佐藤泰裕ゼミ

経済学部ゼミ

ミクロ

都市経済学

地域経済学

実証分析

選考あり

3・4年のみ

記事内容修正依頼

都市経済学を学ぶ経済学部のゼミ。

目次

    基本情報

    執行代

    ゼミ長は3A~4S。 OBOG係や新歓係については3年生が主に行い、4年生はサポートに回る。 係は3Sのゼミ中に決める。

    人数

    3年生10名、4年生11名 ※原則10名前後。

    参加学年

    3・4年のみ

    選考

    あり

    活動頻度

    毎週木曜4限、サブゼミは木曜5限

    卒業論文

    なし

    ゼミ論

    あり

    サブゼミ

    あり

    2年間の
    合計単位数
    12単位
    公式X

    https://twitter.com/ysato_seminar

    概要

    〈内容〉
    経済学の応用分野としての都市経済学・地域経済学について学ぶ。具体的には、人口移動・都市集積のメカニズム、都市構造の分析、企業立地、地方自治体の政策分析などを学習し、議論を行う。駒場で学んだミクロ経済学をベースとする。
     
    卒論は必須でないが、その上で卒論を書きたい4年生はゼミ論執筆には参加せずに各自で執筆を進める。卒論を書かない学生や3年生は、グループ分けを経て、グループごとにゼミ論を執筆する。
     
     
    〈授業計画〉
    両学年ミックスで活動する。
    Sセメスターでは、まず始めに『都市・地域経済学への招待状』(佐藤泰裕、有斐閣ストゥディア)を10週ほどかけて3年生を中心に輪読する。その後は先生やゼミ生で話し合って扱う教科書を決め、4年生を中心に輪読を進める。2021年度は『効果検証入門』(安井翔太、技術評論社)を輪読した。基本的に理論と実証を隔年で扱っており、2022年度は理論を学ぶ予定。
    Aセメスターでは、3.4年生混合で5班に分かれ、班ごとにゼミ論の執筆を進める。例年都市経済学に関わるテーマが多く扱われるが、先生は「テーマは何でも良い」とおっしゃっている。
    また、サブゼミ(※)が木曜5限に行われ、単位認定も行われる。2021年度は『都市経済学(第2版)<プログレッシブ経済学シリーズ>』(金本良嗣、東洋経済新報社)を扱った。
      
    ※サブゼミ:ゼミの前後に行われる補習時間のこと。経済学部的にはプロアクティブラーニングセミナー(プロアク)とされる。サブゼミが、プロアクとゼミに認定された場合は単位が認められ、そうではなければ認められない。事前に特定のメンバーが監督者(4年生または院生)となり、受講者の名前・学生証番号も全て登録しておく。

    〈佐藤泰裕先生について〉
    大分県別府市出身。
    大分県立別府青山高校卒業。
    東京大学経済学部・東京大学大学院経済学研究科卒業。
    2002年、博士(経済学)(東京大学)
    現在:東京大学大学院経済学研究科教授
     
    経歴の詳細はこちら
     
     
    〈他ゼミ比較〉
    都市経済学を学ぶことができる唯一のゼミであり、「都市」に興味を持つ学生が多い。

    メンバー構成

    ・人数:3年生10名、4年生10名。女子率は2-4割程度と、人数が少ないこともあってか代により変動が大きい。
    ・属性:全員が経済学部生。兼ゼミの割合は年によって変わる。所属コミュニティは運動会からノンサーまで多様。
    ・兼ゼミ先:松井ゼミ、林ゼミ、別所ゼミ、西村ゼミなど多様。
    ・就職先:日系大手が多い。日銀に行く人の割合も高いように思われる。

    活動頻度

    毎週木曜4限。サブゼミが木曜5限に開講され、単位認定も行われる。

    募集

    〈募集内容〉
    原則、経済学部の3年生を新規で受け入れており、4年生の募集は無い。例年一次募集で終わってしまうことが多い。選考は経済学部のスケジュールに準じて行う。
     
     
    〈応募の流れ〉
    ①志望動機書の提出(A4で1〜2枚程度)、成績の提示
    ②面接
     
    募集人数は毎年10名程度。選考は先生が行っている。倍率は2.5〜3倍。

    年間予定

    両セメスター共に毎週木曜日の4限にゼミを行う。
     
    夏休み:9月にゼミ合宿を行う(今年度はオンラインで1日のみ開催)。事前に決めた班に分かれ、Aセメで扱うゼミ論のテーマを決める。
     
    11月~12月:OBOG会
    OBOG会は歴代の先輩方が一堂に会するイベント。年の離れた先輩方とも仲良くなる貴重な機会になっている。今年はオンラインで開催。
     
    1月:
    インゼミは例年京都大学の文ゼミと行う。互いのゼミ論を発表する。今年はオンラインで開催予定。他大の友達も増えるかも!

    内部のホンネ

    ○魅力

    ・唯一の都市経済学のゼミ
    ・ゼミの雰囲気が良く、オンラインでも発言しやすい(ゼミ長がうまく話をみんなに振ってくれる)
    ・学年内の仲が良い。
    ・旅行や鉄道が好きな人が比較的多く、その話で盛り上がれる。
    ・ゼミ論の自由度が高く、好きなことができる。先生曰く「都市経済以外のテーマでも全然構わない」とのこと。
    ・ゼミ生が個性豊か(運動部員から学生経友会、ノンサーの自由人まで様々)。
    ・学問的好奇心が強く優秀な人が多い。進振り最高点の人がいるとかいないとか。
    ・2年間かけて理論と実証の両方を学べる。
    ・サブゼミで計量経済も学べる。



    △大変なところ

    ・選ぶ教科書によっては輪読が重い。
    ・発表がやや多い(今年のAセメは各班がゼミ論の進捗報告を毎週やる感じだった)。
    ・ゼミ論が自由な分、自分たちでやらないといけない(でも先生は丁寧にアドバイスをくれる)。
    ・なぜか地方出身者が少ない。

    新歓日程詳細

    Twitter新歓アカウントにて告知(既に稼働開始済)。
    例年は12月と3月末~4月頭にゼミ説明会が行われる。

    最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
    最後に1点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。

    公式LINEにてイベント・プログラム情報や学内情報を発信しています。ぜひ登録してみてください!
    2021年度入学者用LINE
    2022年度入学者用LINE
    2023年度入学者用LINE
    2024年度入学者用LINE

    記事内容修正依頼

    この記事をシェア

    関連記事

    渡辺努ゼミ

    マクロ経済学(金融政策)を学ぶ経済学部のゼミ。

    米山ゼミ

    会計学に関連することを学ぶゼミ。

    福田ゼミ

    マクロ経済学や金融について幅広く学ぶゼミ。

    神取ゼミ

    ゲーム理論・メカニズムデザイン・情報の経済学などについて学ぶ経済学部のゼミ。

    今読まれている記事

    東大推薦合格者必見!合格後の流れ

    東大 推薦 合格後の流れ

    東大推薦合格者必見!推薦入学の手続き

    東大 推薦 入学手続き

    東大推薦合格者必見!二外・TLP手続きには要注意

    東大 推薦 二外

    FLYプログラム体験談(前半)

    新入生向け 海外 プログラム

    その他

    学生団体・サークル紹介

    団体理念、活動内容の側面で厳選した団体の質の高い情報を掲載中。

    ゼミ紹介

    1・2年生向けのゼミ・経済学部生向けゼミを掲載中。自主ゼミ掲載も募集中!

    学部/学科紹介

    内部生からの一次情報と、履修や諸制度を網羅した、全学科の情報を掲載中。

    プログラム/施設紹介

    学内外のプログラム、東大生が利用可能な施設を紹介。

    記事

    UTokyoWiFiの使い方や、図書館利用法など大学生活で役立つ多岐にわたる情報を掲載。

    公式note

    サイトでは紹介しきれない履修情報、インターン・サークルの選び方、おすすめ資格など多岐にわたる記事を掲載中。