■どんな学部?
本コースは、9コースある地域文化研究分科の1コースであり、イタリア地中海地域を対象地域とする。進学した学生は、その地域文化・社会で出会った問題を考察するのに最もふさわしい分野を選び、卒業論文にまとめていく。
(参考:地域文化研究の9つのコース)
イギリス研究 フランス研究 ドイツ研究 ロシア東欧研究
イタリア地中海研究 北アメリカ研究 ラテンアメリカ研究
アジア・日本研究 韓国朝鮮研究
■イタリア地中海コースの諸制度
卒業必要単位は76単位以上であり、卒論が10単位、高度教養科目(※1)が6単位、言語科目が22単位(※2)となる。コース科目が22単位で、そのうち4科目(※3)が必修。卒論関係の「論文指導Ⅰ,Ⅱ」も必修。
※1 高度教養科目:後期課程の学生向けに開講される。専門の異なる学生が共通の課題について分野融合的に協働して解決方法を探る科目。
※2 言語科目:22単位を超えて取得した言語科目の単位数は、4単位を上限に卒業に必要な76単位に含めることができる。必須22単位の内訳は、イタリア語、ラテン語、古典ギリシア語から合計18単位以上、それ以外の同一言語を4単位以上取得しなければならない。
※3 4つの必修コース科目:「イタリア地中海歴史社会論Ⅰ」「イタリア地中海歴史社会論Ⅱ」「イタリア地中海思想文学テクスト分析I」「イタリア地中海思想文学テクスト分析II」。
■進学定数は?
・定員数と各科類からの受け入れ数
受け入れ枠 |
第一段階 |
第二段階 |
文Ⅰ・Ⅱ |
8 |
3 |
文Ⅲ |
12 |
6 |
全科類 |
2 |
2 |
■学科に多い学生の特徴/内実
基本的に真面目。教養学科に多い傾向かもしれないが、インターンや就活に積極的な人は多くなく、大学院進学率が高めの傾向がある。
外国語の文献講読の授業が多いので、その手間はなかなか重たいだろう。
また語学を22単位、その中の18単位はイタリア語・ラテン語・ギリシア語で取得しなければならないため、このあたりの言語に苦手意識があるとつらいかもしれない。