植田ゼミ

経済学部ゼミ

マクロ

国際

金融

海外ゼミ合宿

留学

多様性

選考あり

3・4年のみ

マクロ系

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マクロ経済・国際金融を扱う経済学部のゼミ。

目次

    基本情報

    執行代

    例年ゼミ長は3A~4S

    人数

    3年生13名、4年生15名

    参加学年

    3・4年のみ

    選考

    あり

    活動頻度

    毎週火曜4限 ※延長しない

    卒業論文

    なし

    ゼミ論

    あり

    サブゼミ

    あり

    2年間の
    合計単位数
    12単位
    公式X

    https://twitter.com/uedasemi2022

    公式メアド uedasemi2020[a]gmail.com
    ([a]を@にしてメールを送信してください)

    概要

    〈内容〉
    今年で6年目となるゼミ。2年間を通じて国際金融とマクロ経済の理論と実証分析を行う。また、ゼミ内でその時に話題となっているトピックを取り上げ、先生とゼミ生とで議論も行う。インゼミ等はないが、隔年でアメリカ海外合宿がありワシントンにある国際機関(世界銀行、IMF等)に実際に訪問、中で勤めている方々と交流する貴重な経験ができる。
     
    〈授業計画〉
    Sセメは輪読で、Aセメはゼミ論を書く。
    Sセメ:洋書なのは確定で、テーマは年度による。今年は国際金融方面のマクロ経済に関する本、去年は金融系のコーポレートファイナンスに関する内容。先生が選ぶ。
    Aセメ:3,4年生ミックス。グループは学年関係なく先導する学生がいる。
     
    〈植田健一先生について〉
    1991年東京大学経済学部経済学科卒業、大蔵省に入省。シカゴ大学にて1995年に修士号、2000年に博士号を取得。その後IMFにてエコノミスト、シニアエコノミストを歴任し、マサチューセッツ工科大学経済学部CFSPポリシーフェローを務め、2014年より東京大学大学院経済学研究科准教授を務める。関税・外国為替等審議会委員、金融審議会委員、東京経済研究センター理事なども兼任。
    研究テーマは金融システムとマクロ経済の相互関連であり、これまで、Review of Economic Studies や Journal of Economic Theoryなどの学術雑誌に研究論文を掲載している。
    (詳細:http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/faculty/uedak/uedak.j/uedak01.j.html )
     
    〈他ゼミ比較〉
    マクロ系のゼミは多数あるが、マクロ×国際金融となると、被るゼミはやや少ない。
    また、ゼミ活動時限の延長がほぼ無いことも、他ゼミとの違いのひとつ。

    メンバー構成

    ・人数:3年生13名、4年生15名。女性は4割程度。先生自身が多様性を重視する先生なので、応募者の母集団よりは女子率が上がる。
    ・属性:全員が経済学部生。兼ゼミは毎年1/3前後で、殆どは元重ゼミ。所属コミュニティは多様で、バトミントン部、陸上部、ヨット部等、運動会の人が毎年数名いる。
    ・性格:卒論執筆が自由。学業に熱心な人から留学志望の人、部活や対外活動を行なっている人まで幅広く集まる。一方で洋書を読むのが前提として来ている学生が多いので、楽をしたいと思っている学生は少ないと思う。特に女性陣はアクティブな方が多いイメージ、旅行が好き等。
    ・兼ゼミ先:伊藤元重ゼミ、松井ゼミ、佐藤整尚ゼミ等の。
    ・就職先:金融機関が毎年度多い。2018年度入学の4年生も、5割くらいは金融機関。メーカーやコンサル、商社らも一定数はいる。(先生自体が歓迎されていることもあり、)院進する学生も毎年数名いる。

    活動頻度

    毎週火曜4限。延長などはほぼ無く、基本的には定時で終わる。
    サブゼミは参加者の時間が合う曜限に実施される。
    課題図書については、輪読担当の週(年に1,2回程度)はしっかり読み込んでおく必要があり準備に時間を要する。

    ※サブゼミ:ゼミの後に行われる補習時間のこと。経済学部的にはプロアクティブラーニングセミナー(プロアク)とされる。サブゼミが、プロアクとゼミに認定された場合は単位が認められ、そうではなければ認められない。事前に特定のメンバーが監督者(4年生または院生)となり、受講者の名前・学生証番号も全て登録しておく。ゼミによるが、3年生のみの所が多い。サブゼミが設置されている場合、受ける人が殆ど。

    募集

    原則、経済学部の3年生を新規で受け入れており、4年生は要相談(二次募集で受け入れる程度だが、例年一次募集で終わってしまうことが多い)。選考は経済学部のスケジュールに準じて行う。
     
    2021年度の課題は、「金融、国際経済またはマクロ経済について興味を持った問題について自分なりに分析した結果を自己紹介とともにまとめてください。」(A4 2,3枚程度)であった。
     
    提出先は、例年は本郷の教務課のレポートBOX、2021年はITC-LMSだった。形式は経済学部の基準に従って行う。
     
    募集人数は毎年10名程度としているが、選考を行う先生の裁量に応じて倍率も変化する。倍率は1~2倍前後。

    年間予定

    4月~7月、9月末~1月:毎週ゼミ。
    9月:ゼミ合宿(任意参加)。隔年でアメリカに行き、もう1年先生やゼミ生の要望でヨーロッパ・アジアのどこかに行く。アメリカの年はワシントンD.Cに行き、世銀やIMFへ見学に行き、勤務されている日本人の方や植田先生のお知り合いの方と交流する。D.C.3日間以外は、1週間程度自由に旅行する。費用が高いので、参加した学生は半分程度。4年生の方が若干割合が高い。
    2月:OBOG会。歴史が浅いとはいえ、先生+現役代含めて2~30名程度集まり、盛会となった。
    3月:追いコン。先生は参加せず、3,4年生で内輪で行う。
     
    ※卒論報告会は、執筆する人がいればやるが、行う機会は少ない。
    ※インゼミ(他ゼミとの共同活動)は現状無い。

    内部のホンネ

    ○魅力

    ・世銀やIMFなど、国際機関本部に見学に行ける機会は凄く貴重。
    ・(オフライン活動時は)月一で飲み会をやるなど、ゼミ生の仲が良い。特に男性陣は、上下学年で仲良くなる印象。
    ・2月のOBOG会等を通じて、OBOG訪問に役立つこともある。
    ・先生は進路相談に懇意に乗ってくださる。
    ・先生が怒っている姿を見たことが無く、ゼミ生からの人望も厚い。
    ・先生は、学生が参加できるカンファレンス情報など、学生にとって有用な情報を教示してくださる。
    ・先生は、留学や院試に関する推薦書などで協力してくださることが多い。留学を歓迎する雰囲気。
    ・洋書で難しい内容であっても、先生がその都度具体例を示しながらわかりやすく解説してくれる。



    △大変なところ

    ・輪読内容で、大学院レベルのマクロ経済学が出てくる。
    ・輪読対象が洋書である。
    ・卒論や研究を一生懸命進めたい学生にとっては、周囲の学生でやらない人が多い分、モチベーション維持に苦労するかもしれない。(先生は積極的に手伝ってくださる)
    ・ゼミ合宿の費用が高い。(10万円台)(合宿係の学生が、コストパフォーマンスを頑張って上げていく!)

    新歓日程詳細

    Twitter新歓アカウントにて告知。(3月頃から稼働開始か)
    例年は、12月に駒場で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。

    最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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