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教養学部
統合 スポーツ科学サブコース

基本情報

人数

修了する学生数は毎年5名前後。進学振り分け定員をもたない。代による変動は大きい。

男女比

変動が大きい。

要求/要望科目

なし

就活or院進

スポーツコースを修了する学生の院進率は概ね50%前後だが代により変動し、最近は少し低くなっている。※


※スポーツコースの学生が院進するかしないかは、どのような動機でスポーツコースを修了したかによる。スポーツコースで研究したいという思いが中心にあって、そのために統合自然科学科に入ったというタイプは、大学院へ進学する場合が多い。有名な教授が体育大学にいる場合もあるため、東大の大学院以外に院進する学生もいる。一方、所属コースの授業の負荷が大きく、スポーツコースなら卒業論文を書きやすそうだと考えてスポーツコースを修了するという選択をした学生は、学部卒業後就職する場合が多い。教育学部の身体教育学コースと統合自然科学科のスポーツ科学サブコースがあり、双方のコースはほとんど交わることがないので、教授陣の専門分野をしっかり見てからいずれにするか決める必要がある。

公式サイト

https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/academics/fas/digs/ss/

学科概要

■どんなコース?

本コースは統合自然科学科のサブコースとして位置づけられ、スポーツに関連する事柄を幅広く取り扱う。様々な身体運動を,力学・医学・生理学・生化学・心理学の観点から総合的に科学し,運動の成り立ち及び身体の可塑性について理解する。そして,応用科学であるスポーツ科学を通じて,スポーツパフォーマンスの向上,身体のサステナビリティの確保などを,総合的に理解させる授業展開を行う。
統合自然科学科及び学際融合科学科に進学した学生で,必要な単位を整えれば,卒業研究(卒論)をスポーツ科学サブコースの教員の元で行うことができる。

■カリキュラム概要

 ・学科共通必修講義科目 :「スポーツ科学概論」。スポーツと運動について,生命現象の本質を理解し,身体と健康を統合的・全体的にみる眼を養う。オムニバス講義。
 ・開講授業単位数:36単位及び卒業研究10単位。
 ・下記のすべての選択科目(1)と(2)と(1・2)の中から計24単位を履修することで「スポーツ科学」副専攻修了と認定する。
 ・下記の(1)と(1・2)の選択科目の中から計16単位(卒研以外)を履修することで「(1)身体運動科学」のサブプログラム修了と認定する。
 ・下記の(2)と(1・2)の選択科目の中から計16単位(卒研以外)を履修することで「(2)トレーニング科学」のサブプログラム修了と認定する。
 ・スポーツ科学サブコースにおいて,卒業研究10単位を取得することができる。


<選択科目>
「身体運動科学」の選択科目:運動神経生理学:選択(1),比較バイオメカニクス:選択(1),身体運動制御論:選択(1),スポーツバイオメカニクス:選択(1),
「トレーニング科学」の選択科目:適応生命科学:選択(2),スポーツ栄養学:選択(2),スポーツ生化学:選択(2),健康スポーツ医学:選択(2),
「スポーツ科学」の選択科目:スポーツ科学研究法:選択(1・2),スポーツ生理学:選択(1・2),身体トレーニング論:選択(1・2),健康福祉論:選択(1・2),機能解剖学:選択(1・2),解剖学実習:選択(1・2),スポーツトレーニング実習:選択(1・2),スポーツ心理学:選択(1・2),発育発達学:選択(1・2),スポーツ科学演習I:選択(1・2),スポーツ科学演習II:選択(1・2)


※以上のうち、実技の授業は「スポーツトレーニング実習」の1単位に限る。

■卒論について

所属している地域文化のコースとスポーツコースの両方で卒論を合わせて2つ書くことはしない。研究室配属の時期にスポーツコースの研究室に入る意思を示すと、そこで卒業論文を書くことになる。3年の7月に研究室見学があり、3年生の後期から研究を始める人も、4Aからちょっとした大きなレポートを書いて研究を終える人もいる。研究を始める時期はそれぞれの所属コース次第。

卒業までの流れ

2年生Aセメスター


 ■取り敢えず単位を取っておく2A

・所属コースの授業を受けつつ、スポーツコースの単位を取っておく。
・スポーツコースの科目は週4コマ(認知に所属する場合はフル)一般的にはスポーツに行くつもりの人はフルで取っておくのが無難。
・卒論の分野を決めている人もいる。自分がやっているスポーツの研究をしたいと思って入る人が多い。
・座学が多い。実習はほとんど無い。
・関わりは所属コースの人との方が多く、仲が良くなるのもそちらの方。
・誰がスポーツコース修了を目指しているか、が明言しない限り分からない。



3年生Sセメスター


 ■方向性を決める3S

・スポーツコースの科目は週5,6コマ(実質7コマ:夏休みの集中講義(解剖学実習)が1コマ)。2020年度は変則的で、認知の授業があまり開講されなかったので、たくさんスポーツ科の授業を取った。
・ここで所属コースで研究をするか、スポーツの研究をするかを考え始める時期。
・認知コースでスポーツを考えている方は、この時期にたくさん単位を取っておいたほうが良い。



3年生Aセメスター


 ■進路を固めていく3A

・卒業研究を所属コースとスポーツコースのいずれで行うかを最終的に決める。(所属コースによっては研究室配属の時期が異なるが、ほとんどのコースの学生はこの段階で決める。)
・スポーツ科学演習(履修が推奨されている授業)=研究室見学、自分が興味ある研究活動に参加できる。
・スポーツコースの単位はここまでに取っておいた方が安心。



4年生Sセメスター


 ■進路が決まり、卒論に打ち込む4S

・取りきっていない単位があればここで取る。
・卒論執筆に着手するかは、所属コース次第。



4年生Aセメスター


 ■卒論に追われる4A

・卒論提出は1月頃。

入る前の想像と実際

「入る前は、文系出身でも大丈夫か不安だった。実際入ってみると、スポーツコースは難しい化学式が一部出てくることもあるが、文系出身学生向けに説明もしてくれるので、文系だからという苦労はそこまでなかった。」
「内容については、想像と実際は一致していた。実際に運動会で役に立つ知識も得られたのがすごく面白かった。(筋トレ・ストレッチ・食事の方法など)」
「ダイエットしたい人も来ると、どういうダイエットが効果的か、勉強になって面白いかもしれない。」
「想像以上に対象とする分野は幅広かった。幅が広いというのはある程度は理解していたが、研究を指導してもらう教員を選ぶのが難しかった。」
(文科三類→スポーツ科学サブコース)

選んだ理由/迷った学科

・「もともとスポーツの研究に興味があったが、心理学にも興味があった。どちらも本格的に勉強できるのは、この統合自然科学科しかないと思った。」
・「進振り点が足りない場合、教育学部の身体教育学コースや文学部の心理学専修という選択肢も考えていた。」
・「スポーツの研究は幅広く自由にできるが、応用科学なのでその後に基礎に戻るのはかなり難しい。一度認知から離れて認知に戻ってくるのは難しい。スポーツに再び行きたいと思ったら大学院などで学べばよい、と考えた。スポーツはあとから勉強しやすい。」
(文科三類→スポーツ科学サブコース)

コミュニティとしての機能

項目 内容
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) 1-2
LINE
Slack
オフラインでのつながり 一部有り
上下のつながり

・一部の人同士で関わりはある。
・研究室に配属された後は、関わりはある程度できるかもしれない。
・例年だと、学部生どうしでご飯に行くことも多い。
・先生との関わりは研究室のカラーによる。
・積極的な指導がなされるかどうかは教員による

授業スタイル

項目 内容
1クラス当たりの人数 大人数授業:30名程度 少人数授業:10人以下
成績評価 出席/レポート/期末試験※

※成績評価は授業次第。人数が多いとレポートかテストになる。プレゼン評価の場合もある。オムニバス形式の授業だと先生の出す課題(レポート・感想文など)で評価。


・少人数授業では、双方向形式が多い。大人数は座学になりがち。
・質問には丁寧に答えてくださる先生が多い。
・他コースの生徒と一緒にスポーツコースの授業を受ける。
・院と合同の授業もある。

研究室・資料

特別な制度・その他

サブメジャープログラム:所属コースの主専攻だけではなく、他コースが提供する15単位程度の科目群を副専攻として履修するプログラム。修了生は卒業時に、卒業証書だけではなく、サブメジャー・プログラム修了証ももらえる。サブメジャープログラムに登録すると高度教養科目は取らなくてよい。


学融合型プログラム:分野横断的な学習を行うプログラムで、グローバル・エシックス、グローバル・スタディーズ、東アジア教養学、進化認知脳科学、科学技術インタープリターの5種類がある。例えばグローバル・エシックスでは社会・人文科学系の問題のみならず自然科学やテクノロジーに関わる諸問題に対応していくための包括的な価値観や倫理に関わる判断を下す力を身につけることを目的としている。文理の壁を超えてより複眼的知識を身につけたい人は検討してみても良いだろう。詳しくはこちらを参照。

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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