経済学部ゼミ
自主ゼミ
他学部OK
時事経済トピック
OBOGとのつながり
国際経済/経済政策などの時事経済を扱う経済学部の自主ゼミ。
執行代 | ゼミ長・パ長・会計は3A〜4S。 各役職は先輩からの推薦で選出される。8〜9月に行われるゼミ合宿にて発表される。 |
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人数 | 3年生16名、4年生14名(一学年15人程度で募集) |
参加学年 | 3・4年のみ |
選考 | あり |
活動頻度 | 毎週月曜5限 |
卒業論文 | なし |
ゼミ論 | なし |
サブゼミ | なし |
2年間の
合計単位数 |
0単位 |
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〈 内容 〉
「現実の経済事象について理解・議論する土壌を作る」経済学部ゼミ。国際経済や経済政策の観点から、時事トピックを中心とした幅広い分野にわたってプレゼンやディスカッションを行っている。2023年度は一極集中やフィンテック、スタートアップなどについてディスカッションを行った。他にもビジコンやディベートを通じて時事トピックの理解を深めることも行っている。
元々は単位付きの経済学部正規ゼミだったが、先生が退官された2016年度からは自主ゼミに移行している。
〈 授業計画 〉
両セメスター・両学年ともにグループで発表活動を行う。なお、発表テーマはゼミ生の希望が最大限尊重され、テーマとしては金融・財政や国際経済に関するものが多い。発表形式や議論形式もゼミ生で決定する。
テーマをゼミ生で決めたのち、セメスターで一人当たり1回程度発表を行うための発表グループを決める。3、4年生のバランスや各学生の興味に応じて決定する。具体的なテーマとしては、2023年度の後期では円安や世界情勢・軍需産業等を扱い、日本経済や世界経済の動向について学んだ。また、2024問題やEVシフトといったテーマも扱った。
授業では、発表班が発表と同時にディスカッションテーマを提示し、各グループで議論する。その後議論の発表を全体で共有し、質疑応答を行う。最後に先生からコメントを頂く。
ディベートやビジコン、OBの方の講演会など生徒主導で様々な形式を模索しており、より良いゼミ内容となるよう、意見を出し合いながら活動している。
〈 伊藤元重先生について 〉
1951年生まれ。東京大学経済学部卒。米ロチェスター大学大学院修了、Ph.D.取得。学習院大学教授、東京大学名誉教授。専門は国際経済学。経済財政諮問会議民間議員などの政策的な領域や、JR東日本旅客鉄道株式会社社外取締役などビジネスの領域でも活躍。
〈 他ゼミ比較 〉
・人気が高いゼミという観点では、柳川ゼミと比較されることが多い。柳川先生が伊藤元重ゼミの出身だったこともあってか、ゼミ生の雰囲気が似ていることが大きい。
・自主ゼミかつコミュニティとしての側面が強いことから、西村ゼミとも比較されることが多い。活動頻度が毎週なこと(⇔西村ゼミは隔週)は異なる。
・就職先で金融機関が多い点で、新井ゼミと比較されることも多い。違いとしては、新井ゼミは金融を深く扱い、就職先も金融機関が多いのに対し、当ゼミは幅広く時事経済を扱い、就職先も商社やコンサルなど、金融機関以外にも多岐にわたっている点である。
・他にも片平ゼミと比較されることもある。コミュニティの側面が強く、ゼミ生同士の仲が良いところが似ているが、扱っている領域が片平ゼミの方がビジネス寄りの内容である。
・人数:3年生16名、4年生14名。女性は4割程度。応募者の母集団も変わらず。
・属性:基本的には経済学部生だが、他学部の学生も一定数いることが多い(2023年度は法学部3名、文学部2名、教養学部1名)。文一・三や理科出身、また留学生(4年間在籍)など、学生間のバックグラウンドも多様。大多数が兼ゼミしている。所属コミュニティは多様で、運動会や運動系・文化系サークルとそれぞれ一定数在籍。
・性格:(自主ゼミのため)卒論執筆が無い。アクティブで明るい学生が多い。みんなで集まって話すのが好きな学生が多い(オフライン開催時は、毎週ゼミ後に、任意のアフターが行われる)。イベント好きな人も多く、ゼミ旅行やコンパなども頻繁に開催される。
・兼ゼミ先:柳川ゼミが最も多く、次点で渡辺努ゼミ、澤田ゼミ、小島武仁ゼミなど。大半が兼ゼミをしているが、元重先生から経済政策についての話を伺うことができる機会、各界で活躍されるOB・OGの存在、コミュニティとしての繋がりを求めて所属している。
・就職先:外銀・外コンが多い一方で、政府系金融機関(日銀・DBJ等)や総合デベロッパーなど、就職先は多様。
毎週月曜5限。延長などはほぼ無く、基本的には定時で終わる。自主ゼミのため、サブゼミは無い。
学部問わず3年生を新規で受け入れている。原則3年生だが、4年生も応募可能。
自主ゼミのため、「一次募集」「二次募集」等とは無関係で、また選考は経済学部のスケジュールに準ずるとは限らない(2023年度は4月上旬に独自で選考を開催)。
応募に際してエッセーの提出が求められる。テーマは「興味のある学問分野」「残りの学生生活の過ごし方」「キャリアや長期的な目標」「ゼミに貢献できること」で、大体1300字程度。こちらのGoogleフォームを通じて提出する。エッセー提出者は、その後ゼミ生数名による30分程度の面接に参加する。
面接では、エッセーに書いた内容について深掘りが行われ、人柄についても簡単に聞かれる。
募集人数は15名程度。
選考は原則として学生が行っている。
倍率は例年2~3倍。
4月-7月/9月-1月:授業(毎回違うテーマで発表)
5月:BBQ
8月:ゼミ合宿
10月:ハロウィン
11月:OBOG会
3月:追い出しコンパ
※この他、任意参加のアフターやゼミ生同士で出かけることも!
・先輩後輩の垣根も低く、コミュニティの輪を広げることができる。
・勉強や就活などモチベーションの高い生徒が多く刺激が得られる。
・ゼミ旅行やコンパ等、ゼミの時間以外でもゼミ生と交流する機会が多い。
・歴史がとても古いゼミでもあり、OBOGとの交流が盛んに行われる。先生自身が著名なこと、また金融界にOBOGを多数輩出していることから、特に金融方面では、外資・日系問わず就職活動で話の話題に上がることも多い。
・頭の回転が速い学生が多く、ディスカッション等の際に自分もまだまだだなと実感させられることが多い。
・ダブゼミする学生が多数派だが、その両立に苦労する学生も。
・ゼミの内容が時事経済を浅く広く扱ううえ、負担も比較的軽いため、経済学をしっかり学びたい学生にとっては、当ゼミのみの活動だと物足りなく感じるかもしれない。
・Twitter新歓アカウントにて告知。3月頃から本格稼働開始。
・Instagram新歓アカウントにて普段のゼミの様子を発信。
・12月に駒場で、3月末に本郷でゼミ説明会が行われる。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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