教養学科 学際科学科A群
人数 |
10名前後 |
---|---|
ジェンダーバランス |
少人数学科学科のため、年によって変化しやすい |
要求/要望科目 |
なし |
就活or院進 |
院進は数名程度、残りは就職。官公庁・県庁がやや多めか |
公式サイト |
地理・空間コースは、地理学をはじめとする空間諸科学を基盤に、地理情報システム(GIS)、フィールドワーク、空間デザインなどの調査・分析ツールを学ぶ。最終的には、現代社会の諸問題を論理的に思考し、政策や計画立案といった実践的・応用的能力をも備えた人材の育成を目指す。
学際科学科は、科学史・科学哲学を扱う科学技術論コースと人文地理学を扱う地理・空間コース、更に理系の学際科学科B(総合情報学コース・広域システムコース)で分立している。2年次の9月下旬の学科ガイダンス途中で希望コースを提出してコース分けがなされる。同日、「コース別」にガイダンスを受けることになり、これ以降、地理・空間コース生は他の学際科学科生と集うことはない。
カリキュラムの種類は大別して3つ。
1つ目に調査・分析ツールの習得
2つ目に少人数での演習による議論・文章作成スキル習得
3つ目にテーマ選びやヒヤリング、文献渉猟やデータ分析を通じて仕上げる卒論執筆となる。
卒業必要単位は66単位。うち、必修と高度教養科目(※)を合わせて23単位、言語科目が12単位。他学部・他コース履修が20単位まで可能。
※高度教養科目:後期課程の学生が履修することができる、教養学部内の他学科/コース開講科目。自身の専門分野には直結しないことが多い、学際的内容の概論講義やグループワークが多く、国際研修の一部もこれに該当。前期生でいう「主題科目」に該当し、主題科目と合同開催される例も多いので、前期生が講義にいることも。
・履修学期指定有の必修は、「地理情報分析基礎Ⅰ」「調査設計Ⅰ」「フィールドワークⅠ」。指定無の必修は、「基礎論Ⅰ」「自然環境論」である。
・「地理情報分析基礎」「調査設計」は、2AでⅠ,3SでⅡを履修する。ともに松原先生、梶田先生、永田先生の3名が分担するので、うち2名分に当たることになる。
・「地理情報分析基礎」では、2Aはエクセル等、3SはGIS等を用いて統計をはじめデータ分析の基礎を身につける。
・「調査設計」では、そのセメスター直後の長期休暇で赴く「フィールドワーク」、通称「巡検」に行く準備を行う。行き先について、自身の研究テーマに関連する論文を読んだり、どういった関係者にアポを取るか考えたりする。なお、巡検先(※)は教員とTAが話し合って決めるもので、TAの出身地になる傾向、という噂。
※2020年7月現在より遡ると、四日市、酒田、白山(石川)、京都、広島、余市(北海道)で実習が行われた。なお、2019年度Aセメの四日市はコロナの影響で未実施である。
・1月に卒論発表会がある。2,3年生含め、ほぼ全員が参加。
・履修学期指定有の必修は、「地理情報分析基礎Ⅱ」「調査設計Ⅱ」「フィールドワークⅡ」に、「演習」が加わる。指定無の必修は、「基礎論Ⅱ」である。
・2Aの説明の通り、3Sでは「地理情報分析基礎Ⅱ」「調査設計Ⅱ」が開講され、前者ではGISを用いてデータ分析の基礎を扱い、後者では巡検の準備を行う。
・「演習」は3S、3Aで開講され、前セメスターの「フィールドワーク」のレポート作成指導が行われる。
・履修学期指定有の必修は「演習」のみ。なお、両「フィールドワーク」と「演習」を修得しないと卒論を書き始めることができない。
・卒論以外の卒業要件単位について、取り切っていない人は授業コマが多く、取り切った人はほぼ授業が無くなる。
・この時期から卒論のテーマを具体的に考えておくことが推奨される。
・1月に卒論発表会がある。昨年同様、2,3年生含め、ほぼ全員が参加。
・3年次末に研究室を選ぶ。准教授、教授で授業を持たれる方が、コース全体で4名いるので、各教員の専門分野と自身の卒論テーマを見比べて、どこが良いか選ぶ。抽選外れ等は原則ない。
・「○○研に属する」とは言うが、そこでコミュニティができるわけではなく、あくまで指導教員という位置づけ。
・卒論執筆スタート。「学際科学特別演習」「学際科学特別研究」という履修学期指定型の科目を履修。Sセメ・Aセメともに履修学期指定の必修だが、履修登録はどちらもSセメで行う。
・卒論以外の卒業要件単位について、取り切っていない人は卒業に向けて必要授業数を受講し、取り切った人はほぼ授業が無くなる。
・卒論以外の卒業要件単位について、取り切っていない人は卒業チャレンジしている。
・卒論執筆に専念し、1月までに提出する。
・1月に卒論発表会がある。
・教授・准教授の数が4名と少ない。(授業を持たれない助教の方を含め、合計5名となる。)
・昔、荒井先生という方がいて、その分の欠員が補充されていない。また、1名は人文地理学を専門としておらず、研究室の選択肢は3択となっている。コース生で教員の少なさを実感している人は多そう。(10名だけど)
・地理・旅行などが好きな学生が多い。
・卒業必要単位は66単位のみで、他学部履修も多く(20単位)認められるなど、全体的に自由度が高い。
・「もともと教養学部に進みたいと思っていて、その中で地理系の学科が面白そうだと感じた。」
(文一→地理・空間)
・一般的には、都市工や社会基盤と迷う人が多い。代によっては、第一段階でそれらの学科に内定せず、第二段階で来る学生もいる。
・コースSlackがある。
・人数が少ないので、縦(院生など)の繋がりが強い。TAや学生室にいる人として繋がることが多い。
・コース同期の10名の中でも特に、学生室によくいる学生どうしは仲が良くなりやすい。空きコマは勿論、昼ご飯も学生室で食べることが多い。学生室が駒場2号館にあるので、学食は遠い。まいばすけっとに買い出しに行くことが多い。
・コンパは歓迎会・追いコン以外ではあまり行われない。毎日会っているのも理由の一つ。
・研究室の教員と院生と学部生とで、偶発的にコンパが行われることは多いらしい。
・松原先生の授業では、クリスマス直近の授業でクリスマス会が行われる噂。
・期末レポートが一般的。言語科目は試験での評価となる。
・(そもそも10名のコースなので)少人数授業が多く、普段の授業でも月一程度のペースで発表担当が回ってくる。
・教職指定科目もあるので、20名~30名程度の規模の授業が多い。
・コース内の授業が他コース・学科・学部に比べて少なく、3年生と4年生を合計して、コース科目はSセメに8コマ、Aセメに10コマのみである。
地理・空間コース関係科目開講予定表(セメスター別):
地理・空間コース関係科目開講予定表(曜日・時限別):
・サブメジャープログラム:所属コースの主専攻だけではなく、他コースが提供する15単位程度の科目群を副専攻として履修するプログラム。修了生は卒業時に、卒業証書だけではなく、サブメジャー・プログラム修了証ももらえる。
※あまり履修している人はいない。
・地域未来の授業をいくつか受けると、プログラム修了証が貰える。地理・空間コースの授業で認定科目になっているものが多い。
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