経済学部ゼミ
ミクロ
ゲーム理論
マーケットデザイン
マッチング
オークション
マーケットデザイン、マッチング理論について学ぶ経済学部のゼミ。
執行代 | 四年 |
---|---|
人数 | 2022年度は、3年生11名、4年生7名 |
参加学年 | 学部生のみ |
選考 | あり |
活動頻度 | 火曜4限(基本的に全員参加のサブゼミが火曜5限にある。延長なし) |
ゼミ論 | なし |
サブゼミ | あり |
2年間の
合計単位数 |
12単位 |
公式X | ut_kojima_semi |
〈内容〉
マッチング理論の基礎とその応用について学ぶ。マッチング理論は市場制度を「設計できるもの」として捉えて人やモノ・サービスを効率よく結びつけることを目指す「マーケットデザイン」という分野において頻繁に用いられる基礎的な理論である。ゼミでは最初に基礎的なマッチング理論を学んだのち、学生の興味に応じてプロジェクトを行うことを目指す。
〈授業計画〉
両学年ミックスで活動する。Sセメスターでは基本的なマッチング理論の教科書と論文の輪読を行う。
Aセメスターでは、発展的な内容を学びつつプロジェクトなどを行うことを目指す。
マッチング理論の教科書は小島先生が講義を元にして執筆したテキストを使う(未出版)。論文については、『The Sequential Search Model: A Framework for Empirical Research』『Optimal Search for the Best Alternative』を扱う予定。
〈小島武仁先生について〉
2003年、東京大学経済学部卒業。
2008年、ハーバード大学経済学部博士
イェール大学(博士研究員)、スタンフォード大学(助教授、准教授、教授)などを経て、2020年より東京大学大学院経済学研究科教授、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)センター長。
(詳細:https://sites.google.com/site/fuhitokojimaeconomics/fuhito-kojima )
〈他ゼミ比較〉
マッチング理論において数学やゲーム理論の特別な知識は最初は求められないが、証明や重要な概念について丹念に追う必要がある。
・人数:3年生11名、4年生7名、女子率は2割程度。
・属性:全員が経済学部生。理科系出身者が3名。7割が兼ゼミ。所属コミュニティとしては、運動会、ダンス、音楽、テニス、学生団体/ディベート/ゼミ系など多様である。起業している人もいる。
・性格:理論の細かい証明や意味合いについて徹底的に突き詰めて議論しようとする気概のある人が多い。ゼミ外の交流も多く、2022年度はBBQや花火などもした。
・兼ゼミ先:神取・松井といったミクロ系のゼミだけでなく、市村・下津など計量
系、渡辺努などマクロ系のゼミと兼ゼミしている人が多数。稲水・新宅・大橋など経営系のゼミと兼ゼミしている人もいる。トリゼミしている人も少なくない。
・就職先:院進希望者が多めだが、民間企業に就職する人や官僚を目指す人もいる。
毎週火曜4限。(基本的に全員参加のサブゼミが火曜5限にある)
経済学部の新3年生を募集している。人数に応じて2次募集も行うが、2022年度は1次募集のみで定員に達した。選考は経済学部のスケジュールに準じて行う。
応募に際しては、エントリーシートの提出が必要。A4で1ページ分、志望動機、アピールポイント、プロジェクト案などを好きにまとめる。文章でも絵でもよい。
その後、先生と15分ほど個人面談が数分行われる。主にエントリーシートで書いた内容について質問される。
毎年の募集人数は10名程度。選考は先生が行っている。倍率は不明。
両セメスター共に毎週火曜日の4限にゼミを行う。
・日本のみならず世界を代表するような教授と、文字通り最先端の研究に触れられる。経済学の最前線に立ち続けている先生だからこそ、経済学のリアルが感じられて面白い。
・優秀な学生が多い。
・先生もかなり積極的に議論に参加していただけるため、かなり濃いゼミとなり、新しい論点や気づきがたくさん得られる。
・積極的に発言する人が多く、みんなで協力して理解しようとする空気感が大きい。
・多様な学生がいて、明るく楽しいゼミになっている。
・扱う論文が誇張なく最先端なケースが多く、非常にレベルが高い。
・内容の面白さと難しさが表裏一体。
Twitterアカウントにて告知。
12月に駒場で、また3月末~4月頭に本郷でゼミ説明会が行われる。
2023年度の小島先生によるガイダンスは、4月11日に行われる。詳しくはTwitterでの告知や、経友会からの発表を参照。
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