UTaTané

科学コミュニケーション

対話デザイン

イベント

基本情報

執行代

代表・副代表など主要な役職はあるが、定期的な代替わりは現状行っていない。

人数

30名程度

参加学年

学生+社会人

選考情報

なし

年会費

なし

活動頻度

月1回程度本郷キャンパス内にて活動

公式Twitter

https://twitter.com/UTaTane_MayFes

公式Facebook

https://www.facebook.com/UTaTane-941362419351686

公式サイト

https://utatane.github.io/

公式メアド utatane.mayfes2018[a]gmail.com
([a]を@にしてメールを送信してください)

活動の様子


 

 

 

概要

■理念/指針・沿革

理念
UTaTanéは、「イベントを通した、生活知と専門知の対話・交流を目指す」という理念のもとで活動を行っている、東京大学の学生を中心とした科学コミュニケーション団体である。東大内や他大、社会に存在する科学コミュニケーション団体と比較した際のUTaTanéの独創的なポイントとして、「生活知や経験知に寄り添うこと」「対話的な取り組みを行うこと」が挙げられる。
 
指針
従来の科学コミュニケーションにおいての主流は「一般市民は科学的な専門知を持っていないから、それを一方的に啓蒙すれば科学理解が増進される」という、「欠如モデル」に基づいた活動であった。しかしながら、BSEや遺伝子組み換え作物、原子力発電といった問題が生じる過程で「欠如モデル」が批判的に捉えられるようになり、「対話モデル:一般市民との対話を通じて科学理解や合意形成を図る」へとシフトしていった。
現在では「欠如モデル」を全面に押し出した活動は少ないものの、「専門知の啓蒙」や「一方的」という面で「欠如モデル」的要素を含んだ活動は今なお多い。一方、UTaTanéでは「対話モデル」を念頭に、生活知や経験知にも重きをおいた上で、参加者との対話を通じた価値共創が図れるイベントのデザイン(UTaTanéではこれを「対話デザイン」と呼んでる)に取り組んでいる。
 
沿革
UTaTanéが発足したのは2017年の末頃。当時の情報理工系の学生が中心となって、「対話デザイン」に基づく展示の制作を行い、2018年の五月祭・駒場祭・Techno Edgeに出展したのが契機。その後、1年毎にテーマを変えて企画を作成している。
2018年度は「20年後の未来を描く」というテーマのもとで、3Dデジタル教科書や対人関係ゲームなどといったコンテンツの展示を行った。
2019年度は「『つくる』ってなんだろう?~How Do YOU Create?~」というテーマのもとで、五月祭・駒場祭・サイエンスアゴラ・コミケ・はじめての学会に出展した。駒場祭では学術企画に選定され、徐々に「対話デザイン」の価値が認められつつある。この年度は参加者の創作を出発点とすることで、参加障壁を下げつつ生活知を引き出し、かつ自然と対話が生まれる構図になるという、「対話デザイン」の方法論が確立した時期になる。
2020年度は、「見える世界,見えない世界~科学と私をつなぐもの~」というテーマのもとで「科学の相対化」を扱った。オンラインコンテンツを通じて「科学とメディア」「言語と情報伝達・表現」「科学の方法論」といった多彩なアプローチから、科学を自分の文脈の中で捉え直す展示を設計した。展示は五月祭・駒場祭・サイエンスアゴラ・Quora ClubQオン会に出展した。
2021年度は、「伝えることば、伝わるこころ 〜世の中と科学と、そのあいだ〜」というテーマのもと、コミュニケーションの本質である「あいだ」に焦点を当てた企画を設計・制作する。2020年度に続きオンラインがベースになるものの、対面での対話デザインによって得た知見を活かしつつ、オンラインでの対話デザインの課題にソリューションを出せるよう、議論と実装を進めていく。また、これまでにUTaTanéが探求してきた内容の学会発表・論文投稿も進めていこうと考えている。なお、2019年度の実践は学術誌『科学技術コミュニケーション』に掲載された。
久保田祐貴, 加藤昂英, 一柳里樹: 参加者の自発的交流と参画を促す科学技術コミュニケーション〜UTaTanéにおける2つの実践に基づく分析〜, 『科学技術コミュニケーション』, Vol. 28, pp.61-74 (2021).
  

■活動内容

《ビフォーコロナ》
「イベントを通した生活知と専門知の対話・交流を目指して」
学問や科学を伝える「科学コミュニケーション」において「対話デザイン」を探究する、東大の学生が中心となった有志団体である。
 
弊団体では従来の科学コミュニケーションの主流であった啓蒙ではなく、参加者同士の対話に主眼を置いたイベント運営・プロダクト開発を行っている。これにより科学の価値観の押しつけではなく、参加者自身の価値観に科学を位置づけることを可能としている。年度ごとに構成員の興味が最大化するテーマを設けており、これまでに「未来の生活」「創造性」「科学の相対化」をテーマにした学園祭展示を制作した。第70回駒場祭、第93回五月祭では学術企画に選定されているほか、全国規模の科学技術イベントであるサイエンスアゴラへの出展、外部の研究者や企業との共同プロジェクトなど、学外においても精力的に活動を行っている。
 
《アフターコロナ》
方針変化なし
普段の対話デザインを考えつつオンラインにおいて対話をどう実現させるかを考えるようになった。また、活動場所がZoomとなった。
 

■OBOGの進路/活動 

〈進路〉
特定の進路に偏っているということはない気がする。

メンバー構成

人数
30人程度

学年
学部1年から博士課程の学生まで幅広い。

執行代
代表・副代表など主要な役職はあるが、定期的な代替わりは現状行っていない。

男女比
3:1程度

加入時期
春新歓時期(4月)が多いがいつでも加入できる。

属性
・東大生とその他(他大生,社会人)の比も3:1程度。
・構成員の専門は情報科学/化学/社会学/教育学など幅広い、議論好きな人が多い。
・東大CASTなど自然科学・科学コミュニケーション系のサークルと掛け持ちしている/いた人が多いが,多種多様な構成員がいるため兼サー先も様々である。

コミット・離脱率
1/3程度のメンバーがコミットしており、数名程度フェードアウトする。

組織体制

執行代
代表・副代表など主要な役職はあるが、定期的な代替わりは現状行っていない。

体制
代表、副代表(2名)、渉外、学友会担当、Web編集担当がいる。

活動頻度

通常活動
月1回程度本郷キャンパス内にて活動日を実施し、各種プロジェクトの進捗確認や科学に関連したディスカッションなどを行っている(アフターコロナでは実施場所はZoom)。オンラインではSlackにおいて自由に議論ができるようになっている。基本的にプロジェクトベースで活動を行っており、プロジェクトごとに必要に応じてオンライン会議などを行っている。

学園祭/各プロジェクト前後の期間
Slackで連絡を取りながらほぼ毎日学園祭/プロジェクトに向けて取り組んでいる。

年間予定

4月:五月祭準備
5月:五月祭出展
6月:五月祭の反省
10月:駒場祭準備
11月:駒場祭出展・サイエンスアゴラ出展
12月:駒場祭の反省,来年度のテーマ決め
 
学園祭以外にも,年間を通してプロジェクトごとに活動を行っている。
2021年度からは、年間を通して学会発表や論文投稿を行っていく予定である。

募集情報

選考あり/選考なし
選考なし

募集対象
実質対象なし

実際に入会する人
様々な学年の構成員がおり、入会する学年も様々である。

入会手続き内容
Twitter等に連絡し、月1回行っている活動日を見学した上で、LINEグループ及びSlackグループに参加することで入会となる。新歓期は、連絡及び活動日見学を新歓への参加で代替することができる。

内部のホンネ

○魅力

・自分が考えているアイデアや興味のあることを、団体のメンバーと相談しながら自由に形にできる環境がある。
・専門を活かすだけでなく、化学を専門にしつつ言語をテーマにした展示を制作するなど、専門外のことを学びつつ展示に落とし込むこともできる。
・イベントを通じて様々なバックグラウンドを持つ参加者と対話が行なえ、そこから多くのことを学ぶことができる。また、研究や社会実装のアイデアを参加者との対話を通じて見出すこともできる。
・外部のイベントに出展することで、外部の学生団体や企業などとのつながりが生まれる。さらに、ここで生まれたつながりを元にしたコラボレーションの可能性もある。現に外部の研究者や企業とのコラボが実現している。
・形にした作品やデザインを、学園祭や外部のイベントなどで発表する環境が整えられている。
・学部1年や入会初期の人でも、メンバーと議論をしながら作品を作ることができる。
・制作にあたり文献や現状を調査・分析するため、社会の動向を知ることができる。また、学会発表や論文発表という形で、自分の成果を残すことができる。



△大変なところ

・ディスカッションを通じて思考の深化・共有を行うので、考えることが楽しい人でないとやや厳しい。
・種々のイベントへの参加に強制力がないため、個々人で何にどの程度コミットするか考える必要がある(ある意味メリットでもある)。
・コンセプトや内容をとことん詰めるため、ガジェットとして実装するのにかけられる時間が短い。したがって、ある程度のものづくりのスキルが求められる(もちろん、ガジェット作りが得意な人とペアで展示を制作することは可能である)。
・対話デザインには、参加者の立場に立って考えることが必要である。何をどう伝えるか、というよりは、どう”伝わる”か、どう”受け取られる”かをデザインすることが肝要であり、毎回の展示制作において時間をかけて考える部分である(ただ、受け取られ方まで考えて制作しているのが弊団体の強みではある)。

新歓日程詳細

オンラインサークル説明会およびUT-BASE主催の合同新歓に参加する。加えて、UTaTané主催の個別新歓および新歓ゼミを実施する。

①オンラインサークル説明会
4/1 10:00-12:00に、東京大学教養学部オリエンテーション委員会主催のオンラインサークル説明会に参加する。
https://www.a103.net/ori/2021/welcome/
 
②UT-Base合同新歓
UTaTanéの概要説明(5分)と質疑(15分)を、4/4と4/11に行う。説明内容は両日同じ。
・4/4 10:20-10:40, 11:00-11:20, 11:40-12:00
・4/11 10:20-10:40, 11:00-11:20, 11:40-12:00
 
③個別新歓
4/18(日) 20:00−22:00:UTaTané・4月活動日
今回の活動日では,UTaTanéの普段の活動を紹介するとともに,5月中旬に催される五月祭に向けた展示議論に参加をいただく予定です.
4/25(日) 20:00−22:00: UTaTanéゼミ
今回のUTaTanéゼミでは,UTaTanéから出した下記論文の紹介を皮切りに,「“良い“科学コミュニケーションのデザインを考える」という話題の議論を,新歓の方を含めて行います.
参加申し込みフォーム:
https://forms.gle/54i1Et1uK8RbAyo97
ご参加をお待ちしております!
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/80614/1/JJSC28_061-074_KubotaY.pdf

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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