の活動には合格体験記の執筆がある。合格体験記は文化祭やnoteで販売している。