2年生Aセメスター
(※)週2回4,5限に開講。セメスターが3つに区切られて、テーマを順に取り扱う。テーマは、地球温暖化の根本的な原因/47都道府県のエネルギー消費量と二酸化炭素放出量に係るデータ解析/水俣病におけるターニングポイントと各ステークホルダーの動き の3つがある(内容は変わる可能性有り)。リサーチをしてプレゼンやディスカッションをする、ゼミのような珍しい授業形態。きちんと出席していれば成績は取りやすい。
・週一で駒場の授業があるので通学がやや大変。
・卒業に必要な単位が94単位と多いため、2Aにしっかり単位を取る学生が多数。後期課程において最も大変なセメスターだったという声も。
・座学の授業には、計画系の内容の授業が多め。環境系の内容のみに興味がある人だと座学の授業にあまり興味が湧かない可能性も。2Aは座学が多いため、この傾向が強くなる。
3年生Sセメスター
科目 |
区分 |
都市工学演習B第一 |
必修 |
都市工学実験演習第一 |
必修 |
・実験の授業が週2回3,4,5限にあり、午後全てを使う(授業が長引くことはあまりない)。
・環境に特化した授業は環境系の人だけが取る授業で、興味・目的が明確な人は楽しくなってくる。しかし、環境に特化した授業はテスト評価が比較的多いためテストの負担は増える。
・「都市工学の技術と倫理」という限定選択の授業は、週に2時間連続で設定されている。社会科見学のような内容で、浄水場などを見学した。授業の最後には1泊2日でダムを見に行った。おすすめの授業。(理科二類→都市工学科都市環境工学コース)
3年生Aセメスター
科目 |
区分 |
都市工学演習B第二 |
必修 |
都市工学実験演習第二 |
必修 |
実験の内容が3Sまでと異なる。3Sまでは一回完結式だが、3Aは複数回にわたる実験となる。
セメスターが大まかに2つに区切られる(ex. 浄水について/下水について)。1つのテーマに関して5,6回の実験をして、それらをまとめたレポートを書くため、1テーマあたりのレポートの負担が大きくなる(挿入図を含め1テーマにつき50ページを超える)。
実験の例
・活性汚泥の特性を知るため、沈降性を評価する
・浄水の過程での微生物を計数する
4年生Sセメスター
科目 |
区分 |
都市工学演習B第三 |
必修 |
(都市)卒業研究 |
必修 |
5月頭に研究室への配属が決まる。研究室ごとに定員が決まっており、卒論のテーマが提示される。研究室決めに関して、教員は全く口出しせず、決め方も学生が決定する。そのため、研究室決めの方法は毎年異なる。「希望が被れば成績の良い方が枠を獲得するドラフトスタイルで、事前に周りの学生がどの研究室を希望しているのか把握できる」という方法を取る年も。
4年生Aセメスター
単位を取り切っていない学生は単位を取りつつ、基本的には卒論に集中する。環境系では、実験が必要な卒論テーマ(実験系)とパソコン上で完結する卒論テーマ(解析系)がある。
一般に、学科によって解析系か実験系かが決定されることが多いので、学科の中で分かれるのは特徴的である。