経済学部ゼミ
データサイエンス
プログラミング
機械学習
深層学習
アプリ開発
プログラミング言語Pythonを使ってのデータ分析やデータマイニングを行う経済学部のゼミ。
執行代 | 4年生の間(ゼミ2年目) |
---|---|
人数 | 各学年15名ほどを予定 |
参加学年 | 3・4年のみ |
選考 | あり |
活動頻度 | 毎週月曜4限 ※延長なし |
卒業論文 | なし |
ゼミ論 | なし |
サブゼミ | あり |
2年間の
合計単位数 |
8単位 |
公式Twitter | |
公式サイト |
<内容>
データ分析を通してプログラミングを学ぶ。佐藤整尚先生と、学生時代の先輩、そのお二人で顧問をして下さる。先生方が何か教えるというよりは、自分たちでやりたいことをやるゼミです。
2021年度Sセメスターは、pythonやデータサイエンスの基本を学び、最後の授業でkaggle(データ分析コンペ)に全員で参加した。
Aセメスターは以下の4班に分かれ活動。
・仮想通貨自動取引
・デリバティブプライシングモデル
・kaggle
・アプリ開発
扱った教科書は主に以下の通り。
『東京大学のデータサイエンティスト育成講座』
『ゼロから作るDeep Learning――Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』
『Pythonによるファイナンス 第2版――データ駆動型アプローチに向けて』『kaggleで勝つデータ分析の技術』
ネット上の教材も随時利用する。
<補足>
・ゼミの活動内容は毎年先生から与えられるのではなく自分たちで決められるのが特徴。望めばプログラミングまたは金融および統計に関する限り基本的には何でもやらせてもらえる。
・先生方も興味関心のある話題(例えば量子コンピュータや投資)を提供することでやることのヒントをくれる。
・有志で農業系企業との共同研究活動を行なっており、自然言語処理(コンピュータに人間の言葉を教える分野)に関する学習をした。2022年度は某IT系企業との自然言語処理の共同研究をする予定。
・アクチュアリー(保険数理士)を目指している学生の参加を歓迎しているが、近年はデータ分析が主流になっている。OBOGでアクチュアリーとして働かれている方もいるし、今年度の4年生にもアクチュアリー内定者がいるので話は聞ける。
・長期休暇中も積極的に勉強会(自由参加)を開催する。
・2021年度はatcoder(競技プログラミング)などを行って有志で集まったりした。
<授業計画>
2022年度も例年通りSセメスターで基礎を固めてAセメスターで実践に取り組む。
Sセメスターでは『東京大学のデータサイエンティスト育成講座』を班ごとに輪読することと並行して、初学者は全員で理学部のpythonプログラミング入門を受講する。
Aセメスターで行う実践は夏休み中にメンバー全体の要望を聞いて決める。不安な基礎を固め直す人もいる。
サブゼミ(※)は未定だが、
・データサイエンスのための数学
・コンピューターサイエンス
・ブロックチェーン
などの案が出ている。
卒論は任意。
※サブゼミ:ゼミの前後に行われる補習時間のこと。経済学部的にはプロアクティブラーニングセミナー(プロアク)とされる。サブゼミが、プロアクとゼミに認定された場合は単位が認められ、そうではなければ認められない。事前に特定のメンバーが監督者(4年生または院生)となり、受講者の名前・学生証番号も全て登録しておく。
〈佐藤整尚先生について〉
平成 3年 3月 東京大学経済学部卒業
平成 5年 3月 東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了
平成 7年 6月 東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程中退
平成 7年 7月 統計数理研究所予測制御研究系助手
平成 12年 12月 博士(工学)取得(東京工業大学)
平成 14年 12月 統計数理研究所予測制御研究系助教授
平成 19年 4月 統計数理研究所データ科学研究系准教授
平成 25年 4月 東京大学大学院経済学研究科准教授
【人数】:各学年15名ほどを予定。
セメスターごとに5名ほどの班分けを行うので、そこで親交を深められる。
【兼ゼミ先】:柳川、市村、新谷、新井、藤井ゼミなど
ダブゼミをしている人も多い。特に金融工学や計量経済系のゼミとは親和性が高い。
【就職先】:多種多様で、金融からコンサル、ITなど幅広い。傾向としては、SIerやSEなどのIT系専門職か、アクチュアリーなどの金融系専門職が多い。
・月4の本ゼミ(延長はほぼなし)
・(任意)月5のプロアク
・(任意)共同研究プロジェクト(週1回程度)
・(任意)不定期の勉強会
【参加要件】:他学部履修も可。4年生も、Sセメが就活などで忙しくない場合は歓迎します。
【ES】:入ゼミ希望者には、全員ES(調べればわかる簡単なコーディングテスト+志望理由アンケート)を提出してもらう。〈4/4(月)23:59締め切り〉
【選考】:人数が多い場合は、ESを元に選考を行う場合がある。(例年は選考なし)
具体的には、プログラミング経験やモチベーション、Sセメの忙しさなどから判断する。
選考を行う場合でも、一次募集の2日前までに、選考結果はお知らせする。通過された場合は、弊ゼミへの入ゼミ申し込みは1〜3次いずれでも構わない。
選考の結果に応じて、他のゼミやダブゼミ先を一次募集で出せるシステム。
(選考通過したがやっぱり申し込まないというのは認めていない。)
授業計画に加え、(コロナ禍次第で)ゼミ合宿があるかもしれない。
各セメスター1,2回の任意参加の飲み会を実施。
昨年度はコロナ対策で4〜5人の班別に飲み会を行った。
・高いコミットメントを強制されるわけではないが、皆意識を高くもち勉強をしている。
・部室にはプログラミングの本が大量に置いてあり、借り放題。
・プログラミング初心者でも付いていけるように学習計画は立てられている。
・一年食らいつけば、今後プログラミングを勉強するための土台ができる。
・プログラミング経験者は、Sセメスターで余裕そうにしている人が多い。その分Aセメスターで助け舟を出すことが期待される。
・Sセメスター、特にS1に頑張らないと一年間の活動がつまらなく意義を感じなくなる可能性がある。最初が肝心。
・輪読したコードなどは、実際に書いてみないと全く身につかない。
・微積や線形、統計のエッセンスが絡んでくる。経済学部生向けの講義で補完することが望まれる。
・先生に引っ張ってもらう形式ではないので、そこでゼミの好みが分かれるかも。自ら積極的に学びにいくことはもちろん、何を学びたいか明確にしておく必要がある。
・基本的に学習内容が経済学部の授業と被ることはないので、機械学習に興味がないと厳しい。
Twitter新歓アカウントにて告知。(3月頃から稼働開始か)
例年は、12月に駒場で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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