〈 内容 〉
日本経営史、経営史に関する題材を扱う。輪読学習と輪読本に関するディスカッションがメインとなる。輪読本は先生のアドバイスを踏まえながら、学生が主体的に決定する。2023年度は『日本のコーポレートガバナンス史』『スピンオフの経営学』を輪読本として扱った。
また、英字新聞・ディベート・英語自己紹介を隔週で行う。
英字新聞:The Wall Street JournalやThe Economicsなど先生が選んだ英字新聞の記事を読み、担当者が要約して発表。
ディベート:ゼミ生の決めたテーマについて、賛成反対に分かれ討論する。過去テーマは「IR誘致の是非」や「緊急避妊薬のOTC化の是非」など
英語自己紹介:担当者一名が、先生とゼミ生に対し英語で自己紹介を行う。その後質疑応答を行う。発表時間は質疑応答を含めて15分程度。
〈 授業計画 〉
両学年ミックスで活動する。
例年、夏休みにゼミ合宿を実施する。
またセメスターごとに一度、博物館などへの見学会を実施する。
サブゼミ(※)がSまたはAセメスターのどちらかの火曜5限に行われ、単位認定も行われる。サブゼミでは英字新聞に関して要約と議論を行う。3,4年生ともにほぼ全員参加。
※サブゼミ:ゼミの前後に行われる補習時間のこと。経済学部的にはプロアクティブラーニングセミナー(プロアク)とされる。サブゼミが、プロアクとゼミに認定された場合は単位が認められ、そうではなければ認められない。事前に特定のメンバー(4年生)が監督者となり、受講者の名前・学生証番号も全て登録しておく。
〈 粕谷誠先生について 〉
開成高等学校卒、1984年東京大学経済学部卒、1989年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1992年「日本における預金銀行の形成過程」で経済学博士。東京大学助手、名古屋大学経済学部助教授、1998年東京大学経済学研究科助教授、2006年教授。
(詳細:http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/faculty/kasuya/kasuya-j/kasuya01-j.html )
〈 他ゼミ比較 〉
経営ゼミや経済史ゼミと検討して入ってきた学生が多い。