学藝饗宴
議論
少数精鋭
ゼミ
アート
芸術
議論
少数精鋭
哲学
2023.4.18
学術を俯瞰するために、藝術との饗宴を図るゼミ。
執行代 | 前年度からの継続生が執行部 |
---|---|
人数 | 15名~20名 |
参加学年 | 学部生のみ |
選考情報 | あり |
年会費 | なし |
活動頻度 | 火曜日の19時~(対面とオンラインを併用) |
公式メアド |
minerva.komaba2019[a]gmail.com
([a]を@にしてメールを送信してください) |
爛熟期を迎えた19世紀末フランスのサロン、とりわけ詩人マラルメの「火曜会」を範とするこのゼミは、文部科学副大臣も務めた東京大学公共政策大学院教授の鈴木寛(すずかん)主催のもと、『学藝饗宴』と題して学術と藝術を綜合する教養教育を目指すものである。「すずかんゼミ」として四半世紀に亘り開講されてきた歴史を持ち、2017年度より新たに『学藝饗宴』の名の下で開講されている。学術を俯瞰しながら、藝術というものを考えてみようというところから『学藝饗宴』と題されたため、一般的に東大生が得意であるとされる論理的思考能力や言語化能力では太刀打ちできない問いと出逢い、新たな視点から学問を再考することができる。
《ビフォーコロナ》
ゼミの活動は、ゲスト回、学生回、そしてTA主催のグループワークを主軸とする。
セメスター毎に3回ほど設けられるゲスト回では、講義・質疑応答・制作体験など、特定分野のプロフェッショナルによる講義が展開される。過去にお招きしたゲストについてはFacebookに掲載するので、確認してほしい。
受講生によりプロデュースされる学生回では、学生各々の関心ある分野についての勉強会が開かれる。専門・興味の異なる学生間の議論からは、新たな展望が拓かれることだろう。
TA指導の下に行われるグループワークにおいては、読書会をはじめとする個性豊かな実習が催される。課題図書の読解に加えて、過去には、生け花の実習や1960年代の東京を表現するワークショップなども行われた。
また、他大学の学生との交流会が設けられることもある。2019年度は、慶應大学の学生とコラボレーション授業を行った。
セメスター末に行うゼミ合宿では、各ゼミ生が、学習の成果を「最終制作」として結実させる。
《ウィズコロナ》
授業内容はほとんど変わっていないが、対面とオンラインを混合したハイブリッド形式での開催となった。なお、オンラインで受講が可能になったことで、授業後に長時間Zoom上でコミュニケーションを取れるようにようになったり、遠隔地に住むゲストの講演が可能になったりといった良い効果も見られた。
※2022年度の対面活動再開の見通し
未定。
求める学生象
『学藝饗宴』の講義は、特定の問題についての答えを与えるものではない。むしろ、関心のある領域をそれぞれが見出し、頭から離れなくなるような問いを得ることを目的とする。問いに際して、論理や経験から答えを導こうとするだけではなく、個々人が自らの真善美を追求し、感性を磨きあげることに重きをおく。分からないものの分からなさに好奇心を抱き、それを自らの血肉としてゆっくりと結実させようと試みるような学生を歓迎する。また、単に知識を深めるだけではなく、学んだ知識をいかにして実際の「活動」へと集約させていくのかということに興味のある学生に参加してほしい。
人数
2022年度はSセメスター13名、Aセメスター16名
学年
1~4年生
ジェンダーバランス
女性はおよそ5割
加入時期
Sセメスターが4月、Aセメスターが10月
属性
・兼サー率は高く、ジャンルは多様である。中には、他のゼミや運動会に所属している者も見受けられた。
・文一から法学部という進路を取る人と、美術や哲学系に進む人が多い。
・理系の学生も一定数在籍している
・海外の大学など、他大学からの受講生が在籍することもある。
・映画や演劇好きの人が多く、実際にゼミ生で一緒に観に行くことも多い。
・ゼミ生は本好きで、哲学書の読書会を自主的に行うことも。
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
およそ10%
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
殆どのメンバーがフルコミットしている。
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
いない。
・週1回。火曜日の19時以降(5限後)に行われる。
・ゼミ後には懇親会が開かれる。
・その他、有志によるスピンオフ企画も設けられる。前年度は、隈研吾講演会にあわせた都内隈建築巡り、御嶽山・日の出山縦走、KOMADでの映画鑑賞会、美術館の展覧会鑑賞などの回があった。
4月:ガイダンス及び選考試験
5月~7月:ゼミ活動
8月~9月:ゼミ合宿
(以下、Aセメスター)
9月末:ガイダンス及び選考試験
10月~1月:ゼミ活動
2~3月:ゼミ合宿
※ゼミ合宿の場所及び日程はセメスター毎に定められ、今期も2泊3日ほどを予定している。
※最終制作発表はゼミ合宿において行われる。
選考あり
募集対象:
全学年
実際に入会する人:
1年生が多い。
入会手続き内容:
・ガイダンスと選考は同日にオンライン上で行われる。(試験を辞退する場合は途中退出可能。)
・試験の受験登録はSNSを通じて掲載されるフォームへの回答が必要。従って、入会希望者はSNSを随時参照すると良い。
・過去問はFacebookに掲載される。
・ガイダンスの数日後には合否の通知をする予定。(受験規模によっては、若干の前後あり。)
・受講生間の仲が非常によい。
・議論の中に愉しみを見出せる。
・ゲスト講師の質が極めてよい。
・全学自由研究ゼミナールとして登録されており、単位を取得できる。また、GLP対象科目にもなっている。
△大変なところ
・毎回、それなりの量の課題が出る。
・読書会に際しては、晦渋な文章に取り組むこととなる。昨年度は、ジル・ドゥルーズやヴァルター・ベンヤミンなどの本が指定された。
・学ぶ対象の裾野が広いので、弛まぬ努力と好奇心が求められる。
・開催時間が遅い。
2023年度の新歓日程については随時更新予定。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
1. 公式LINEにてイベント・プログラム情報や学内情報を発信しています。ぜひ登録してみてください!
2020年度入学者用LINE
2021年度入学者用LINE
2022年度入学者用LINE
2023年度入学者用LINE
2.我々UT-BASEは、 質問箱 を開いています。学生生活で気になるところ・不安なところがあればここから気兼ねなくご質問ください!
東大受験への情報・環境格差打破を目指す、非進学校出身東大生のコミュニティ。
中高生の学校生活において、学生自身の声を反映させることを目指す学生団体。
学生向けの出版コンペティションを運営する学生団体。
2020夏に発足した、塾に通えない子どもたちの学習をオンラインでサポートする学生団体。