2023.10.11
教養学科 地域文化研究分科
人数 |
例年3名弱 |
---|---|
ジェンダーバランス |
少人数のコースなので、年によって異なる。 |
要求/要望科目 |
特になし。 |
就活or院進 |
少人数のコースなので年度によって異なる。就職先情報はこちらを参照。 |
公式サイト |
本コースは、9コースある地域文化研究分科の1コースであり、イタリア地中海地域を対象地域とする。進学した学生は、その地域文化・社会で出会った問題を考察するのに最もふさわしい分野を選び、卒業論文にまとめていく。
(参考:地域文化研究の9つのコース)
イギリス研究 フランス研究 ドイツ研究 ロシア東欧研究
イタリア地中海研究 北アメリカ研究 ラテンアメリカ研究
アジア・日本研究 韓国朝鮮研究
卒業必要単位は76単位以上であり、卒論が10単位、高度教養科目(※1)が6単位、言語科目が22単位(※2)となる。コース科目が22単位で、そのうち4科目(※3)が必修。卒論関係の「論文指導Ⅰ,Ⅱ」も必修。
※1 高度教養科目:後期課程の学生向けに開講される。専門の異なる学生が共通の課題について分野融合的に協働して解決方法を探る科目。
※2 言語科目:22単位を超えて取得した言語科目の単位数は、4単位を上限に卒業に必要な76単位に含めることができる。必須22単位の内訳は、イタリア語、ラテン語、古典ギリシア語から合計18単位以上、それ以外の同一言語を4単位以上取得しなければならない。
※3 4つの必修コース科目:「イタリア地中海歴史社会論Ⅰ」「イタリア地中海歴史社会論Ⅱ」「イタリア地中海思想文学テクスト分析I」「イタリア地中海思想文学テクスト分析II」。
・定員数と各科類からの受け入れ数
受け入れ枠 | 第一段階 | 第二段階 |
---|---|---|
文Ⅰ・Ⅱ | 8 | 3 |
文Ⅲ | 12 | 6 |
全科類 | 2 | 2 |
基本的に真面目。教養学科に多い傾向かもしれないが、インターンや就活に積極的な人は多くなく、大学院進学率が高めの傾向がある。
外国語の文献講読の授業が多いので、その手間はなかなか重たいだろう。
また語学を22単位、その中の18単位はイタリア語・ラテン語・ギリシア語で取得しなければならないため、このあたりの言語に苦手意識があるとつらいかもしれない。
2Aに履修しなければならない科目は基本的にない。Aセメスターに履修できる選択必修科目の一例を以下に挙げる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
イタリア地中海歴史社会論Ⅱ | 選択必修 | 木曜2限 |
イタリア地中海思想文学テクスト分析Ⅱ | 選択必修 | 月曜4限 |
・コロナ前にはルヴェソンヴェールで内定者歓迎会が開かれた。
2A同様、3Sに履修しなければならない科目は基本的にない。Sセメスターに履修できる選択必修科目の一例を以下に挙げる。
科目 | 区分 | コマ数 |
---|---|---|
イタリア地中海歴史社会論Ⅰ | 選択必修 | 月曜2限 |
イタリア地中海思想文学テクスト分析Ⅰ | 選択必修 | 水曜2限 |
2A・3S同様、3Aに履修しなければならない科目は基本的にない。
必修科目は特になし。
「特殊講義III」では、自分の研究テーマに近いことをご専門とされている先生を外部から呼んでいただくことができる。
卒論の授業が必修。
「イタリア地中海地域に関することであればなんでもやっていいのが本コースだが、所属している先生にはやはりそれぞれのご専門があるので、実際にはなんでも(同じレベルで)できるというわけではない。イタリアをご専門とされている先生は文学の村松先生、中世教会史の藤澤先生のおふたりくらいで、他の先生方は古代ローマや原始キリスト教、中東キリスト教など、かなりニッチな、古典寄りご専門をお持ちの印象がある。例えばイタリア近代音楽というようなテーマについてやりたいと思った時、「近代」と「音楽」については強い先生がいらっしゃらないので、他学部や他コース(例えば文学部南欧文学や教養学部の超域文学など、他にもあると思います)の授業を履修したり先生にお話を伺ったりして補う必要がある。これはこれで、横断的に学ぶことができて非常に楽しいので、こうした状況を過度に怖がる必要はない。先生や先輩にご相談すれば、親身になって色々な知見を授けてくださる。進学前にこうした内情を知っておくと、進学後の研究テーマや研究の進め方についてイメージしやすいと思う。」(文科一類→イタリア地中海コース)
「イタリアと政治に興味があったので、法学部の政治コースと教養学部の相関社会科学コースもあわせて検討した。法学部は法の授業が好きでなかったのでやめて、相関社会科学コースとイタリア地中海コースを比べた時に「イタリアと政治だったらイタリアの方に興味があるな」と思ったのでイタリア地中海コースを選択した。教養学部は履修の自由度が自由すぎるほど高いので、イタリア地中海に進学しても相関社会科学の授業をたくさん履修することができた。」(文科一類→イタリア地中海コース)
項目 | 内容 |
---|---|
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) |
【8】(※1) |
LINE | 有 |
Slack | 無 |
オフラインでのつながり | 有(※2) |
上下のつながり | 有(※3) |
(※1)コース同期の人数が少ない(〜3名程度)ので、年による。
(※2)研究室で会えばしゃべる程度。
(※3)院生も含めて皆さん気さくに話しかけてくれる。イタリア地中海に所属している人はみんなざっくりと「知人」という感じ。相談に乗ってくださる先輩も多い。
項目 | 内容 |
---|---|
1クラス当たりの人数 | 15名以下(※1) |
成績評価 | レポート・発表(※2) |
(※1)講義形式の授業でも10〜15名程度、ゼミ形式の場合は5〜10名が普通で、時には先生と一対一ということもある。
(※2)ゼミ形式の授業が多いので、発表やレポートが多い。語学だと期末試験があることも。
・サブメジャープログラム:所属コースの主専攻だけではなく、他コースが提供する15単位程度の科目群を副専攻として履修するプログラム。修了生は卒業時に、卒業証書だけではなく、サブメジャー・プログラム修了証ももらえる。
・学融合型プログラム:学問分野を超えた横断的な学習を行うプログラム各種
各プログラムのうち、グローバルスタディーズ等は、一部の言語科目と要件科目が被っているので比較的修得しやすい。
※上記のどちらのプログラムも多少負担がある。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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「学際性」「国際性」「先進性」を軸に、深い教養を基盤に従来の枠組み・領域を超えて新しい分野を開拓する人材を育成する学部
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