経済学部ゼミ
ミクロ
ゲーム理論
メカニズムデザイン
情報の経済学
ゲーム理論・メカニズムデザイン・情報の経済学などについて学ぶ経済学部のゼミ。
執行代 | ゼミ長は4年生が担当。 OBOG係や合宿係について3年生が行い、4年生はサポートに回る。 ゼミ長については希望者が担当する。 |
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人数 | 3年生7名、4年生7名 ※原則1学年7~10名前後。 |
参加学年 | 3・4年のみ |
選考 | あり |
活動頻度 | 毎週月曜4限 ※延長があることが多く月曜5限は履修できない(15時~17時半) |
卒業論文 | あり |
ゼミ論 | なし |
サブゼミ | なし |
2年間の
合計単位数 |
8単位 |
公式Twitter |
〈内容〉
内容は主にゲーム理論・メカニズムデザイン・情報の経済学に関連した論文の輪読を行う。
テーマは毎年異なっていて、2018年度は繰り返しゲームとカルテル、2019年度はインフォメーションデザインという分野の関連論文を精読するなど、最先端の研究分野について広く学びが得られる。
2020年度以降はマッチング理論を中心にマーケットデザインという分野について学んでいる。また、輪読だけでなくプロジェクトとして理論を現実社会の問題にどう応用するかを考えグループ発表を行う。
〈授業計画〉
両学年ミックスで活動する。両セメスターで輪読を行う。
また、2021年度のAセメスターでは進振り制度におけるDA(Deferred Acceptance)の改善やシミュレーション、経済学部のゼミマッチングにおけるDAの活用などについてグループ発表が行われた。4年生は自身の卒論テーマについての発表も行う。
輪読について、本や論文の選定は先生が行う。2021年度Sセメスターでは小島武仁先生が執筆したマッチング理論のテキストを小島ゼミと合同で行った。Aセメスターにおいては卒業生が残した研究についての発表を本人から聞き、内容の一部を英語の論文にする活動を全体で行った。
〈神取道宏先生について〉
1982年東京大学経済学部卒業。
1989年スタンフォード大学経済学部博士。
ペンシルべニア大学経済学部助教授、プリンストン大学経済学部助教授、東京大学経済学部助教授などを経て、1999年より東京大学経済学研究科教授。
ミクロ経済学・ゲーム理論の世界的研究者であり、2020年度よりゲーム理論の代表的国際学会であるGame Theory Society副会長、東京大学マーケットデザインセンター副センター長。
(詳細:http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/faculty/kandori/kandori-j/kandori01-j.html)
・人数:3年生7名、4年生7名。現在、女性はいない。(2021年3月卒の代には女性が2人所属していた)
・属性:ほぼ全員が経済学部生。2人法学部生が在籍。また、理1出身者、文3出身者など文2以外から経済学部に来ている人も多い。兼ゼミは毎年6割前後。所属コミュニティとしては、例年運動会、音楽系、ゆるめの愛好会まで多岐にわたっている。
・性格:テキストや論文の内容を一文一文正確に読んでいくので、先生から細かい指摘が何度も入るが、それに対して積極的に議論しようとする学生が多い。ゼミ外での全体の交流としてはオンラインでの懇親会が数回行われた。
・兼ゼミ先:松井・松島といったミクロ系のゼミや、市村・下津といった計量系のゼミにも入っている人が多い。他のゼミにおいても専門的な内容を学んでいる傾向がある。
・就職先:特に毎年一貫した傾向がみられるわけではないが、2021卒では官庁や銀行・証券会社など金融系に進む人が多かった印象。院進は4名。2020卒では起業している方もいた。
毎週月曜4限。
2021年度は火曜4限の時間を使って小島ゼミと合同でマッチング理論の基礎を学ぶことも。
原則、経済学部の3年生を新規で受け入れている。例年二次募集が実施されている。
選考は経済学部のスケジュールに準じて行う。
応募に際しては、レポートの提出が必要。現在関心を持っている経済学の内容、大学入学後に読んで感銘を受けた学術書2冊の要約と感想、志望動機や自己PRなどを3000字程度でまとめて提出する。
その後先生との1対1の個人面談が数分行われ、主にレポートに書いた内容について聞かれる。人によって掘り下げられるポイントは様々である。
募集人数は毎年10名程度だが年度によって変動あり。選考は先生が行っている。倍率はほぼ1倍。
両セメスター共に毎週月曜日の4限にゼミを行う。
夏休み:学習した理論の現実社会への応用についてAセメの最初にグループ発表があるので、その準備を各グループごとに行う。
3月:OBOG会
・最先端の経済学のテーマについて学ぶことができる。
・ゼミ生全員が詰まってしまうようなポイントでも先生が直感的にわかるように配慮しつつ説明をしてくれる。
・厳密な理論の理解と並行して、理論の現実世界への応用についても考えることができる。
・2019年度には学部生ながらEconometrica誌に論文を載せた先輩がいたほか、卒論に関しても特選論文受賞者が安定的に輩出しているので、論文をちゃんと書きたい人にもおすすめなのかもしれない。
・テキストや論文の内容を正確に理解していくのが難しい。
・発表で思ってもみなかったところで先生や学生からの突っ込みが入るのでそれに丁寧に対応していく必要がある。
Twitter新歓アカウントにて告知。(12月頃から稼働開始か)
例年は、12月に駒場で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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