教養学部
地域 韓国朝鮮研究コース

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教養学科 地域文化研究分科

目次

    基本情報

    人数

    1学年あたり2名ほど。人数規定はない。

    ジェンダーバランス

    年により変動する。

    要求/要望科目

    進学選択における要求/要望科目はない。

    就活or院進

    院進率は未詳。

    公式サイト

    http://phiz.c.u-tokyo.ac.jp/~korea/korea_senior.html

    学科概要

    ■どんなコース?

    本コースは、9コースある地域文化研究分科の1コースであり、朝鮮半島地域研究を対象とする。進学した学生は、上記地域を広く概観する授業を受講した上で、いずれかの地域に絞って研究を進めていく。そして、その地域文化・社会で出会った問題を考察するのに最もふさわしい学問分野を選び、卒業論文にまとめていく。ディシプリンは歴史・文学・社会・経済・政治など様々。


    (参考:9つのコース)
    イギリス研究 フランス研究 ドイツ研究 ロシア東欧研究
    イタリア地中海研究 北アメリカ研究 ラテンアメリカ研究
    アジア・日本研究 韓国朝鮮研究


    ■卒業要件単位

    卒業必要単位は76単位以上であり、卒論が10単位、高度教養科目(※1)が6単位、言語科目が22単位(※2)となる。コース科目が22単位で、そのうちの8単位(4科目)が必修科目である。以下、必修科目を列挙する。


    科目 区分 開講時期
    韓国朝鮮社会文化論 必修 Aセメ
    韓国朝鮮政治経済論 必修 Aセメ
    韓国朝鮮言語論 必修 Aセメ
    韓国朝鮮史 必修 Sセメ



    選択必修以外のコース科目は講義科目と演習科目に分かれており、それぞれ4単位以上取る必要がある。必修科目は無く、履修の自由度はかなり高い。
    また、コース科目として「論文指導」という科目があり、そこで卒論執筆について指導教員からアドバイスを受ける。


    ※1 高度教養科目:後期課程の学生が履修することができる、教養学部内の他学科/コース開講科目。自身の専門分野には直結しないことが多い、学際的内容の概論講義やグループワークが多く、国際研修の一部もこれに該当。前期生でいう「主題科目」に該当し、主題科目と合同開催される例も多いので、前期生が講義にいることも。
    ※2 言語科目
    韓国朝鮮語が18単位、その他同一言語(専門地域の言語)4単位の修得が必須となる。


    <留学について>
    ソウル大学校への留学プログラムが定期的に開催されている。

    卒業までの流れ

    2年生Aセメスター

    週10コマ前後。2Aに履修しなければならない科目はない。一例として、2Aに履修できる必修科目を以下に挙げる。


    科目 区分 コマ数
    韓国朝鮮社会文化論 必修 週1コマ
    韓国朝鮮政治経済論 必修 週1コマ
    韓国朝鮮言語論 必修 週1コマ

    必修以外にも、「韓国朝鮮言語論特殊講義」や「特殊講義」の類がある。いずれも週1コマ2単位。学部生であれば履修制限はなく、同じ授業が複数の科目名で開講されているため、受講生の学部・コースは多様だ。



    3年生Sセメスター

    週10コマ前後。2A同様、3Sに履修しなければならない科目は基本的にない。3Sに履修できる必修科目の一例を以下に挙げる。


    科目 区分 コマ数
    韓国朝鮮史 必修 週1コマ

    必修以外にも、「韓国朝鮮社会文化論特殊講義」のほか、「特殊講義」の類がある。いずれも週1コマ2単位で、2Aと変わらない。



    3年生Aセメスター

    週10コマ前後。履修しなければならない科目については、2A,3Sと同じ。3Aに履修できる科目は基本的に2Aで開講されているものと変わらないが、2Aで全て履修するのは学習効率が悪くなるため、3Aに残しておくのも手だろう。



    4年生Sセメスター

    卒業論文執筆に勤しむ



    4年生Aセメスター

    3年次に仮指導教員を決定し、4年次に卒業論文を執筆。卒論提出は1月。

    入る前の想像と実際

    特に差異はない。

    選んだ理由/迷った学科

    朝鮮半島について様々な方面から学びたいと考えたから。

    コミュニティとしての機能

    項目 内容
    ズバリ、学生間のつながりは:
    10(強いと感じる)↔0(全くない)
    3
    他コースとのつながり 有※
    LINE

    ※アジア・日本コースの学生との緩やかなつながりがある。

    授業スタイル

    項目 内容
    1クラス当たりの人数 数名程度
    授業形式 講義または演習
    成績評価 出席/レポート/期末試験

    1つの授業が複数の科目名で開講されている場合がほとんどなので、他コースの学生がいない授業はほぼない。

    研究室・資料

    特別な制度・その他

    サブメジャープログラム:所属コースの主専攻だけではなく、他コースが提供する15単位程度の科目群を副専攻として履修するプログラム。修了生は卒業時に、卒業証書だけではなく、サブメジャー・プログラム修了証ももらえる。サブメジャープログラムに登録すると高度教養科目は取らなくてよい。地域文化研究分科のみ、自分で取る授業を選べるカスタマイズ型のサブメジャープログラムを履修することができる。


    学融合型プログラム:分野横断的な学習を行うプログラムで、グローバル・エシックス、グローバル・スタディーズ、東アジア教養学、進化認知脳科学、科学技術インタープリターの5種類がある。例えばグローバル・エシックスでは社会・人文科学系の問題のみならず自然科学やテクノロジーに関わる諸問題に対応していくための包括的な価値観や倫理に関わる判断を下す力を身につけることを目的としている。文理の壁を超えてより複眼的知識を身につけたい人は検討してみても良いだろう。詳しくはこちらを参照。

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