楡井ゼミ

経済学部ゼミ

マクロ経済学

金融

選考あり

3・4年のみ

マクロ系

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マクロ経済学を学ぶ経済学部のゼミ。

目次

    基本情報

    執行代

    ゼミ長・パ長は4S~4A。 両役職は立候補、もしくは話し合いによって決められる。

    人数

    4年生2名

    参加学年

    3・4年のみ

    選考

    あり

    活動頻度

    毎週火曜5限

    卒業論文

    なし

    ゼミ論

    なし

    サブゼミ

    あり

    2年間の
    合計単位数
    8単位
    公式Twitter

    https://twitter.com/nirei_seminar

    概要

    〈内容〉
    マクロ経済学の基礎を学ぶことを中心に据えつつ、ゼミ生各人が興味のある分野の論文を発表するスタイルを取っている。本年度は、一回のゼミにつき教科書の発表を一名に、論文の発表を二名に行ってもらうという形式をとっていた。本年度は教科書はKrugman, Obstfeld, Melitz共著による『International Economics Theory and Policy』を選び、国際経済学の基本的理論を習得した。論文の発表は、キャッシュ・フローや法人税に関するものを選定した者もいれば、環境経済学や文化経済学・政治経済学を扱った論文を選定した者もおり非常に多様である。このように経済学の知識を幅広く習得したいと思う者や、それを生かし現実の分析を行いたいというような熱意のある者に強く勧めたいゼミである。

    〈授業計画〉
    両セメスター・両学年ともに教科書の輪読を行う。加えて自身が興味のある経済分野から、論文を自身で選定し、その内容についての発表を行う。
     
    輪読については、教科書を先生の方で候補となるものをいくつか用意していただき、その中からゼミ生で話し合って実際に読むものを決定する。論文については、 American Economic Review, Journal of Economic Perspectivesなどから論文を選び、発表を行う。これに関しては、マクロ経済学に限定されず、経済学分野であれば基本的にはいかなる分野でも認められ、非常に自由度が高いと言える。

    〈楡井誠先生について〉
    1994年、東京大学経済学部卒業。
    1996年に東京大学大学院経済学研究科において博士前期課程を修了。
    2002年にはシカゴ大学において博士号(経済学)を取得。
    その後シカゴ大学経済学部助教授・ユタ州立大学経済学部助教授・一橋大学イノベーション研究センター・大学院商学研究科准教授になる。
    2015年には財務省財務総合政策研究所総括主任研究官になる。
    2017年に東京大学経済学研究科准教授となり、2019年からは現職である同大学教授となる。

    〈他ゼミ比較〉
    東京大学にはマクロ経済学系のゼミが多く存在する。
    それらを比較して本ゼミの特徴を述べると、比較的新しいゼミである点と自由度が高いゼミであるという二点が挙げられる。特に自由度という点では、先述の通り論文の選定は個々人の自由意志に完全に任せられるため、自分の興味のある経済分野を突き詰めることができる。加えて、他のゼミ生の発表を聞くことで、自身が触れたことのない幅広い分野の経済学の知識を身につけることも可能である。

    メンバー構成

    ・人数:3年生2名、4年生11名(2020年度4年生の一部は、留学等の理由により来年度も継続予定)。
    ・属性:経済学部生が主だが、教養学部生など他学部から聴講に来る者も存在する。
    ・性格:経済学が大好きである者が多い。加えてそれぞれのゼミ生が特に興味を持っている経済分野が多岐にわたる点も性格としてあげられる。また、真面目さと明るさを併せ持ったゼミ生が多いというのも特筆すべき点である。
    ・兼ゼミ先:神取ゼミ・松井ゼミ・青木ゼミ・山口ゼミ・大橋ゼミ・西村ゼミなど
    ・就職先:大学院進学と就職がおおよそ半々である。直近の卒業生の就職先は財務省や防衛省、コンサルティング企業など。

    活動頻度

    毎週金曜5限、今年はコロナの影響のためにカリキュラムが遅れていたということがあり、延長することも多かった。任意参加のサブゼミも存在し、単位が認められている。

    ※サブゼミ:ゼミの他に行われる補習時間のこと。経済学部的にはプロアクティブラーニングセミナー(プロアク)とされる。サブゼミが、プロアクであるとゼミに公認された場合は単位が認められ、そうではなければ認められない。事前に特定のメンバーが監督者(4年生または院生)となり、受講者の名前・学生証番号も全て登録しておく。

    募集

    原則、経済学部の3年生を新規で受け入れているが、4年生も聴講生として広く募集している。選考は経済学部のスケジュールに準じて行う。
     
    応募に際してエッセイの提出が求められる。2020年度のテーマは「現在知的に関心を寄せていること」であり、文字数としては2,000字程度である。
    面接は必要に応じて行われる。本年度は面接はなかった。
     
    募集人数は7名程度。倍率に関しては、高くはない。

    年間予定

    3月:説明会・春新歓
    4月:加入メンバー決定・ゼミ開講
    10月:フットサル大会(今年はコロナウイルスの影響で延期)
    食事会、飲み会、合宿等に関しては今年度は全て自粛したが、来年度はオンラインのイベント等を企画したい。

    内部のホンネ

    ○魅力

    ・経済学の分野を幅広く学ぶことができる。ゆえに経済学には興味があるが、分野を絞りきれていない者、経営、金融学科所属ではあるが特定の経済学分野に興味がある者にとっても魅力のあるゼミである。
    ・非常にレベルの高いゼミ生が集まっているので、ディスカッションも盛り上がり、わからないところも互いに教えあって知識を深めることができる。
    ・一人では勉強しにくいと言われるマクロ経済学を、丁寧に理論を追ってしっかりと理解することができる。
    ・先生からのフィードバックが非常に丁寧であるため、自分の興味分野を深め続けることができる。
    ・難しい発表内容をスライド等を作ってわかりやすく説明しようと努力することになるため、相手に伝える力が身につく。



    △大変なところ

    ・教科書と論文の予習が必要であるため、論文の難易度によっては大きな負担がかかる週もある。
    ・基本的に個人での発表が多いため、グループで活動や発表をするのが好きという方には向かない可能性がある。
    ・自由度が高いため、何を発表するか迷うこともある。(自由度については、人によって考え方が異なるであろう。)

    新歓日程詳細

    Twitterアカウント(@nirei_seminar)にて告知。
    例年は、12月に駒場で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。

    最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
    最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。

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