経済学部ゼミ
マクロ
計量
統計
機械学習
時系列予測や機械学習を学ぶ経済学部のゼミ
執行代 | ゼミ長は4年生。 新歓担当は3A~4S |
---|---|
人数 | 3年生13名、4年生4名 ※昨年度からのゼミのため4年生が少数 ※原則として1学年15名以内程度 |
参加学年 | 3・4年のみ |
選考 | あり |
活動頻度 | 2021年度は毎週火曜4限の予定 ※延長はほぼなし(あっても10-20分程度) |
卒業論文 | なし |
ゼミ論 | あり |
サブゼミ | あり |
2年間の
合計単位数 |
12単位 |
公式Twitter |
〈内容〉
昨年度に初めて開講された新しいゼミ。(今年で2年目)
計量経済学の手法を用いて、GDPやインフレ率、株価などのマクロ経済変数の統計的予測を行う。また予測に機械学習的手法を用いた予測を行う。プログラミング言語はPythonを使用する。(過去のデータを用いて指標の予測を行う)
ゼミの内容としては、統計的予測方法の学習、Pythonの実装方法の学習、予測の実践の大きく3つに分けられる。
統計の学習においては 西山慶彦・新谷元嗣・川口大司・奥井亮 「計量経済学」有斐閣 2019年 の教科書を使用する。
〈授業計画〉
3,4年生合同で授業を実施する。
Sセメでは先生による教科書の内容の講義、Pythonの初歩からの学習を実際にコードを動かしながら行う。
Aセメでは担当する経済変数(GDP、株価、インフレ率など)ごとにグループ分けされ、それぞれのグループの中で協力し合いながら予測・ゼミ内での発表・ゼミ論の執筆(グループでのレポート)を行っていく。また、使用する予測方法について先生が適宜講義で補足を行う。
また、2020年度はサブゼミ(※)が火曜日6限(*ゼミ後)に行われ、初学者を対象としてPythonの学習を行った。具体的には、馬場真哉「Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書」翔泳社 2018年 の輪読及び、授業内で扱ったPythonのコードの解説・復習を実施した。
(*2021年度はゼミが4限のため、サブゼミは5限の予定。(変更の可能性あり))
※サブゼミ:ゼミの前後に行われる補習時間のこと。経済学部的にはプロアクティブラーニングセミナー(プロアク)とされる。サブゼミが、プロアクとゼミに認定された場合は単位が認められ、そうではなければ認められない。事前に特定のメンバーが監督者(4年生または院生)となり、受講者の名前・学生証番号も全て登録しておく。
〈新谷元嗣先生について〉
イェール大学にて経済学Ph.Dを取得後、平成26年から東大先端研教授、平成31年から東大大学院経済学研究科教授を務める。
2012年には、国際的に認知される業績を挙げた45歳未満の若手経済学者に対して与えられる中原賞を受賞。
平成 5年 3月 大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了
平成 5年 4月 大阪大学社会経済研究所助手
平成 12年 5月 イェール大学Ph.D.(経済学)
平成 13年 4月 慶応義塾大学商学部専任講師
平成 19年 6月 日本銀行金融研究所エコノミスト
平成 20年 8月 ヴァンダービルト大学経済学部准教授
平成 21年 5月 大阪大学金融・保険教育研究センター特任准教授(常勤)
平成 26年 1月 東京大学先端科学技術研究センター教授
平成 31年 4月 東京大学大学院経済学研究科教授
(詳細:http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/faculty/shintani/shintani.j/shintani01.j.html)
〈他ゼミ比較〉
統計的な予測に特化したゼミは(おそらく)ほかにはない。
Pythonを扱うゼミはほかにもあるが、新谷ゼミでは初学者を想定しているのでその点は安心。
市村ゼミや大森ゼミとダブゼミしている学生がいて、計量系のゼミとの親和性は高そう。
・人数:3年生13名、4年生4名。女子率は2割程度。
・属性:全員が経済学部生。学部としては、経済学科のほか経営学科の学生が多い。ダブゼミは4割程度。所属コミュニティとしては、一般的なサークルから運動会、学生団体/ゼミ系など様々、留学生も。
・性格:比較的まじめでゼミ中はしっかり勉強する学生が多い。一方で飲み会等もあるので、総じていえば社交的で落ち着いている人が多い印象。
・兼ゼミ先:大森、市村、柳川、矢坂、新宅、西村、佐藤(どちらも)など経済系から経営系まで多岐にわたる。
・就職先:院進が多く、他には民間就職。院進先は経済学系や工学系などで、就職先は商社やコンサルなど。
毎週火曜5限。今年度はサブゼミが火曜6限に開講され、単位も認定された。(サブゼミの曜限は学生の都合に応じて毎年変更する予定)
2021年度は毎週火曜4限の予定。(サブゼミは今年度のようにゼミ後であれば火曜5限の予定)
経済学部の3年生のほか、若いゼミのため4年生も受け入れている。今年度は3次募集まで実施したが、通常は2次募集までの実施。
応募に際しては、エントリーシートの提出が必要。
ゼミの志望動機として、ゼミに入ったらやりたいことなどをA4で1枚で簡単に記述。(機械学習や計量経済の専門的な知識は不要)
両セメスター共に毎週火曜日にゼミを行う。
2021年度は火曜日4限の予定。
Sセメスターは計量経済やプログラミングについて基本的なところを座学で学習。
AセメスターではSセメスターで学んだことを踏まえて4,5人程度のグループにわかれて分析・発表。
各セメスターに1,2回程度任意参加の飲み会を実施。
・先生が優しく、親身に相談に乗ってくれる。学生の発表に対しても丁寧に聞いてくださり、指導していただける
・プログラミング初心者でもウェルカム。Python が扱えるようになる
・グループごとの活動がメインなので先輩やほかの学生にわからないところを聞きやすい
・ゼミに対してまじめで穏やかかつ明るい学生が多い
・発表の負担が軽く、きつすぎないため、運動会やサークルなどのほかの活動との両立がとてもしやすい
・まだ設立が2年目と非常に若いゼミで、先生もゼミの進め方について学生の意見を聞いてくださるので自分次第でゼミを形作れる
・統計的な内容をゼミで扱うので、駒場の数学や統計は復習しておいたほうがいい
・統計とか機械学習に興味がないとつらいかも
・ゼミで扱ったPythonのコードは自分でも復習したほうがいい
・1年に1回3,4人で書くゼミ論(レポート)の提出は必須。(個人レポートは任意)
・時期や内容によってはゼミの進度が早いこともある
・担当箇所の発表があるときはちょっと大変(担当の時は週1,2時間くらいの準備は必要かも)
Twitter新歓アカウントにて告知。(3月頃から稼働開始?)
例年は、12月に駒場(zoom)で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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