■理念/指針・沿革
OVALという団体名は"Our Vision for Asian Leadership" (「東アジア初のグローバルリーダーの輩出」)という理念に基づき、2003年にBuisiness contest KINGで知り合ったメンバーが意気投合して結成された。(こうした経緯から、1990年代に日本最大の学生シンクタンクWAAVから派生した、KING及び政策立案コンテストを運営する学生団体GEILとは姉妹団体であり、イベントや新歓で連携している。)
その後は”IBC(International Business Contest for Students)”すなわち「学生のための国際ビジネスコンテスト」を、2005年に中国で行って以降、毎年日中韓いずれかの国でビジネスコンテストを開催している。
■活動内容
IBC(学生のための国際ビジネスコンテスト)は、OVAL JAPANが中国・韓国の実行委員会であるOVAL CHINA, OVAL KOREAと協力して開催する。IBCでは、日中韓3カ国から参加者の募集と選考が行われた後に、各国から1人ずつの3人1組でチームを結成する。各チームは毎年与えられたテーマに沿ってビジネスプランを策定する。
なお、テーマの例としては”Make an online business plan about services or products that seniors specifically can use.”(高齢者向けのオンラインサービスの提供)や”Make a business plan using gamification to solve problems in education.”(ゲーム要素を用いた教育上の問題解決)などが過去にはあった。参加者はコンテスト前に2~3回開催される勉強会に参加して大手コンサルに勤めている社会人からビジネスプランを立てる手順や注意点を学ぶことに加え、2日間本番に近い形でビジネスプラン策定を学ぶPre IBCというイベントに参加できるというサポートを事前に用意している。
また、各国の実行委員会のスタッフが毎年冬に交流する「スタッフ交流プログラム(SEP)」の企画・運営なども行う。