■理念/指針・沿革
地理部(正式名称: 東京大学地文研究会地理部)は、街歩きや旅行、地理が好きな学生たちが集まる散策・旅行系サークル。1951年創立の歴史あるサークルであり、東京大学を中心とする大学1,2年生を中心として、年間を通じ多くの活動を行なっている。
主に巡検、地図作業、語る会、及び年3回の合宿の4つの活動を行なっている。この他にも東大の学園祭である五月祭や駒場祭への出展、部誌発行などの活動もある。
■活動内容
以下の活動はすべて任意の参加であり、所属するメンバーは好きな活動に参加することができる。
①巡検
部員たちが自主的に開催する街歩き企画が週末に行われる。他の4つの活動に比べてこの活動の頻度が最も高いため、地理部のメイン企画になっている。巡検先は東京都内に限らず、千葉県・神奈川県など関東近郊となっている。
②地図作業
学生会館にて、平日の授業後に週一回集まり、立体日本地図を作成する。
③合宿
長期休暇中に、3〜4泊程度の合宿が行われる。昨年度の夏休みは、東日本の日本海側で開催された。毎年新歓期と夏休み、春休みの3回行われる。
④語る会
月に1,2回、オンラインもしくは対面で地理に関する知識を共有する会が開かれる。個人の旅行の話や発表などが行われる。
その他:毎年、つくばにある国土地理院にて見学会が行われる。
■アラムナイの進路/活動
〈進路〉
進学先としては、工学部の都市工学科や社会基盤学科、文学部の社会学専修、教養学部学際Aの地理・空間コースなど、就職先としては国交省、不動産・交通関係の会社、デベロッパーなどが多い傾向にあるが、メンバーが多いため進路は多様。
〈諸活動例〉
『発見!学べるウォーキング 東大地理部の「地図深読み」散歩』という街歩きの本を2024年に出版した。地理部が行っている巡検が詳しく紹介されており、読者も追体験できるような本になっている。