■理念/指針・沿革
東京大学の学生2名によって2014年に設立された学生団体。創設した学生はウガンダで現地の青年海外協力隊員と共同プロジェクトを行なっており、その支援を継続するためにこの団体を設立した。東アフリカに位置する国・ウガンダに向けた野球道具の寄付、現地リーグ開催のための資金援助、日本での認知拡大活動などを行う。野球の普及や発展に寄与し、プロ野球選手の育成やウガンダの子供たちの夢の創生、更にはウガンダ代表チームのオリンピック出場を目指している。
2017年に南アフリカ共和国からアフリカ初のメジャーリーガーが誕生した事実からもわかるように、アフリカには優れた潜在能力を持った選手が数多くいる。当団体は、そうした選手たちが活躍できるよう、日本からの支援を実施している。
2022年2月には野球選手2名とコーチ1名がウガンダ人として初めてMLBのロサンジェルスドジャースの参加に入団した。
■活動内容
《ビフォーコロナ》
ウガンダ現地で圧倒的に不足している野球道具の寄付、現地の野球リーグを開催するための資金援助、日本でのウガンダ野球の認知の拡大活動を行う。援助の資金を集めるために五月祭や駒場祭への出展や、企業への渉外活動を行なっている。また、個人やインターネット経由で寄付を募る活動も行なっている。
《ウィズコロナ》
普段のミーティングをオンラインに切り替えて行なっている。さらに、現地で活動する日本人にオンラインでインタビューを行ったり、現地との連絡を以前より密にとったりするなど、オンラインの特性を活かせる活動へと幅を広げており、記事発信やSNSでの広報にも力を入れている。
コロナ以前はウガンダに渡航する際に野球道具の寄付を行っていたが、コロナ後は継続的な道具寄付を実施している。また、学園祭への出展ができなくなったため、Syncableというサイトを用いて寄付金を集めている。
2023年度から対面とオンラインでのミーティングを併用していく予定です。
■OBOGの進路/活動
〈進路〉
OBOGの進路は幅広く、特定の業種への偏りはない。
商社や金融機関に就職する人もいれば、院進したり医者になったりする人もいる
〈諸活動例〉
・アフリカへのインターン・旅行:当団体での活動を通してアフリカに興味を持ち、個人としてアフリカでのインターンに参加したり、アフリカへ旅行に行ったりする。
・ビジネスコンテストなどへの参加:当団体での活動をビジネスコンテストで紹介する。この際に、団体の活動に興味を持った企業に活動を支援してもらえることもある。