2年生Aセメスター
・2Aでの必修科目は3種類ある。
科目 |
コマ数 |
社会学概論 |
週2コマ |
TAセミナー |
隔週1コマ |
社会調査 |
週2コマ |
・履修コマ数は、12コマ前後が一般的。
・持ち出し可能な文学部科目が少ないので、持ち出し可能な他学部履修をする学生が多い。分野として社学と親和性が高い後期教養が多めらしい。
※持出科目…後期課程の科目であるが、前期課程の対象学生も受講できる科目のこと。持出科目か否かはシラバスを見ればわかる。
社会学概論
オムニバス形式で、社会学専修の教員が1人ずつ講義。各分野や各教員について知ることができるので、ゼミ選びの参考とする学生が多い。毎週1500字レポートが課される。金曜1、2限が一般的。駒場1号館で開講。
TAセミナー
隔週開催で、院生主導で輪読形式のゼミのような形式。プロ倫(※)と自殺論(※)は毎年固定、もう一冊は年によって異なる。月曜5限が一般的。一回でも欠席すると、代わりの救済レポートが課される。
※プロ倫:資本主義経済に順応し「発展を遂げた国」と、「そうでない国」の間には、宗教の違いがあることを解明したマックスウェーバーの名著。
※自殺論:「社会的事実」を客観的かつ実証的に分析し、その実態を具体的な事例によって明らかにしようとしたデュルケームの意欲作。
社会調査
統計などを扱う。前期教養の基礎統計と同レベル程度で、教員も親切にいろいろ教えてくださるらしい。月曜3、4限が一般的。本郷法文2号館開講。
3年生Sセメスター
・3Sでの必修科目はゼミを除くと1種類のみ。
・履修コマ数は、12コマ前後が一般的。
・たいていの授業は法文1号館・2号館・文学部3番大教室で行われる。
・4月にゼミ選択が行われる。詳細は上記「学科概要」の通り。
・ゼミは基本的には火水木2限のいずれか、週1コマ。
・選択必修は3S以降で履修が可能となる。そのため、3S/3Aで週3コマ(6単位)ずつ計12単位を取り切る学生が多い。
社会学史概説
社学のメインの授業となるため、レポート等も一定量課される。試験は持ち込み不可で、語句説明&大論述構成となっている。試験の救済措置は追加レポートという形式で存在するらしい。
3年生Aセメスター
・履修コマ数は、12コマ前後が一般的。
・必修が無いので、選択必修やその他の科目で卒業要件に近い単位数まで修得する学生が多い。
・3年次末までに「ゼミ論」2万字程度を執筆し、これが卒論の準備となる。
4年生Sセメスター
・4月にゼミ選択が行われる。詳細は上記「学科概要」の通り。
・3年次とは違うゼミに移る学生も一定数いるが、大半は同じゼミに残る。
・希望調査によるゼミ振り(ゼミ振分け)は、卒論テーマと指導教官のテーマとの相性で判断されると思われるので、3年生の時に入ったゼミと同じゼミを希望して落ちることはまれと考えられる。
・卒論の執筆を開始。各学期1,2回ほど指導教官と面談しながら行っていく。
4年生Aセメスター
・卒論の執筆作業が主となり、中間発表や面談も経ながら1月に発表を行う。